ケチ子おばさんの空色ハット

山歩き 街道歩き その他お出かけの記録

中仙道② 板橋宿~上尾宿

新年 明けましておめでとうございます。

本年も「ケチ子おばさんの空色ハット」よろしくお願いいたします。

 

お正月は仕事をしていて、ようやく休みを取ることが出来ました。山に行きたいなぁと思ったのですが、寒いので(-.-)中仙道歩きの続きを歩きました。ちなみに、この日の日中の最高気温は7℃で、とても寒かったです。はい。

 

 

1、五街道 中仙道歩き2回目

はい、という事で、今回は寒いので山歩きではなく中仙道歩きの2回目に出かけました。と言っても、日中の最高気温7度ではかなり寒かったです。はい。お天気も終始曇り空の為、日差しもありませんでした(T_T)。

前回は日本橋~板橋宿という都心を突き抜ける街道歩き、今回は板橋から埼玉県に向かって歩いて行くため、次第に中仙道も住宅街の中を歩くことも多くなりました。

 

2、板橋宿を超えて~蕨宿

前回の終了地点である「都営三田線板橋本町駅」からスタートしました。国道17号を軸に若干西側と東側に旧中山道はあります。

・志村一里塚

一里塚とは「日本橋から一里毎に5間四方、高さ一丈近くの塚」☞「日本橋から3.93㎞(約4㎞)毎に9m×9m、高さ1.7m近くの塚」であり、塚には広葉樹(主に榎)を植えた。大木の為、夏は木陰、冬は日差しが降り注ぐ休憩場所であった。とのことです。一里塚は結構大きい建造物で、この志村一里塚国道17号を挟み両脇にどっしりと構えています。

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志村一里塚は、1830年(天保元年)の記録が残っている為、少なくても190年前には作られていたことになります。私は木に詳しくないのですが、落葉している為広葉樹と解ります。190年あれば、広葉樹は建築材料になるくらいの成長をするらしいので、現在の大きさであれば、当時もかなりの大木であったのかなぁと思いました。日本橋からは3番目の三里になり、11.79㎞になります。

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・戸田の渡し

五街道に関しての記事を色々見ていると、越えるのが難しいのが峠と川。そうです、峠越えは今では登山に近いものですし、川も橋が架かっていなければ自由にわたることもできません。中仙道は荒川を渡るのですが、当時は橋がかけられて無かった為、渡し船で渡ったそうです。

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渡し賃については良く解らなかったのですが、戸田橋のWikipediaに「通行は有料で渡船時代よりも高額であった。通行料は1人五厘、荷車を引いた牛や馬は1銭であった。」とあります。江戸時代は、荒川に橋を架けないで関所の役割もしていたとあるので、橋が架けられたのは明治8年5月でした。

明治時代の1円は今の2万円程の価値があったと言われている事もあり、計算すると通行料は1人約100円、荷車を引いた牛や馬が約200円になります。荷車を引いた牛や馬は、現在のトラックの様に思います。荒川を渡るだけなので、少しお高いです👀。

しかし、この値段は明治に入ってからの橋の通行料金で、渡し船より高くなったとあります。

 

・水神社

戸田の渡しの近くに「水神社」があります。荒川の護岸工事にて現在の場所に移動されたようで、本来は川岸にあったようです。安全に川を渡れるように神様として祀られたと思います。

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日本の神様は「古事記」に記載されています。その中で水をつかさどる神様がいないのが特徴と言われています(本当かうそかは不明)。例えばギリシャ神話では、水神はポセイドンです。そういえばそうなのです。天照大神は高天の原、ツクヨミは夜の国、スサノヲは海の国を治めるように命じられていますが治めていなかったような…。やっぱり古事記は良く解らないです。おそらくこの水神社は、古事記にある神様ではなく、この地の人々の信仰心で水を神様と祀ったのではないかと思いました。

 

・辻の一里塚

東京外環道のすぐそばにあり、中仙道では5番目の一里塚です。今は石碑があります。一里が3.93㎞なので、日本橋より19.65㎞になります。

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・蕨宿本陣と旧街道の名残りが残る街並み

国道17号を進むと、旧中山道の分岐に石碑が造られていて、ここより旧中山道、蕨宿に進みます。旧中山道の蕨宿の区間は街道が整備されており、当時の風景を想像する光景です。資料館も作られており、その隣に本陣も再建されています。

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本陣とは大名、公家、幕府役人などに宿泊が限定されている、一般人は使用できない特別宿泊所です。屋敷のつくりも大変立派なものであったようです。中仙道では本陣が比較的残っているとの事ですので楽しみにして街道歩きを続けます。

また、江戸時代に整備された五街道ですが、車社会になり、広い道幅が必要になるまでは交通の要であったことが、街道脇の古い住宅をよく見かけることで納得できます。

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3、浦和宿~大宮宿

調神社(つき神社)

「つき神社」と読むそうです。創建は1688年(寛文8年)で、江戸時代初期、2021年より353年前になります。徳川将軍は4代将軍家綱でした。天照大神と津佐之雄、豊受姫野命。

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つき神社の由来で、狛犬がウサギの珍しい神社です。可愛いウサギが阿吽の形で狛犬となっており、手水車も狛兎でした👀。

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このまま旧中山道は県道164号となっていて、JRの線路沿いに歩いて行きます。浦和駅与野駅さいたま新都心駅でのビル群と、沿道の立派なケヤキ並木を歩きました。江戸時代には松並木だったのかな(*^-^*)。

・浦和宿本陣

浦和宿本陣は現在跡地に記念碑が残っているそうです。江戸から明治に移り変わった時、本陣は役目を終えてしまいました。しかし立派な建物であり、本陣門は寺院などに移転や売却をされ、現在でも残っているそうです。この浦和本陣の本陣門は浦和にある「大熊家の表門」として残っている様です。いつか観ていたいです(*^-^*)。

大宮氷川神社と中仙道

浦和宿を過ぎると「氷川神社」参道、一の鳥居です。元々中仙道は氷川神社の参道でしたが、旅人が多くなるにつれ道路と参道を分けられ、分けられたのちは現在の県道165号になったようです。さすが、氷川神社です。とても立派です。大宮宿では白倉本陣や山崎本陣があったようですが、現在では痕跡は見られませんでした。

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4、大宮宿を超えて~上尾宿

大宮宿を過ぎると、にぎやかであった旧中山道(県道164号)も人通りが落ち着き、バス通りとなっています。このあたりはさいたま市の「中仙道歴史散歩コース」になっている様で、随所に案内板と史跡があります。

・古い石碑

安政7年、1860年、2021年より161年前の江戸末期の石碑で14代徳川家茂の時代です。

これは当時の道案内の為の石碑です。中仙道より大山御嶽山に続く道が分岐していたとのことです。地図を観る限りには現在は残っていないようです。

現在では👇のような看板の役割かも( *´艸`)。結構大事な標識であったと思います。

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庚申塔

中仙道を歩いていると、所々で庚申塔を観ます。すべてが同じではないのですが、三猿が足元にいる等、同じ様子が描かれています。江戸時代に流行った民間宗教の様です。

庚申塔(こうしんとう)って何:目黒区公式ホームページ

目黒区HPがとても読みやすかったです。

 

氷川鍬神社(氷川くわ神社)

寛永8年、1631年、2021年より390年前、鍬をご神体にされ、上尾宿本陣前に創建されている。神社前に案内版があり、当時の絵が観られます。神社鳥居正面に立派な建物(本陣)、神社を挟むように脇本陣が描かれていました。宿場の中心の場所だったと思い、現在でもJR上尾駅にほど近い場所です。

今回はここで終了です。上尾駅より電車で帰宅しました。

 

5、昼食とお土産

・久しぶりの外食

この日はとても寒かったのでお弁当は持参せず、休憩も兼ねてお店でお昼を食べることにしました。浦和~大宮はJRの線路に沿って歩くので、飲食店はとてもたくさんあり、何を食べるかも選び放題でしたヽ(^。^)ノ。やはり、寒いので温まるもの!(^^)!、と言えばラーメンです~。美味しそうなラーメン屋さんもたくさんありますが、その後もぺーうを落とさないで歩きたかったので、なるべく軽く食事を済ませたく、寄ったのは「日高屋」さんで、食べたのは👇。

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野菜たっぷりタンメン(麺少なめ)490円。

私が食べるに量はちょうどよいのですが、油が多すぎました。私の胃袋さん、頑張って消化して~。とお願いしながら歩きましたが、中々手ごわかったようでした(;^_^A。やっぱりお弁当が私の胃には良いかな。

 

・お土産

今回は街道途中でお土産に漬物を買いました。

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江戸末期創業の河村屋さん。中仙道沿いにお店があります。しば漬とべったら漬け、共にお買い得価格で購入しました。

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6、五街道歩きの記録

  • 歩いた場所 板橋宿(東京都板橋区)~上尾宿(埼玉県上尾市)
  • 歩いた距離 28.5㎞ (日本橋から40.7㎞)
  • 所要時間 6時間25分(30分の休憩時間を除く)
  • 歩行速度 4.38㎞/H

yamap.com

7、使ったお金💰

  • 交通費 電車、バス代 804円
  • 昼食(ラーメン) 490円
  • 土産(漬物) 819円
  • 合計 2113円

 

次のお出かけは山⛰に行きたい。

 

五街道 中仙道歩き、ケチ子は出来るだけ旧街道を歩きたいと思っていますが、時々旧街道より外れています。YAMAPで私の歩いた道をUPしていますが、正しい旧街道歩きではありません<(_ _)>。

中仙道① 日本橋~板橋宿

五街道を歩いてみたい  と思っていました。

 

五街道の歌♪

海沿い通るは 東海道

山側通るは 中山道

真ん中抜けるは 甲州街道

日光街道 奥州街道 五街道 ♪

 

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 五街道の拠点日本橋 地下鉄日本橋駅構内

 

いきなりですが、私は歴史が好きではありません(;^_^A。中学や高校でも、勉強をしたと思う事もありませんでした。山歩きを始めた私は、山頂に神社があったり、石仏があったりと歴史に触れる機会が多くなりました。そこで、解らない事があれば、解ったほうが、より一層山歩きを楽しめるのではないかと思っています。

 

