ケチ子おばさんの空色ハット

山歩き 街道歩き その他お出かけの記録

秩父「武甲山」と道の駅「果樹公園 芦ヶ久保」

埼玉県、秩父盆地にそびえたつ、「武甲山
 
石灰岩がとれる山で、砕石されている山容を秩父長瀞方面より見られる、存在感がある山です。
ドライブが好きな私は、秩父方面にも良く訪れており、「武甲山」は、山を全く知らない私でも、目が惹かれる「採掘されている」山です。
山歩きを初めて、武甲山に登れることを知りました。が、秩父より見上げた「武甲山」に私が登れるのか?と、思うような感覚がありました。それくらいに、簡単じゃないというか、山の風格を感じていました。秩父より見上げる武甲山は、時には誇らしく山容を見せる日、雨の日は雲をまとう姿と非常に印象に残ります。
その山容、採掘されている姿しか見ていませんが、本来の姿は、素晴らしいものであったと思います。日本百名山に選定されていませんが、選定されていても不思議ではないように思う山でもあります。
 
標高や、登山ルートを調べてみると、武甲山には神社があり、信仰の山であることが解りました。
秩父方面から見る、採掘された山ではなく、横瀬町にある「武甲山御嶽神社一の鳥居駐車場」より、参道で登ることが出来ます。登山口となっている、一の鳥居は狛犬が狼で、しかも2列もありました。
狛犬が狼である神社では、奥秩父の「三峯神社」、奥多摩の「御岳神社」が有名です。
 
武甲山は「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」に由来がありました。
この「武甲山御嶽神社」は、日本武尊が、自らの甲(甲)を、この山の岩室に奉納したと言われています。だから、武甲山なのですね。
 
狛犬が狼です

 
狼の狛犬さん。鳥居近くの狛犬と、前にいる狛犬を観ると、前衛と後衛のように感じます(*^-^*)。
三峯神社や御岳山の狛犬とは少し面持ちが違いますが、柔らかいと感じるその姿も、この土地に何かしら歴史があるのではないかと思わせられます。
 
武甲山御嶽神社」の表参道でもある登山道には歴史を感じる石碑る観ることが出来ました。いつ頃の物かと、石碑をじろじろ👀、安政2年とありました。安政2年(1855年)と検索してみると、安政江戸地震、飛騨地震があったようです。
大政奉還は1867年なので、江戸時代末期の物で、今(2020年)より165年前の事です。江戸時代にも、お参りするため人々が参道を登っていた同じ道を、今、私も登ることが出来ます。山は、変わらない。
 
 
途中い沢がありました。
とてもきれいな沢で、見とれてしまいました。静かな山では、ゆっくりをいることが出来ます。見とれてしまい、気付かずに登ってしまいました。
実は、ボランティアで水を汲んで登るらしいです。すみません、気付きませんでしたm(__)m。
 
 
山頂にある「武甲山御嶽神社」です。
とても、厳かです。
 

周辺に、小さな社がありました。
 
武甲山山頂。何も見えません(T_T)。
しばらく見ていると、うっすら秩父の街並みの一部が見えましたが、すぐに見えなくなりました。山は奥が深いです。
先日購入したテント泊装備一式をもって登りました。
重かったですが、何とか頑張ります(*^-^*)。
 
今回の行動食は「梅おにぎり」です。美味しい(^_^)v。
 
 
下山途中に寄りました「持山寺跡」
登山道より少し脇に入っている所にありました。
 
江戸時代、「松平」と言えば、徳川家の血縁。
三代将軍家光の弟の子(甥)。時代の中で生きづらかったのでしょうか。山の中で生涯を遂げられたと。
 
今でも石碑は残っていて、お寺が立っていたであろう場所の杉の木は、整列しているように見えました。

 
 
帰りに
道の駅「果樹公園 芦ヶ久保」に寄りました。
 
何度も来ている道の駅ですが、初めて食べました「ソフトクリーム🍦」
混んでいたので、並んでいます。暑いです(;^_^A。
 
横瀬町オリジナル
「はちみつカルピスソフト」です。美味しいヽ(^。^)ノ。