1 江戸時代と五街道

歴史に興味が無かった私ですが、「江戸時代」には関心がありました。1603年から1868年まで、265年間も続いている事は本当にすごいと思いますし、それだけ続くことが出来た理由があるのではないかと思います。それに加えて東京に住んでいれば、意外と身近に江戸の歴史の跡に触れることが出来ます。

 

その江戸時代に整備された「五街道」。江戸時代より前は、京の都を中心として7つの街道がありましたが、時代は江戸となり、徳川家康が道路の整備をはじめ、五街道最後の完成は1772年(明和9年)10代将軍家治の時で、約170年間の歳月を要しました。幕府は完成後も道中奉行を置き道路の維持管理を行っていました。

 

街道は、参勤交代に使用されていますが、いずれにしろ、道路は物流・交通の要であることは、今も江戸時代も大きく変わらない事と思います。

 

現在になり五街道は少しの場所移動があっても「国道」として、物流・交通の重要な要として私たちも使っている、身近な道路になっています。私も、「中仙道」や「甲州街道」を車で楽しくドライブしていますが、江戸時代の人々と同じように歩いたことはありません。

じゃ、なかったらしたら良いヽ(^。^)ノ。

 

2 五街道の起点「日本橋

日本橋は、東京都中央区にあります。

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 日本橋にやってきました。ここまでの交通費は「定期ヽ(^。^)ノ」です(;^_^A。

地下鉄では東西線と銀座線、都営浅草線が走っていますが、東京駅からも十分歩いて行ける場所にあります。また、7つの国道の起点でもあり、昔も今も重要な交通の要となっています。

 

しかし、江戸時代には今のように電車もなく、車もありません。陸上の物資の移動は人間が担ぐか、馬になります。大量の運輸をするには、日本橋、橋…。そしたら川👀。「日本橋川」に架かる日本橋。何だか、橋が先で川が後のようです。日本橋川神田川からの支流で、隅田川に流れていますが、地図を観ると、皇居の外堀のすぐそばの竹橋近くまで続いています。陸路や河川で日本橋が物流の要となると共に、江戸城にも物資を大量に運び込む事が出来ていたと思いました。

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人間と物が多く集まる日本橋は、北詰めに「魚河岸」の跡が残っていたり、

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通りには代々続いている商店が今でも軒を連ねています👀。

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江戸時代から続いていると思われるお店の商品は、「鰹節」「海苔」。

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鰹節屋さんの看板に目が留まり、だしを買いました。

150円ですが、テイクアウトすると消費税が8%になるので147円でした。絶品だしでしたヽ(^。^)ノ。私は東のだしを飲みました。江戸そばに合うように「そうだがつお」のだしだそうです。ちなみに西のだしは「あご」だしとの事でした。本当に美味しい出汁でした。

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3 中山道を歩く

この日は午前中に用があった為、日本橋を13時頃に出発。最初の宿場である板橋宿まで歩きました。日本橋から板橋宿までの距離は二里。一里は3.93mで約4㎞なので約8㎞です。時速4㎞の速さで歩ければ、約2時間で到着するはずですが、YAMAPの記録では時間は3時間11分、距離は12.2㎞でしたので、時速約4㎞で歩いたことになります。街道歩きが目的なので、出来るだけ寄り道はしませんが、それでも色々史跡が目に入ると止まってしまいました。そして信号待ちも多く、中々スピードが出ない事も実感しました。

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神田明神湯島聖堂、東大赤門前、東大正門前と歩きました。

都内はあまり坂がありません。とりあえず歩く、ひたすら歩く。です。お弁当を持参しなかったので途中でお蕎麦でも食べようかとも思いましたが、中々タイミングよくお店に入れず、お腹が空きすぎてようやく東大の赤門前で「焼き小籠包」三個入り300円を購入。しかし、座って食べられる公園などが無く、巣鴨まで歩き道路のベンチでようやく食べました。美味しい~。

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その後、中仙道はとげぬき地蔵通りとなるのですが、人が多すぎて17号に撤退。その間に新選組近藤勇のお墓がありました。残念。

 

 4 板橋宿

巣鴨の先は板橋宿です。本日の目的地です。

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お寺、古い石仏や石碑、馬頭観音弘法大師、本陣跡

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板橋宿で特に有名なのは「板橋」でもありますが、

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もう一つ「縁切り榎」

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縁切り榎は皇女「和宮」の話があります。「和宮」、14代徳川将軍家茂、京より中仙道をとおり、江戸城へ。時代は幕末。深いです。そんな時代にも関わらず、縁切り榎を遠回りして降嫁し、家茂と共に徳川将軍が埋葬されている道成寺に埋葬されている。深いです。

 

縁切り榎を過ぎれば板橋宿も通り過ぎ、少し歩けば都営三田線の板橋本町駅です。

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五街道歩き、中仙道、日本橋から板橋宿

楽しかったです。はい。

歴史は得意ではないので、調べながらですが、それでも楽しいです。神社やお寺。人々が長く信仰している。信仰し続けているには理由があるのではないかと。石像や石碑も長くその場所にある理由。石像の表情。石像も人間が思いを込めて作ったものであるならば、表情には思いが詰まっているのではないかと思います。

 

又、江戸時代には、今のような便利さは無いかもしれませんが、江戸時代には江戸時代の暮らしの豊かさがあったのではないかと思っています。

 

京の都、三条大橋。たどり着きたいです(*^-^*)。いつになる事やら。

5 五街道歩きの記録

  • 歩いた場所 日本橋(東京都千代田区)~板橋宿(東京都板橋区)
  • 歩いた距離 12.2㎞
  • 所要時間  3時間11分
  • 速度    約3.9㎞/H

中仙道歩きの記録はこちら👇

yamap.com

6 使ったお金

  • 交通費 バス代220円(定期外の区間)
  • 飲食費 焼き小籠包 300円
  •     出し 147円
  • 合計  667円でした。

【雑談】取られた"(-""-)"

テント泊の時に使うマット

私はモンベルの一番短いのを購入しました。

 

これ、結構便利に使っています。

自宅でフローリングに座ったり、寝そべったりするときに使ったらあら便利ヽ(^。^)ノ。我が家には、愛犬「秋(あき)」さんもいるのですが、犬の毛に悩まされることもなくなりました。

 

そしたら、取られた"(-""-)"

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くつろいでるし(-.-)

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しばし、じっと見つめたら、

お座りをした。でも、マットの上。
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完全に取られた…。ま、いいけど。いいけどね。

日光白根山 晴天と氷点下と暴風

2020年、今年も冬を迎える季節になりました。

冬山については全く未経験に加えて、寒いのが苦手でもあります。

色々ネットの記事を読んだり、ショップの店員さんの話を聞いたりしましたが、何だかイメージが出来ません。

 頭で考えてばかりでは仕方がないので、山に行こうと思いました。早朝に都内の自宅を出発し、明るくなってから登山して、お昼過ぎには下山しようと、「日光白根山」に行きましたヽ(^。^)ノ。

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1 冬の山を知りたい 入門編の課題

はい、冬の山が全く分かりません。

どうしようかなぁと考えました。とりあえず、冬の山を知ろうと思いました。自分の体力と、能力を考え、何処の山が良いかなぁと。 

いきなり、雪山になっている山に行くわけにはいかないので(👈当たり前です)、道迷いの心配が少ない山で、以下の体験が出来る山に行こうと考えました。

①寒い冬登山の体温コントロールと服装:氷点下の寒さが望ましい。本当は寒いのは苦手です(T_T)。

②雪の登山道とアイゼン:積雪は深くないが、軽アイゼンが必要な区間もある事。今年の高い山は一度雪が降った後暖かさで溶けている可能性もある。

③晴天と暴風:天気が良い事。さすがに雨は無理です。できれば風も体験したい。

そして、「無理・危険を感じたらすぐに諦める」、登っている最中「来た道を戻れるか。戻れる体力はあるか、登った道は下れるか」と、常に下山出来る事を考えて登ることにしました。

 

2 日光白根山

群馬県と栃木県の境にある標高2578mの火山で、北関東以北の最高峰です。

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  日光白根山は北関東以北最高峰

少し話がそれますが、日本の最高峰と言えばもちろん「富士山3776m」なのですが、その次はもちろん「北岳3193.2m」で南アルプス(赤石山脈)、3位は「奥穂高岳3190m」北アルプス(飛騨山脈)です。以降100位までの山は北アルプス52、と南アルプス31、中央アルプス(木曽山脈)9、八ヶ岳5で、日本の高い山100位までの97座が、この4か所の山脈にあります。残り3座は、独立峰の「1位:富士山」と「14位:御岳山3067m」、「90位:白山2702m(両白山地)」が加わっています。

100位以下は、この4ヶ所の山脈の山が続く中に奥秩父山塊の山が入り始め、「日光白根山2578m(日光連山)」となっています。関東以北とすれが奥秩父山塊が入るため、北関東以北最高峰です。ちなみに、北関東以北で次に高い山は「燧ケ岳2356m(尾瀬:独立峰)」です。「西は?」というと、石川県、富山県岐阜県にまたがる両白山地を除くと、「石鎚山1982m(石鎚山脈)」で四国の愛媛県と高知にまたがる山脈にあります。

 日本百名山でもある火山、山頂からの素晴らしい眺めと神社

長々と話がそれてしまいましたが(;^_^A、日光白根山は、日本百名山に「奥白根山」として選定されています。奥白根山と言われているという事は、前白根山もあります。

火口湖である「五色沼」の周囲を囲むように「前白根山」「奥白根山(日光白根山)」「五色山」と外輪山があるように見えます。

その中の最高峰が「奥白根山(日光白根山)」。奥白根山が一番高くなったのは、日本百名山の中に「(山頂に)小火口跡があちこちに散在しており…」と書かれており、山頂に複数ある小火口から流れ出た溶岩が、外輪山の一部であった「奥白根山」を高く盛り上げ、関東以北最高の山となったと思いました。山頂付近は急登の岩を登りますが、岩は溶岩で、とても滑りにくく登りやすかったです。

山頂は、森林限界を超えている溶岩の塊で360度の展望です。

「女峰山」「小真名子山」「大真名子山」「男体山

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男体山」と「中禅寺湖

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男体山中禅寺湖は特に素晴らしい眺めでした。

谷川岳」、遠くには雪のかぶった山脈、多分北アルプス南アルプス

そして「富士山」も観えました。

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山頂より少し降りたところに「奥白根山神社」があります。

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他にも「弥陀ヶ池」や、今回は行かなかった「賽の磧」「血の池地獄」「座禅山」等があり、信仰の山であったように思われます。

 五色沼と弥陀ヶ池

共に火山湖なんだろうなぁと思います。すごく水が澄んでいます。

菅沼より歩いて行くと、先に「弥陀ヶ池」に着きます。

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日光白根山山頂の麓にある美しい火山湖です。登山道は湖のすぐそばを通りますので、木道も整備され、とても歩きやすくなっています。

「弥陀ヶ池」という名前を見て何か???。「阿」が足らないのかな。「阿弥陀」のアが省略されています(*^-^*)。色々調べてみましたが、阿弥陀を弥陀と省略されることもあるようです。ちなみに阿弥陀仏はインド語で「無量の光明」「無量の寿命」の名前を持つ仏様です。

弥陀池は、無量の光明である太陽の光に美しく輝き、無量の寿命のような枯れる事のない湖なのかもしれません(*^-^*)。

 

弥陀池より少し標高が低い場所に「五色沼」があります。「沼」は透明度が低いときに使われますので、ここは「火口湖」と思います。とても透明な湖です。

表面の氷が風にふかれて流されています。氷が流されてきしむ音を初めて聞きました。湖の表面に張った氷はとても純度が高そうで、キラキラ光っています。

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五色沼周辺は広い窪地で砂場になっており、ゆっくりのんびりと湖畔散歩を楽しめます。気候が良ければゆったりとのんびりしたいと思う程ですが、今回は「寒い」ので、お散歩のみですが、かなり気持ちが良いですヽ(^。^)ノ。まさに、天空のオアシスです。

水場もあるようですが、解らなかったです。

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この二つの湖ですが、こんなに標高の高い場所で透明な湖水はどうしたら保てるのだろうと思いました。

弥陀ヶ池のほうが標高が高いので、五色沼に流れ込んでいる事も考えられますが、二つの池は少し離れているから…。

この辺りは火山の為溶岩で出来ているし、こんな高い場所なのに等を考えましたが、良く解りませんでした(*^。^*)。

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一番右が「五色沼」、弥陀ヶ池は山に隠れていて、二つに見えるのが「菅沼」、一番左が「丸沼」だと思います(;^_^A。

 登山コースと駐車場

登山するにはいろいろなコースがありますが、今回は「菅沼駐車場」より登りました。ちなみに「日光白根山ロープーウェイ」は11月8日で今年の営業は終わっていますし、菅沼駐車場にあるお店も締まっていて、トイレも使えませんでした。お店の脇から登山道に続いており、そこに車を停めることが出来ました。

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登山道はとても解りやすく歩きやすかったです。さすが人気の山だと思いました。シーズンに来れば沢山の人で賑わっているのだろうなと思いますが、シーズンオフは数人の登山者がいるだけで、とても静かな山歩きが出来ました。

 

弥陀ヶ池から山頂を目指し、五色沼に降りて、湖畔を散歩し、弥陀ヶ池に登り直して、来た道より下山しました。迷う事はありませんでした。五色沼より弥陀ヶ池への登り直しが一番きつかったです(;^_^A。

 

3 初冬の日光白根山で解ったこと

 ① 寒い

  寒い中でどうやって自分の体温を守る?

はい、登山口に着いた時、車の温度計は-5度、閉まっている売店にあった温度計は-7度。約800の標高差を登りました。朝7時半位に出発し、晴天でしたが、すごく寒かったです。

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当然氷点下でもある寒さの中です。じっとしていても体温を奪われます。しかし、登山は結構な運動量ですので、歩いていればかなり体温が上がります。体がポカポカしてきます。なので行動中の体温は保てるます。しかし、濡れるとまずいなぁと思いました。

濡れると蒸発する際に気化熱を奪われます。濡れたままで風に当たると体温を奪われます。この寒さの中で、濡れることで体温を奪われる事は非常に危険で、かなり危ないと感じました。だから濡れないようにする。

  どうやって濡れないようにするのか。

汗をかかないように調節する。服装はもちろんです。汗をかかないように自分に合った服装が大事です。運動量や風に合わせての調節も大事でした。そりゃ、歩いている時と停まっている時、無風の時と強風の時は同じ服装という訳には行きません。そして、汗をかかない程度の運動量にすることも気を付けないといけないと感じました。汗をかきそうだなと思ったら少し活動を軽くする。登っているこちなら少しペースを落とす。少しの事でも濡れるよりは良いと思いました。

もう一つ思ったのは👇の写真です。

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私は普通の手袋で行ったのですが、冬登山では防水の手袋を使われることがあります。雪が付いた手袋を観て思った事は、「雪が解けたら濡れる」。手や足先は心臓から遠い部分なので、血流量は少なく冷えることは凍傷になります。手袋に雪が付くことが大変なことになると感じたので、手袋に雪が付かないように雪のある所は触らないようにしました。

  食べ物と飲み物は冷たくなる

その他に、寒さを一番感じた事がありました。持参したランチジャーのお弁当を食べていたら、ホカホカだったご飯が食べ終わる前にドン冷えになってしまった事。持参していた梅おにぎり🍙がドン冷えに冷たかったこと事Σ(・ω・ノ)ノ!でした。何も考えていなく、何時も通りに保温ジャーでご飯を持ってきましたが、救われました。普通のお弁当箱では冷たくなりすぎて食べるのは難しいし、冷たい食べ物で体温が下がることを、行動による運動量とも考えなくてはなりません。バーナーを持ってきたとしても、それが使えるか、今回は風がありました。もちろん少し降りたところに避難小屋もありましたのでそこでバーナーを使って暖かい食事をとることはとても良いと思いますし、私もバーナーを持っていけば良かったと思います。

ボトルで持参したお茶の冷たい。当たり前の話ですが冷たいのです。冷たくなりすぎないように保温ボトルや保温ジャーを上手に使う事も考える機会になりました。

夏の間は腐らないかを心配しましたが、冬は凍らないかを心配しなくてはならないです、はい!(^^)!。

 ②雪の登山道と軽アイゼン

登山道に特に危険な場所は無く、山頂付近の岩場も急登ですが登りやすかったです。やはり危険なのは雪道でした。

 

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このような場所が数か所ありましたが、登りはアイゼンなしでも登れました。下りは軽アイゼンが無いと滑るので使いました。

軽アイゼンを着けて歩くのは歩きにくくなるとありますが、そもそも軽アイゼンが必要なほど滑るので、滑る登山道を普通の登山靴で歩くより、歩きにくくなるアイゼンを登山靴に着けて滑りにくくして歩くほうが断然楽でした。雪道にアイゼンは必須でした。あるほうが歩きやすいです。

 ③晴天と暴風

 私が行った日の天気予報は、晴れで風が強いでした。

登山口に着いた時には無風でした。しかし、山なので登ってみないと解りません。森林限界を超える少し前より風が強くなりました。弥陀ヶ池を超えると森林限界を超えるのですが、さすがに森林限界とは良く表現されていると思いました。この風では樹が育てない。今まで2回森林限界を超える登山をしていましたが、天気が良く風もありませんでした。なので、森林限界の意味を初めて実感できました。百聞は一見にしかずです。

暴風の登山で気を付けないといけない事。

撤退する勇気を持ち、無理をしない

そして、暴風によって奪われる体温を奪われないように保つこと。

私の持っているウェアの中で一番風を通さないものと考え、いつも通りに持参していたのがレインウェアの上下。まず上を羽織りました。大正解でした風を防げました。レインウエアなので、ファスナー部分もばっちりです。そして最後の急登を登る前にレインウエアのパンツも着用。それくらい風が強かったですが、着ると風を通さないので体温を奪われることはありません。あとは汗をかかないように運動量の調節をしながら登りました。

かなりの強風(大型台風並み)でしたが、吹き飛ばされることもなく?体温を奪われることなく少し降りたところで風がやんだので絶景ランチしました。

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4 冬山は奥が深い

寒いだけでも体温を保つことを考えなければならず、そのうえ雪道は滑ったり、濡れたりしないように注意しなければならないので、冬山は夏山のように歩けない事が解りました。日照時間も短いですし、夏のようにサクサク歩けないので、行動時間を同じように設定出来ません。

もっと積雪量が増えると、登山道が観えなくなるでしょうし、雪に靴が埋まることも考えられます。他にも夏と同じようにいかない事が沢山あるでしょうし、難易度が上がることはもっともな事と思いました。冬山は奥が深いです。

5 山歩きの記録

合計距離:9.8㎞
最高地点の標高:2578m
最低点の標高:1738m
累積標高(上り):991m
累積標高(下り):989m
山にいた時間:6時間57分(休憩時間30分含む)

💰使ったお金💰

高速道路:2330円(帰りは関越道大渋滞の為一般道を走りました)
ガソリン代:2160円
合計:4490円でした。
 

三峰神社奥宮 妙法ヶ岳と秩父滝沢ダムもみじ湖とループ僑、道の駅あらかわ

一日で行きましたが、何だか内容が盛りだくさんになってしまいました。

ドライブが好きで、時々出かけたくなります(*^-^*)。紅葉と壮大な景色を観にドライブしましたヽ(^。^)ノ。

 

 1、三峰神社奥宮 妙法ヶ岳

 ①三峯神社

関東で有名なパワースポット「三峯神社」。その歴史は古く、今から1900年もさかのぼります。その頃の日本は「弥生時代」で、ようやく農耕社会となり「倭国」と呼ばれていました。その100年後には卑弥呼が「倭国王」となっている時代です。

神社は奥秩父のずーと山奥の標高1100m付近にあります。麓から登ることもできますが、神社付近まで車で行くこともでき、路線バスもあります。

私は、ここの紅葉が好きで、紅葉シーズンに来るのは二回目です。しかし、紅葉渋滞は必須で(;^_^A。大渋滞します。はい。

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 ②妙法ヶ岳 三峯神社奥宮

三峯神社の三つの山は「雲取山」「白岩山」「妙法ヶ岳」で、その妙法ヶ岳に奥宮が祀られています。三峯神社には何度か来ていましたが、奥宮には行ったことが無かったので、せっかく山歩きを始めたこともあり行ってみようと思い立ちました。

 

奥宮までは片道約1時間半と言われ、2の鳥居がある参道入り口からは標高差約230m登ります。

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登山道(参道)は山道なので出来ればトレッキングシューズがあると良いと思います。木の枝が出ている部分もあります。しかし、距離はあまりないのでスニーカーでも注意すればいけない事は無いと思います。奥宮の近くには鎖がある岩場があります。途中の難しいところには階段も作られていますので気を付けて進みました。

お天気が良く参拝者も多い日でしたので、奥宮に行かれる方も多くいましたし、道に迷うような場所もありませんでした。

妙法ヶ岳にある奥宮はとても立派なお社で、眷属であるお犬様に守られていました。

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 ③三峯神社の眷属 お犬様

その昔、日本武尊がこの山付近で道に迷い、道案内をしたのがお犬様(日本狼)と伝えられるとともに、この山塊に生息していた日本狼は山畑を荒らす害獣熊などを追い払う役割をしていた事もあり、人々に信仰され「御眷属(お使いの神)」として崇められています。

山歩きをするようになり、山は古くより人々の信仰の対象であり、多くの山に神社がまつられているなぁと感じました。その中で、この奥秩父の山塊のある神社には、神社の狛犬が狼の神社があることを知り、元々大の犬好きである私は、色々な駒狼犬を観たくなり、駒狼犬探しをしています(*^-^*)。何だか狼ってかっこよいですヽ(^。^)ノ。

三峯神社は大きな神社なので、沢山駒狼犬があると思い一体どれくらいいる?と思いました。

三峯神社の入り口の三ツ柱鳥居の狛犬

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拝殿前には青銅製のお犬様

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お犬様が祀られている「御仮屋」

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奥宮

 

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お犬様だらけでした(*^。^*)。

 

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 ④三峯神社奥宮の鳥居

三峯神社の奥宮の鳥居は色々調べてみると二の鳥居からしか解りませんでした。何故?二の鳥居があるなら一の鳥居は?と思い、探してみることにしました。

👇が一の鳥居で、神社の中にありました。拝殿より少し戻ったくらいの場所かな。

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それから奥宮参道入り口(雲取山への登山口)に2の鳥居があり、合計5つの鳥居がありました。

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 2、秩父滝沢ダムもみじ湖とループ僑

 ①国道140号とループ僑

三峯神社を後にして滝沢ダムとループ僑に行きました。三峯神社より車で下山し、秩父に戻らないで反対方向に国道140号を走ると突然大きなダムとループ僑が現れます。その姿には圧巻させられます。

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国道140号は、奥秩父山梨県に抜ける国道で、雁坂峠をトンネルで突き抜けています。そのトンネル雁坂トンネルは日本三大峠雁坂峠(標高2082m)を突き抜けるトンネルで、平成10年(1988年)に10年の工事期間を経て完成した、一般国道では日本最長の6625mのトンネルです。一般国道ですがトンネルを通るのは有料で、普通車740円(軽自動車590円)です”(-“”-)”。

 ②圧巻のループ僑

ループ僑の正式な名前は「雷電廿六木橋(らいでんとどろきはし)」というそうです。

国道140号は荒川水系にそって走っており、雁坂峠を抜けるのには高度を上げなくてはならず作られたそうですが、とても見事で美しい建造物です。そしてそのループ僑に重力式の滝沢ダムが重なり、とても素晴らしいです。なかなか、このような建造物を観ることは出来ないのではと思う程ですヽ(^。^)ノ。

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 ③滝沢ダム

 滝沢ダムは日中であれば自由に見学することが出来、ダムのエレベーターより下に降りることもできます。下から見上げても大迫力です。このダムの壁は直線で「重力式」と呼ばれています。直線のダムの壁を間近で見るのは初めてです。すごい👀。

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 ⓸踊沢不動 滝とお不動様、天然水

滝沢ダムの下を少し入るとお不動様と滝がありました。滝は少し奥まったところにありますが美しい滝です。

「草薙の水」と書かれた天然水がありました。癖のない美味しい水で、少し持ち帰りました。

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3、道の駅荒川

帰宅途中に休憩を兼ねて「道の駅荒川」に寄りました。

ここは、よくドライブしている時に看板を見かけるのですが行ったことはありませんでした。道路から建物や駐車場が観えないので。実際道路からそれていきましたが、結構入っていった所に建物はありました。

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武甲山が良く見えました。

 4、お出かけの記録

 ①山歩きの記録

  • 山の標高:1329m
  • 歩行距離:6.6㎞
  • 累積標高(上り):597m
  • 累積標高(下り):579m
  • 時間:2時間15分

 ②使ったお金

  • ガソリン代:1440円
  • 駐車場:520円
  • いもでんがく:300円
  • 合計2260円

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※参考)日本三大峠

絶景の谷川岳 西黒尾根より登る

 紅葉の谷川岳に行ってきましたヽ(^。^)ノ。

 
今年(2020年)谷川岳のロープーウェイは、9月の大雨で被災し、復旧作業の為10月末までお休みしています。
 
無事に復旧され、賑やかな谷川岳が早く戻りますように思っておりますm(_ _)m。
⇒10月28日(水)よりロープーウェイは運転再開されています。
 
ん?! ロープーウェイが動いていない?!。
確か、谷川岳は登山道に岩場や鎖場があり、簡単に登れない山だった様な。
 
( ̄ー ̄)ニヤリ  今がチャンス!。
空いている谷川岳に行きたいヽ(^。^)ノ。
 
 
早朝、出発して関越自動車道を走ります。
高速道路を降りたらすぐ、目の前に谷川岳です👀。
 

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尖っている双次鋒が特徴の谷川岳です。

2つの峰は「トマの耳」と「オキの耳」。
猫の耳の様に観えます😺。
 
余談
早朝出発して、4時までにICを通過すれば適応される「高速道路の深夜割引」を利用しようとしましたが、関越自動車道「練馬IC」をまさかの3分遅れ(T_T)。はい。詰めが甘いです(T_T)。
私の車は軽自動車ですので、深夜割引2210円、休日割引料金2490円で、差額は280円でした。ちなみに平日で割引が無い時間帯に利用すれば3150円です。
 
【絶景の谷川岳ヽ(^。^)ノ。】
 

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登山道より山頂を望む
 

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途中にある「ラクダの背」
 

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前日の寒さで雪化粧をした富士山
 

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お腹が空いて朝ごはん🍙。
目の前には絶景ですヽ(^。^)ノ。
 
お天気が良いこの日、まさに絶景が広がっていました。
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谷川岳を含む付近の山塊の稜線は言葉にならない程の美しさです。まるで写真を観ている様です。
 
遥か遠くまで見渡す事が出来、
中央アルプス南アルプス八ヶ岳蓼科山、雲が覆う霧ヶ峰、そして浅間山浅間山は噴火した時に流れた溶岩流はここかなぁと思う所も観えました。
 
群馬県の山の向こうから頭が見える富士山。
 
日光白根山那須岳尾瀬ヶ原も観えます。
 
目の前の景色はまるで「立体模型」の様でした
ヽ(^。^)ノ。素晴らしい(^o^)。
 

f:id:kechico:20201101203701j:plainトマの耳 標高1963m

オキの耳 標高1977m

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トマの耳ではお天気が良かったですが、オキの耳では雲の中ですΣ(・ω・ノ)ノ!。
 

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こんなに山って綺麗なんだ👀。
 

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山小屋のベンチで休憩。
温かい飲み物で温まります(^^)。
 

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断崖絶壁で休憩(^_^;)。
ザックがパンパン(^_^;)。日帰りなのに。
 
【気象条件が厳しく、森林限界が低い】
谷川岳は、日本海側からと内陸の群馬側からの天気がぶつかりあうので、気象が厳しく森林限界が1500m程です。森林限界とは厳しい気象により高木が生育できないとされており、その山により標高が変わります。
私が以前行った八ヶ岳は、テント泊をした「赤岳鉱泉」で標高約2300mありましたが、木々が生い茂っていました。奥秩父の山で標高1500mの山は三頭山1531m、御前山1405mなどがあります。一番高い雲取山で2017mもありますが、いずれも森林限界ではなく、木々が生い茂っています。
 
1500mで森林限界となる谷川岳は、いかに気象条件が厳しい事が良く解ります。
厳しい気象条件だから、天候が変わりやすいので、登山する際には注意が必要です。私が行った日はとても天気が良かったのですが、オキの耳や、トマの耳では、突然雲に覆われてしまいましたし、稜線に雲が多い被さったり、天気はめまぐるしく変わりました。
 
雲が稜線に差し掛かってきています。
 

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【西黒尾根を登る】
まず、登山口の看板ですヽ(^。^)ノ。

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初心者厳禁と書かれています(-.-)。
 
西黒尾根のコース登りは、急な登りがずーーと続いた感じでした。後で知ったのですが、「日本三大急登」と呼ばれているそうです(-.-)。
ちなみに、日本三大急登と一般的に呼ばれているのは「甲斐駒ヶ岳に登る黒戸尾根、谷川岳に登る西黒尾根、北アルプス烏帽子岳に登るブナ尾根」との事です。谷川岳の西黒尾根は、しっかり入っています。はい(・_・;)。
 
危険ですか?と問われると、危険だと思います。はい。
岩場や、鎖場の経験がある程度必要かなぁ。というのも、岩場や鎖場のある場所が森林限界を超えている高い場所にあります。そして、岩場の岩も大きくて、高くまで登らなくてはいけなく、捕まることが出来る突起などが少なく難しいです。こんな感じです👇。
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登山道も時折狭い場所があります。結構狭かったです。こんな感じ👇。山肌は綺麗ですが、結構危険です。はい。

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 ただ、すごく景色が良いです。ずーっと良い景色の中で急登を登ります。山頂はどこにあるのかと、途方に暮れる様な感じでした。
しかし、登り切ったら必ず先に頂上はありますので、頑張って登りました。はい!(^^)!。大変でしたけど、楽しかったです。
 
 
 【最後に】

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やっぱり、撮りたい顔出しパネル(^_^)v。
 
写真を撮ろうとして動画になってしまいました。再生する価値はありません(;^_^A👇。
とても美味しく頂いた🍦でした。
 
【山歩きの記録】
  • 合計距離:11.5㎞
  • 最高地点の標高:1977m
  • 最低点の標高:724m
  • 累積標高(上り):1493m
  • 累積標高(下り):1493m
  • 山の中にいた時間:8時間21分(休憩時間1時間30分含む)

【使ったお金】

  • 高速道路代  3320円(帰りは関越道が渋滞していたので一般道も走りました)
  • ガソリン代  約1300円
  • 駐車場代    500円
  • ソフトクリーム 400円
合計     5720円 でした(*^。^*)。
 
 
 

高川山 富士山とリニア、道の駅つる 山梨県

雲一つない、秋の青空。 
 
大好きな富士山を見たくて「高川山」へ出かけました。 
高川山山梨県大月市都留市の間にある標高976m山です。
 
葛飾北斎富嶽三十六景」や歌川広重等、日本人は様々な場所や風景から見る富士山が美しいと感じます。
今回は、大きい富士山が観れ、混んでいない山が良いなぁと思い「高川山」に決めました。
 
高川山からの富士山は👇
山梨県都留市より登る「高川山」。
 山頂から望む富士山は、何時も都内から見る「チラ見」ではなく、どっしりと、とても大きくて美しい姿でした。やっぱり、富士山は美しいです(*^-^*)。 
 
相変わらずですが、出発が遅くなったのと、中央道の渋滞に巻き込まれたので、到着時間が遅くなり、山頂に着いたのは13時ごろ。
雲一つないお天気でしたので、眺めは良かったです。ただ、空気が澄んでいる早朝のほうがもっとクリアに観えそうでした(;^_^A。そして、昼頃は逆光になります。
しかし、とても眺めが良く富士山が良く見えます。
 
【「道の駅つる」から登る】
道の駅つるに車を停めて早々に登山道に歩いて行きました。

 

都留市リニアモーターカーの町です。道の駅から見えるリニア見学センターです。
リニアが通ると轟音。びっくりΣ(・ω・ノ)ノ!しました。
 

登山道を少し進むと、とても穏やかな表情の石仏がありました。
 
 
キダチコンギクとグーグル先生が教えてくれました。野菊のようです。
 
 
高川山は、中央道と、富士山に向かう高速道路に挟まれており、尾根道を歩いている時には、木々の間より「走る高速道路」とその周辺の街並みを観ることが出来ます。車が走る音も良く聞こえるので、何も音がしない静かな山を感じられる時間は少なかったです。
 
登山道は整備されているので歩きやすく、少しの岩場もあり、楽しく山歩きが出来ます。
 
高川山山頂からの絶景】
1時間強で山頂につきます。山頂は広くなく、人気の山のようで沢山人がいました。
山頂からは目の前にドーンと富士山、そして、360℃景色を見渡すことが出来ます。もちろんリニアも見えます。
 
 
お昼ご飯は、うどんを作って山ご飯しました。
はい、朝からご飯を炊く時間が無かったので、冷蔵庫にあったうどんを持って来ました(;^_^A。
卵を落として月見うどん(豚肉入りヽ(^。^)ノ)。目の前の絶景を眺めながら食べました。
👇こんな絶景ですヽ(^。^)ノ
最高の贅沢ランチです(´~`)モグモグ。
 
 
 
下山途中の道路より、富士山がよくみえました。山頂で富士山の左側に控えていた山が富士山にかぶっていますが、重なる稜線も美しいです。富士山の存在感はとても大きいです。
【リニア】
名古屋から東京にむかい「高川山」のトンネルを抜けたリニアは次の「九鬼山」に突入します。この山も登ってみたいと思いました(*^-^*)。地図を見ているとこの辺りのリニアはほとんどがトンネルのようです。
谷合の町をリニアが突き抜ける光景は圧倒させられるものでした。
 
おまけのソフトクリームは「信玄ソフト🍦」
👆美味しかったです。道の駅つるで購入。
何だか最近よくソフトクリームを食べていますが、これは、結構美味しいです。
濃厚なソフトクリームに黒蜜ときなこで信玄餅の味がしましたヽ(^。^)ノ。
 
何処のSAだったのか忘れましたが(多分諏訪湖SA?)、信玄餅の入ったソフトクリームがあったと思いますが、これは入っていませんでした。ソフトクリームが濃厚なのでこのくらいがちょうどよいかもしれません!(^^)!。
 

【山歩きの記録】

  • 合計距離:9.3㎞
  • 最高地点の標高:976m
  • 最低点の標高:402m
  • 累積標高(上り):716m
  • 累積標高(下り):716m
  • 山の中にいた時間:4時間19分(約1時間の休憩時間を含む)

 

yamap.com

【使ったお金💰】

  • 高速道路代  2550円
  • 朝は渋滞していたので一般道も使用
  • ガソリン代  約1000円
  • ソフトクリーム 420円

合計      3970円

 

【雑談】登山中の写真

先日、谷川岳に行きまして、とても楽しい山歩きが出来ました。

 

谷川岳のブログはこちら👇

kechico.hatenablog.com

 

 

余りにも綺麗な景色だったので、YAMAPを使われている他のユーザーさんも綺麗な写真をUPされているだろうなぁと思い、拝見していた所、

 

なんとΣ(゚∀゚ノ)ノ

私が写っておりましたヽ(^。^)ノ。

 

その写真がこれです👇

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撮影されたのは「スキーヤーk」さん。

 

青空に森林限界を超えた、色づいた山肌の素敵な色合い。稜線の登山道。綺麗な写真です。

 

こんなおばさんが写り込んで申し訳ありません(汗)。

コメントで写真を使わせて頂けるようにお願いをした所、快く了承頂けました。有り難うございますm(_ _)m。ヽ(^。^)ノ。

 

中々、こんなに素の自分の写真は無い事や、

こんな美しい写真、とても嬉しいです。

 

記念写真になりました(•ө•)♡。

天然温泉真名井の湯とJA直売所 埼玉県富士見市

週末のお休み、台風の影響もあったので2日間お天気は余り良くありませんでした。

 

土曜日はさすがに朝から雨でしたので、自宅で家事をしたり、以前より書けていなかったブログを書いたりしていました。

雨の日の家事は余り色々出来ないので、簡単に掃除をして、洗濯は浴室乾燥機を使うのでお風呂場に干すだけです。

 

愛犬のわん子さんと遊ぼうとしましたが、わん子さんはお出かけに連れて行ってくれないと解っているのか、私の事は相手にしてくれません(T_T)。


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そんな土曜日を過ごした翌日の日曜は、やはりお天気は良くないのですが、余り遠くない日帰り温泉に行ってみようと、思い立って出かけました。

 

はい、温泉♨好きです(^^)。

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天然温泉 真名井の湯 大井店

埼玉県富士見市

土日祝 大人1人非会員 900円

 

あら、こんな所にあるのね、という感じで、町に程近い住宅街と畑?の辺りにあります。

 

で、どうなのか?と言えば

結構良かったですヽ(^。^)ノ。

街中の温泉施設は、山奥の温泉では無いので、同じものを求めてはがっかりしてしまいます(´・ω・`)。

だったら、山奥の温泉♨に行けば良いのですが、何せ片道3時間だと往復6時間。ちょこっと温泉♨に入りたい時に6時間はさすがに遠いです。はい。

なので、結構近くの温泉にも行っています。

 

片道1時間強の範囲でも、結構日帰り温泉はあります。何ヶ所か、日帰り温泉に入っていますが、ここも良いですヽ(^。^)ノ。

 

街中の温泉♨は人が多い。はい。人混みが苦手な私は、空いているととても嬉しい(*^-^*)。

湯船のお湯も空いている方が気持ち良いです。はい。

 

ここは、地元の方に人気の温泉♨の様です。更衣室も浴室も広々と作られているので、そんなに混んでいなければゆったりと入れます。かなり広いと感じます。


はい、ゆったりと入れました(^^)。

 

コロナウイルスの影響か、座湯や打たせ湯からはお湯が流れていませんでしたが、広々とした露天風呂はとても気持ち良く楽しめました。

 

私が好きな壺湯が2箇所あり、お湯は良いです。匂いは殆どなく、色は茶色です。ヌルヌルした感じは余り無いですが、お肌はスベスベします。温度は低めで、ゆったりと手足を伸ばして入れますヽ(^。^)ノ。

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壺湯 画像はHPよりお借りしました

 隣に露天風呂の岩風呂があります。お湯の温度は少し熱めです。露天風呂なので外気が気持ち良く、熱めのお湯に癒やされます。

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露天風呂 HPよりお借りしました


内湯には殆ど入らずに2箇所のお湯を交互に入り、空を見上げ、あら、今日は雲☁だらけ^^;。でも、空を見上げて入るお風呂は最高です。

 

近くのJA直売所

に行きました。やはり、直売所の新鮮野菜は美味しいです。はい。

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 目についたのが「薩摩芋🍠」

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サツマイモが美味しい「川越市」にほど近いこの辺りは、サツマイモが美味しいはずなのです(*^-^*)。一袋買いました。

 

そして、秋と言えばもう一つ、新米ですヽ(^。^)ノ。

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5㎏を精米して頂きました。お値段もお得価格です(人''▽`)。

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私が訪れた日帰り温泉一覧はこちら👇

kechico.hatenablog.com

 

 

 

【雑談】たかが水 されど水 美味しい水を求めて 「日照水」埼玉県越生町

山歩きを始めた私は、山にいるときに「水場」の水を飲む事があります。

はぁはぁ言いながらの山歩きをしている私にとって、水場の冷たい水はとても美味しく感じます。

 

三条の湯テント場 水量豊富な水場があります

 

【山の水を飲んでも大丈夫?】

はい、これは「自己責任」としか言いようがありません。

 

東京都水道局HPより

水道水は、法令により塩素消毒が義務づけられています。塩素は病原菌による汚染から水道水を守る働きをしており、塩素臭は水道水の安全性が確保されている証拠であるともいえます。

 

水道水は塩素消毒が義務付けられています。

しかし、山の水は消毒はもちろん、ろ過さえされていません。ですので、「カビ臭」「カルキ臭」「塩素臭」は全くなく、何の匂いもしない水です。

 

 

そこの山の水でも飲んでも大丈夫という訳では決してありませんし、煮沸をすれば大丈夫という保証もありません。私がこのブログの中で「美味しかった」と表していますが、すべての人に安心安全が約束されている訳ではありません。ご理解のほどお願いいたしますm(__)m。

 

【水場の水は何故美味しい?】

山歩きをする際に一番重さを感じるのが「水分」です。1日で2リットルは持っていきますが、はっきり言って重いです。はい。

テント泊1泊2日山歩きをしました。その際は、初日分は持参しましたが、2日目の分まで持っていくことは難しいので、テント場の水場の水を汲んで飲みました。その水の冷たくて美味しい事(*^-^*)。

 

そして、良く、登山マップなどには登山道の途中にも「水場」の記載があります。これらの水は紛れもなく「山水」で、消毒はされていません。初めは少し戸惑いましたが、飲んでみると美味しい。しかも飲み放題ヽ(^。^)ノ。まぁただの水ですが、されど水です。

 

山水って美味しいなぁと思った私は、何故、美味しいのかなぁ?と思いました。

 

暑い中で、テント泊の重い装備を背負って歩いている中で飲む、冷たい水は美味しいはずだよねぇ。とも思いましたが、たまたま、ボトルに汲んだ山水を家まで持って帰ってきました。ボトルには気泡が沢山ついており、冷蔵庫で冷やして飲むとやはり「美味しい水」なのです。

 

山水に出来る気泡について、少し調べてみましたが、良く解りませんでした(;^_^A。ただ、「水の中に空気をたくさん含んだもの」であり、「気圧の低下」や「温度の上昇」で水に溶け込んでいる空気が「気体」となって表れている様です。山の水は(気圧が低い)標高が高い場所で汲んでいるので、自宅に持って帰ると気圧は高くなります。

そこで、気付いたことは「珈琲」を入れるときに高いところからお湯を注ぐのは「煮沸した温度を90度前後に下げるため」と「お湯に空気を含ませる」の理由があると聞いたことがあります。水が沸騰しお湯になるとpH値が上がり、アルカリ性に偏るため、空気を含ませて珈琲の味を妨げないようにするために中性に傾けるとも聞いたことがあります。

山水は、あらかじめ空気をたくさん含んでいて、気圧の低い場所である「山」より、気圧が高い場所に「空気を封じ込めたまま」持って帰れるので、美味しいと感じたのかもしれないのかなぁと思います。(これ以上の根拠はなく、私の勝手な妄想です(;^_^A)

 

【美味しい水を求めて】

山歩きの途中、登山道にある水場の水はとても美味しいのですが、大量に持って帰ることは出来ません。せいぜい、空いているボトルか、プラティパスに入れる程度しか余裕はありませんし、持てば持つほど水は重いので、そんなに大量の水を背負いたくはありません( 一一)。

 

そういえば、昨年(2019年)、大きな被害を残した台風19号がありました。関東地域もたくさん被害があり、山はがけ崩れで沢山の通行止めが今でも残っています。そんな中、一度探してみたものの、通行止めで行くことが出来なかった「日照水(埼玉県越生町)」を思い出し、行ってみることにしました。

 

【日照水(埼玉県越生町)】 2020年9月記載

 

秩父地方の手前の越生町の山中、奥武蔵の山々を走る「奥武蔵グリーンライン」より少し入った所にあります。

台風19号の影響で、「国道299号」方面よりは通行止めがあり、直接向かう事は出来ません。武蔵横手駅近くより、五常の滝を通り「黒山三滝」近くに一度降り、登り返せば行けなくはありませんが…(;^_^A。

越生町に向かい、そこで「グーグルMAP」で案内してもらえば行くことが出来ますし、確実かも。途中「通行止めΣ(・ω・ノ)ノ!」と思わせられる看板があったり(実際は通行注意ですが、通行は自己責任)、道は凸凹で、対向車が来ればどちらかがバックするしかないほどの狭い道です( ;∀;)。日照水より先は今でも通行止めですが、人気があるのか、対向車とすれちがう事があります。幸い、私は山道の運転は得意なので、ちっこい愛車のS子さんとらんらんとドライブします(*^-^*)。

 

大量の水を汲んできましたヽ(^。^)ノ。

 

自宅にあった2リットルの水筒大活躍。

 

プラティパスに汲んだ水は、そのままでは使いづらいので、自宅のガラスポットに入れ替えて使います。

映っている「麦茶2本」1本は水道水で浄水器を通したもの、もう1本は日照水です。お茶パックはもちろん「伊藤園」ですヽ(^。^)ノ。見た目はほぼ同じですが、味は全く違います。日照水のほうが断然美味しいです。伊藤園の麦茶は沸騰したお湯にパックを入れて10分後に取り出すと作り方に書いています。水道水では、麦茶の味が薄く感じるので、私は麦茶が冷めて冷水筒に入れ変えるまで、お茶パックを入れたままにするのですが、日照水だと味が濃く感じますので、お茶パックを入れて10分後に取り出したほうがよさそうです。めちゃ美味しい麦茶が出来ますヽ(^。^)ノ。

 

珈琲は特別美味しいです。同じ豆?と思う程すっきりとした味になります。多分、一番違いが出ると思います。アイスコーヒーを飲みたくて、冷凍庫の水道水の氷を使いましたが、それでも全然美味しいです。コーヒーに雑味が無いからなのでしょうか(*^^*)。

 

出しも美味しいくなるので、昆布だし、煮干しだしをとります。煮干しだしで作ったみそ汁の美味しい事は言葉になりません!(^^)!。

 

ご飯も炊きましたが、美味しいかな程度でした。もちろん美味しくなくなることはありませんが、水分をそのまま味わう物に違いが大きく出て美味しくなるようです。

 

水は奥が深いです。

☕コーヒーを淹れようかな(*^-^*)。

 

 

参考  他にも水が汲める場所があります。

【深宗水(地下水)】埼玉県東秩父村大字奥沢

ここも冷たくて美味しい水です。水質調査もされているので、安心して飲む事が出来ますが、自己責任です。しかも無料ヽ(^。^)ノ。

深宗水は個人が所有されており、無料で汲める水です。コーヒーやお茶、炊飯、調理と何に使っても美味しいとのことです。その場で冷たい水を飲みました。美味しい。

 

 

たまたま通りかかったので、容器を持参していなく、急遽、持っていたマイボトルに汲みました。なので、料理やお茶。コーヒーに使う程持ってかれませんでした。

ここは、山の水と違い、地下水なので、味に違いがあるかもしれません。地下水は若干硬度が高くなる傾向があるようです。

 

再び、東京都水道局HPより

水道水の硬度は、水源の種類に大きく影響され、一般的に地下水の方が河川水などに比べ、高くなる傾向があります。
 欧米のように石灰質の地域を長い時間かけて通ってくる水の硬度は高く、日本のように地中での滞留時間や河川延長が短い場合、硬度は低めになります。

 

硬度は水に含まれる「マグネシウム」「カルシウム」に影響されます。例えば「コントレックス」は硬度が高く「マグネシウム」が沢山含まれます。

 

日本の水は基本軟水で、東日本と西日本では若干の違いがあると聞いたことがあります。西日本の方が硬度が低く軟水傾向の為「出汁が良く出る」そうです。なので、出汁の文化になった。東日本は、硬度が高く硬水傾向で出汁が出にくく、調味料で味付ける事が多くなった。らしいと。本当かな?

 

水は奥が深いです。

【山ご飯】美味しいご飯が食べたい 作戦その①

 

 

山歩きを初めて、日帰りでは行けない山があることを知り、どうしても行きたくテント泊装備一式を購入しました!(^^)!。

 

しかし、テント泊って、何だか敷居が高いように思う方もいるかと思います。私にとっては、色々敷居が高いというか、

・テント他色々買うと結構高いし

・すごく重いし

・背負って歩ける?おばさんだしなぁ

などを思いましたが、

 

やっぱり山に行きたくて必要な物一式を購入し、夏に2回一泊のテント泊をしました。

 

で、色々思う事は沢山あるのですが、山ご飯についてを少しだけ記録しようと思い書きました。

 

テント泊をする前にまずコッヘルとバーナーを購入し、日帰り山歩きで山ご飯をしてみました。その時の記事がこちら👇

山歩きを始めた私はいつもお弁当持参で、山ご飯は作らないといけないのであまり関心はありませんでした。

 

しかし、テント泊をしたいなぁと思い始めた事で、山ご飯は出来るほうが良いと考え挑戦し始めました。山でラーメンを作ってみたり、自宅でご飯を炊いてみたりしました。

 

【テント泊をすると必ず山ご飯しなければならないのか?】

と、思いますと、必ずではありません。しかし、出来るほうが良いかな。

テント泊をするにしても、山小屋のテント場でテント泊すれば、山小屋で食事を食べられる事があります。もちろん料金はかかりますが、美味しいご飯を食べられることには大きな価値があると思います。夕食も朝食も、お弁当まで提供してくれる小屋もあるようなので、上手に利用すればよいと思います。

 

なので、一概にテント泊は山ご飯をしなければならないのかと思う事はありません。でも、それなら、山小屋に宿泊したほうが良いのでは、重い荷物も減らせるしと思わざるを得ません。ま、テント泊か山小屋泊をどうするのかはまた別としてです。はい。

しかし、食事提供される山小屋が無い場所にテント泊をしたとすれば、やはり山ご飯をする必要があります。

 

山ご飯と一言で言っても、とても豪華な山ご飯をされている人もいれば、フリーズドライカップラーメンもあります。手がかかる山ご飯もあれば、お湯を注ぐだけのものもあります。

 

選択肢は広い。

 

【私はご飯🍚が好き】

はい、ご飯が好きなのです(*^-^*)。なので、テント泊してもご飯が食べたいのです。はい。炊きたてのご飯にかなうものはありません。私の辞書にそう書いておりますです(*^-^*)。

 

例えば、一泊2日のテント泊をしたとして、1日目昼食、夕食、2日目朝食、昼食と4食分持参する必要があります。その中にラーメンやパスタをメニューに入れたとしてもやっぱり1回か2回はごはんを炊いて食べたいです。

 

ご飯と一口に言っても選択肢は他にもあります。アルファ米とパックご飯です。

それぞれ特徴がありますが、便利に使う事は良いと思います。

 

しかし、自分でご飯が炊ければそれに越したことはありません。

 

【ご飯を炊く道具】

山で、炊飯と言えば、「メスティン」が美味しく炊けると言われます。メスティン買おうかなぁと以前より思ってみては考えています。はい、こういうところは慎重なのです。

というのは、今のコッヘルは、ガス缶とバーナーが中にすっぽり収まるのです。私はパッキングが得意ではないので、荷物は増やしたくないのです。炊飯だけの為にメスティンを持っていくことを少し考えています。使わない時は食材などを入れればよいかもしれませんが、山では食器を洗えないのでそこをどうするのかも考えなくてはなりません。

なので、今はこのコッヘルでご飯を炊き、小さなコッヘルでお湯を沸かしたり、レトルト食品を開けて入れて温めたりして使うと、とても便利なのです。

 

【コッヘルでご飯を炊く】

初めて山で炊飯したのは初テント泊の夕飯でした。

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この時はつきっきりで炊飯し、何とか美味しいご飯を炊くことが出来ました。炊飯したご飯は半分残ってしまい、パックに入れて保管しました。

 

翌朝、朝ごはんを食べようと炊飯し、昨夜上手く炊けた事で、気持ちが大きくなっていた私は目を離してしまい、焦げた匂いが充満したと思ったら、しっかり焦げて失敗してしまいました。幸い前夜に食べなかったご飯があったので、それを食べました。しかし、コッヘルは焦げ付いてしまい、今でも残っています(;^_^A。

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まー、♪しーんぱーいないさ~♪

という、失敗をしているので、炊飯って難しいと思っています。その後も何度か山でご飯を炊いています。付きっきりで炊飯すれば食べられないほどになることはありません。

 

【先生にご飯を炊いてもらった】

はい、先生というのは👇この方です。

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汚いキッチンですみません(;^_^A。よくよく見るとマジでやばいキッチンです。この後掃除します('◇')ゞ。

 

と、良くないものをお見せしてしまいましたが、我が家のコンロに炊飯ボタンが付いています。これを使って炊いてみました。

 

私が炊く時とは微妙に火加減が違います。弱火でじっくりという感じで、吹きこぼれるのも穏やかでほとんどないです。

 

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炊きあがったら、タオルでくるんで保冷バックに入れて蒸らします。この保冷バックは山に行くときの食材入れに使用しているものです。

 

で、先生が炊いたご飯はというと👇

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かなり美味しそうに炊けています。先生さすがですヽ(^。^)ノ。大変勉強になりました。

この時は、一合炊飯して、半分はパックに入れて保管しました。

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このパックは、山に行く際に卵を持っていくのに使っています。小さいナイロン袋に生卵を入れたものを2個入れ、蓋を逆さにして輪ゴムで止めています。結構優れものですヽ(^。^)ノ。

 

ご飯はお昼に炊きました。

パックのご飯ですが、夕方に食べると普通のお弁当ご飯のようなので、十分美味しく食べられます。⇒朝多めに炊いて、お昼ご飯に美味しく食べられそうです。

翌朝までは時間が長かったですが、食べられない訳ではないです。⇒夕飯時に多めに炊いて翌朝の朝ごはんに「おじや」にして食べるのも美味しいかも。

 

ま、山で食べると、とても美味しいので、こんなに長々と記録するものでもないかもしれませんが、初心者の気持ちを記録してみました。

 

その②に続く

「笠取山」多摩川源流最初の一滴

山歩きを初めて、水の美味しさを知りました。

水って奥が深いなぁと感じる今日この頃です。はい。

 

以前、東京都のパンフレットを貰い、私には無理かなと思っていたハイキングコースがありました。

パンフレットはこちら👇

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水源地ふれあいの道ガイドマップです。

 

この中には3つのコースが紹介されています。

その中の一つである

多摩川の始まりを訪ねる~水干ゾーン

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何だか、楽しそうなので行ってみたいなぁと思っていましたが、はて、私に歩けるのかなぁ?健脚向と書いてあるしなぁと思っていました。結構小心者です(;^_^A。

後日、笠取山を知り、あれ、ここって多摩川源流だった?。私でも登れそうかなと(*^-^*)。早速行ってきましたヽ(^。^)ノ。

当日はそんなにお天気は良くありませんでしたが、寒く無ければ少々の雨は平気なので、ウキウキして出かけました。

 

笠取山は山梨甲州市と埼玉県秩父市の境にある標高1953mの山です。周辺の山々と共に奥秩父の山塊にあります。

 

登山口と登山道

笠取山の登山口は「作場平口(標高1310m)」が駐車場もトイレもあり便利です。

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まずまずの込み具合ですが、なんとか停められます。この日は小型バスで登山ツアーで来られている方々もいました。

 

作場平口駐車場は、国道411号(青梅街道・大菩薩ライン)を奥多摩を抜けて山梨県に突入し、さらに進んだ先で林道に入り頑張って走ったその先にあります。ここへは公共交通機関が無く、車で来るしか方法はなさそうです。

 

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駐車場の奥、登山口の向かいに清潔なバイオトイレがあります。

奥多摩の山々は、東京都の水道水源林でもあります。東京都水道局で管理されているのでトイレがとても良く整備されています。

 

作場平登山口より山に入ります。

登山道も大変良く整備されており、家族でハイキングに来られている方もいました。カラマツの林を抜けてどんどん進んでいきます。

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登山道には、東京都水道局が看板を立ててくれています。写真にとってこなかったことが残念ですが、山の治水の役割や、木・森の役割、雨として降った水の流れを説明してくれています。なるほど納得です。

たかが水、されど水。山歩きを初めて、当たり前に水が蛇口から出る事、それは当たり前でない事を知りました。当たり前に思っていたことは、多くの時間と労力をかけ整備されているものでした。そして、自然の力の大きさと共存するように整備された森林は大変美しいです。

 

さらに登っていくと林道に出ます。その先で「鹿」と出会いました。可愛い。

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その先は

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鹿だらけでした(゚∀゚)。もはや、この辺では人間の何倍も鹿がいます。向かいは「笠取小屋(標高1776m)」です。近くに清潔なバイオトイレもあります。

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どんどん上ると雲の中に突入してしまい、少し雨も降ってきました。この先に見えるのは山頂ではなく小さなピークです。ここが小さな「分水嶺」です。本当に小高く盛り上がっています。

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はてさて、「分水嶺」とは何ぞやと思います。漢字で考えると「分ける」「水」「嶺」。嶺とは山頂や盛り上がっている所です。そのままです(*^-^*)。

分水嶺の碑

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三角の形をしており「多摩川」「荒川」「富士川(笛吹川)」と書かれています。雨として降った水は、落ちたその場所によって今後これらの川に流れていきます。ちょうど雨が降っていて、落ちる雨の雫を眺めました。あの雫は多摩川に、この雫は荒川に、その雫は富士山のふもとを流れ太平洋にと、何だか想像もつかないような旅をするのだなぁ。と思いました。

 

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笠取山山頂に向かう尾根道は大変整備されています。昔は木がなく荒れていたのそうです。広く登山道が造られているのは山火事の延焼防止の為だったと何かで読んだように思います。

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 ハイキングコースでは、笠取山山頂へは行かず、「水干」に向かいますが、私は山頂に向かいます。

笠取山の山頂へはとーっても急な傾斜の登山道を進みます。かなりきついです(-.-)。冗談ではありません。笑えない程の急登です(゚∀゚)。登ったその先は

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山頂です。はい、雲の中で何も見えません!(^^)!。

笠取山にはなぜか山頂の碑がもう一つありました。

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一つは「山梨県」とあり、もう一つは「環境省」とあります。

 

どちらも山頂は広くなく、写真を撮るのが精いっぱいの広さです。山頂よりは来た道を戻る方もいますが、私は先に進みました。

 

岩場を抜け、降りた所を少し戻ると「水干」があります。

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「沢の行き止まりの意味で水干となずけられた」とあります。ここが、多摩川の最初の一滴の始まりですヽ(^。^)ノ。

一滴の雫を見ようとしましたが、

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残念ながら、最初の一滴は見られませんでした(T_T)。

先ほどの「小さな分水嶺」の多摩川エリアに降った雨は、山にしみこみ、ここに最初の一滴として、これから東京湾まで136㎞流れていきます。水ってすごい。

 

このくにある水場口より、水場道に寄り道します。この先は抜けられませんので、戻ってこなくてはならない急な斜面です。先ほどの最初の一滴が、沢となって流れ始める場所に行けます。

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写真では解りにくいですが、ここが「多摩川の最初の沢」の始まりです。とてもきれいな水が流れていきます。

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再度水場口まで戻り、中島川登山口に向けて下山します。

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途中の黒エンジュでは、とても美しい森を観ることが出来ました。こういう風景はとても心が癒されます。

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立ち止まってぼーっと眺めてしまいます。一人山歩きの私は、時折、気になった風景や植物や石等、何だか気になることがあれば立ち止まってしまいます。一人ならではの楽しみです(*^-^*)。良い景色を観ることが出来て心は爽やかになります。

 

中島川登山口に下山し、ここから駐車場がある作場平口までは林道を歩きます。中島川口には、私が見る限りに駐車場はありませんでした。

 

 

水源をたどる山歩き、とても楽しかったです。はい!(^^)!。かなり楽しかったです。

小さな分水嶺は、何だか不思議な感覚さえ思いました。分水嶺で、空から降ってくる雨を観て、この雨が流れていく先を思い描きました。頭で想像しても壮大な雨粒の旅は私の頭の想像なんて遥かに超えるものです。しかし、ずっとずっと昔から雨は流れて沢になり川になって流れています。自然を感じれば、人間なんてちっぽけなものです(*^-^*)。でも、自然を大切にしていることも感じれた山歩きでした。

 

たかが水、されど水。

大切な水。

 

 

幻想的な富士山 リベンジ「三頭山」に登る 東京都檜原村

約2か月前

時間切れで諦めた山「三頭山」諦めたときの記事はこちら👇

kechico.hatenablog.com

 

やっぱり、登頂したくて行ってきましたヽ(^。^)ノ。

天気予報は曇りで、雨もちらついているお天気。

 

そして、観ることが出来た

「幻想的な富士山」です。

 

ズームすると

素晴らしいです。

 

富士山、好きです。はい。

山歩きをするようになり、それまでドライブをしてみていた富士山と、また違う富士山を観ることが出来るようになったことは、楽しみが増えました。

 

富士山は、色々な姿を見せてくれます。そして、同じ風景でなく、日の光や、雲、等の影響に大きく左右されるので、毎回、感動できます(*^。^*)。

 

今回、「三頭山」山頂より観れた富士山は、

奥多摩の大きな山塊の向こうの、雲海で、幻想的に浮かび上がっています。雪をかぶっていない黒い富士山は、終わりかけている夏、今年も秋から冬へと季節が移り替わる直前の最後の姿。そこに半分は雲のベールをまといながらも、綾線はうっすら見えている。

 

とても美しいです。はい。

何だか得した気分になりましたです。はい!(^^)!。

 

「三頭山」山頂 登頂記念ですヽ(^。^)ノ。

 

山頂、富士山の反対側には

以前登った、東京都最高峰「雲取山

雲の隙間より一瞬だけ見える姿。やはり、貫禄があります。

 

「三頭山」は

その名の通り、三つの山頂を持つ山です。

山頂の石碑があるのは西峰で標高1524.5m。

 

中央峰(標高1531m)、東峰(標高1527.5m)

何故が、一番低い西峰に石碑があります。

 

今回は早朝出発して「都民の森」より登りましたので、のんびり登山。

ブナ林の中を気持ちよく歩いた山歩きでした。

 

山頂で山ご飯しましたヽ(^。^)ノ

 

【山ご飯】本日のメニューは

  • ご飯
  • ウインナー
  • 目玉焼き風(卵に火が通りすぎました(;^_^A)
  • 野菜スープ

ですヽ(^。^)ノ。

 

ご飯🍚を美味しく炊くのは難しいです。

多摩源流「小菅の湯」と道の駅「こすげ」

はい、温泉♨好きです(^^)。
 
夏の間は暑かったので、温泉で温まる気分では無かったのですが、ここ最近、急に暑さが和らぎ涼しくなったので、温泉に行きたくなりました。
 
週末のお天気は雨の予報で、山に行くのはお休みし、「多摩源流 小菅の湯」です(^^)。
 
 
ここは大きい露天風呂と五右衛門風呂があるのでお気に入りです。しかも、五右衛門風呂は「源泉かけ流し」ヽ(^。^)ノ。
 
結構広い露天風呂(写真はHPよりお借りしました)
 
源泉かけ流しの五右衛門風呂
(写真はHPよりお借りしました)
 
ph9.93の「高アルカリ性温泉」はお肌つるつるになります(^^)。
 
 
 
 
館内は広々しています。
 
お風呂上がりに「もも🍑のソフトクリーム🍦300円」を頂きました。小サイズのソフトクリームでしたが、味が濃厚なのにびっくり。満足感・お得感は充分ありました(๑´ڡ`๑)。
 
ソフトクリーム🍦の色は、桃らしく無いですが(^_^;)、一口食べると「The 桃🍑!」口の中が桃だらけになります(^^)。
 
 
「道の駅 こすげ」で、新鮮野菜を購入しました。ワサビの茎、麺つゆで漬けたらとても美味しいご飯の友になりました(•ө•)♡。
 
 
 
私が訪れた日帰り温泉一覧はこちら👇

kechico.hatenablog.com

愛犬「秋(あき)」さん 武蔵御嶽神社参拝して山歩きデビュー

私「秋(あき)」と言います。
年齢は9歳で、人間ではすっかりおばさんと言われる年です。
毎朝晩、お母さんとお散歩に行きますが、近所をくるっとして、用を足すのみです。柴犬ですが、運動らしい運動はほとんどしていません。
 
今日、お母さんに初めて車に乗せられました。どこに連れていかれるのか解らなく、車に乗るのも初めてで、不安だらけですが、諦めておとなしくしています。

 

秋さんの「心の声」です。不安そうな顔をしていますが、約2時間の車の中は終始おとなしく、窓から空を見ていました。

 

行ったのは、「武蔵御嶽神社」東京都の奥多摩の手前「青梅市」にあります。

ここは、大口真神(お犬様)が祀られており、犬が参拝できる神社で、犬を連れた参拝者が沢山いる神社です。

我が家の「秋」さんに長生きしてもらいたく、参拝することにしました。実は、以前「三室山」「愛宕山」方面より登り、日出山を経由して、御岳山に山歩きをしたことがありました(記事にはしていません(;^_^A)ので、御岳山神社にお参りはしているものの、奥のロックガーデンに行っったことがありませんでした。

 

平日休みに秋さんと「武蔵御嶽神社」を参拝して、ロックガーデンに行ってみようと、お出かけしましたヽ(^。^)ノ。

 

【滝本駅駐車場から登山道を歩く】

滝本駅に着いた時は、雲があるものの、空は快晴です。滝本駅から山頂の駅に向かうケーブルカーが急斜面を登っていく線路をみて「凄いなぁ」と思いますが、行きは登山道を歩きたく、登山口に向かいます。やっぱり、山歩きで楽しいのは「登り」なのです。大変ですけどね。
 
鳥居をくぐって、登山道を歩きます。神社がある「御嶽山」は、標高929mの山で、登山口は約407mにありますので、約520mの標高差を登ることになります。秋さん頑張れ。

歩き始めは、いつもの住宅街のアスファルトではない、山の中の林道が楽しいのか、私より先を楽しそうに歩いていたのですが、
まだまだ、山頂まで程遠い場所で、秋さん、歩かないと立ち止まってしまいました。
歩かない?歩けない?オーラ全開の秋さん。
そうなんです、御嶽山登山道は、登り始めは急な上り坂です。4足歩行の秋さんは運動不足で歩けなくなってしまったようです。しかし、まだまだ先は長いのですが(;^_^A。
 
【武蔵御嶽神社
休み休みで、何とか歩いて、御嶽神社鳥居にまで来ました。ここには、犬用の手水舎もあります。コロナの影響で水が止まっていましたが、この日は水が出されていました。しかし、秋さんまだ緊張している様で水に興味を示しませんでした。
 
神社まで続く階段を頑張って登ります。秋さんも頑張って登りました。
 
階段には鬼が三か所に潜んでいます。秋さんと一緒に?発見して記念撮影。
 
鬼の上に犬が載っても良いのか?と思いますが、ここは、お犬様の御嶽神社なので大丈夫かなぁ?。
 

御嶽神社狛犬「お犬様」です。強そうなお犬様です。筋肉の付き方や、前足の太さがとても立派です。
武蔵地方の神社では、何か所か狛犬が狼の神社があります。三峯神社とか、武甲神社等。
犬では無くて狼ですが、「お犬さま」なので、秋さんと参拝できることは大変うれしいです。
 
 

秋さんと一緒に参拝しました。
秋さんの「健康長寿」をお願いします。
 
秋さんにお守りを買いました。
 
【ロックガーデン】
参拝を終えた後、ロックガーデンに向かいます。途中の長尾平のベンチで休憩しました。本日のお昼ご飯は梅おにぎりです。美味しい。秋さんも落ち着いて来たのか、お水をたっぷり飲んでいました。持参したドックフードは食べないけど( 一一)。
 
ロックガーデンは、昭和10年、当時の東京府が御嶽沢にかかる名瀑「七代の滝」近くの天狗岩の背後から「綾広の滝」の上まで、約1㎞の間、渓流と露岩などを利用して作った遊歩道とのことです。80年以上前に作られています。付近を走るJR青梅線は1894年(明治27年)に開通されていますが、日帰りで来るなんてことは難しかったのではないかと思います。
 
ロックガーデンはどういうところか全く分からずに行きました。
天狗岩は裏から見ると本当に天狗がうえを向いている様です。そしてその岩が良いです。とても大きい岩に圧倒されます。その先には、渓谷沿いに大きな岩が沢山あります。苔むしている場所はとても美しく、立ち止まって見入ってしまいます。渓谷沿いに何度も沢を渡るので、足場が良いとは言えません。注意して歩きます。ついつい下を見て歩いてしまいますが、立ち止まって上を見上げると、とても大きく雄大な岩に挟まれている渓谷に気付くことが出来ます。木々の隙間から覗く青空との光景も大変美しいです。ここの風景、とても美しいです。
 
秋さん、渓流の沢に夢中になっています。飛び込んで、登っていきたいと思っている様です。秋さんが楽しそうにしているので良かったです。足はずぶぬれでも気にならないようです。
 
渓谷の雄大な岩を写真に撮りましたが、現地で実際に見上げる風景を写真にとるのは難しいです。
 
綾広の滝
 
 
御嶽岩石園 石碑
コケがとても良いです。約80年前から多くの人々が訪れていたことが伝わってきます。
 
秋さん、水場で楽しそうです。
 
秋さんを見ていると、やはり「犬」なのか、自然の中はとても楽しそうでした。怖がりなのですが、自然は怖くないようです。
しかし、体力が無いので、山道も登りは大変で「はぁはぁ」言って、もう歩けないオーラを何度も出していました(笑)。しかし、私も同じなので、気持ちは大変良く解ります。はい。
 
秋さんも山歩きは楽しそうなので、低山ハイキングは、また一緒に行きたいですが、どうなる事やら(*^-^*)。
 
 
天狗杉
 
奥の院鳥居近くにある天狗杉です。本当に天狗が枝に座っている様です。
御嶽山には大きな素晴らしい木があります。大きな木を見ると、とても生命力を感じ、何百年も生え続けていてる素晴らしい姿に、何だか自分のちっぽけさを感じますが、ちっぽけで良いなんて思う勇気をくれます。いつも(*^-^*)。
 
 
今回の御岳山山歩きは、台風が来る前で風もあり、山から関東平野の広大な景色を見ることが出来ました。随所で立ち止まってゆっくり見ていましたが、一番よく見えた場所での写真です。
 
 
写真では、写し来ることが出来ない素晴らしい展望でした。
 
空は雨雲が広がりつつあり、雷の音も近くなっているので、早々にケーブルカーで下山しました。
 
 
御岳山ケーブルカーは秋さんも一緒に乗れます。もちろん乗車券の購入も必要です。
 
ペット用の場所より、窓を眺める秋さん。秋さん、動く景色を見るのが好きなのかな?
 
ケーブルカーと秋さん
 
帰りの車では爆睡
疲れたよね。
 
翌日朝の散歩はふらふらしていて、
犬も筋肉痛?になるのね~。ごめんね、ちょっと、コースがきつかったかなと反省する私。
 
寝顔も可愛い。