ケチ子おばさんの空色ハット

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喜連川早乙女温泉(栃木県さくら市)

以前より気になっていた喜連川早乙女温泉に行った。気になることは出来るときにする。最近の私の中で思う事。

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当日朝はそんなに早く出発しない。首都圏から高速を使わなくても片道約三時間130km前後。お昼過ぎの空く時間に到着したい。

 

9時過ぎてから出発する。前夜夜遅くまで起きていたので丁度良かった。愛車のS子さん相変わらず絶好調だが都心はすでに気温30度超えている。暑い。

 

美女木JCから東京外環の下を走る国道298号、その先で国道4号で北上する。国道4号線は走れば走るほど車が少なくなりすごくよく走る。速度注意の道路だ。まるで東北道を走っているのかと勘違いしてしまいそう。信号に気付き国道だったと思い返す。良く走る4号線は道路が所々かるく陥没していたり、アスファルトが割れていたりしている。愛車S子さんは車高の低いスポーツカーなので道路の影響をまともに受ける。快適に走りながらも微妙にハンドル操作をする。

道路沿いにたくさんの道の駅がある。駐車場が混んでいるので人出は多そう。コロナがなければ人でがあることは良い事だが、私は人込みが苦手なのでで立ち寄らなかった。

4号線をひたすら快適に走り、宇都宮を過ぎて少し走って脇道に入った。順調に育っている田んぼの稲やトウモロコシ畑を観ると本格的な夏を感じる。

ほぼ予定通りに目的地の喜連川早乙女温泉に着いた。喜連川さくら市に合併する前の町名であったらしい。早乙女は地名。栃木県さくら市早乙女2114とある。旧奥州街道沿いにあった。

駐車場は結構な台数が止められそうな広さ。満車ではないが7割程埋まっている。真夏に日差しが照り付ける季節は出来るだけ日陰になる場所に停めたいと思うが無理そう。仕方がないので無なんな場所に車を停めて車から降りる。

ん、強烈な硫黄臭が辺り一面に立ち込めている。硫黄だけではない。なんだろう他の匂いも混ざっている。鉄?良く解らないがなんとなく金属臭がするように感じた。こんな温泉は初めてだ。

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コロナウィルス対策を十分されており、それに従って番台風の受付で入浴料を支払う。大人1人1100円少し高く感じる。都内の日帰り温泉施設でも1000円以内で入浴できる場所は結構ある。地方に行けばMAXでも800円であろう。500円以下も珍しくない。そんな中、1100円とあれば、どんなに良い湯なのか、1100円支払っても入りたいと思う客がいるから設定されていると考える。

無料の小さな貴重品ボックスにお財布他を入れて鍵を閉める。おや、鉄で出来ていいると思うカギは真っ黒に変色している👀。

いそいそと女湯に向かう。脱衣所は昭和レトロそのものだ。

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さっと支度してお風呂に向かう。ドアの先は想像以上の光景が広がっていた。

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これははっきり言ってびっくりする。色々な意味で。

まずはお湯。乳白色のエメラルドグリーン。こんなお湯を観たのは初めて。匂いも強烈、硫黄と何か癖のあるようなにおいが混じっている。私は出かけるのが好きですが、行ったことがある日本列島の最北端が中尊寺金色堂で、東北の名湯は全く知らない。しかし、おそらく名湯に引けを取らない温泉であることは間違いないと確信した瞬間だ。

ここのお湯は時間によって色が変化するという。毎日お湯を入れ替えられているそうで、午前中は乳白色のエメラルドグリーンで、夕方から夜には乳白色になるという。緑色が関係しているのならば銅が含まれているのか。良く解らないが。地中から湧いてきて空気で酸化するのか。不思議な温泉だ。

取り急ぎ体を洗おうとしたら、この状態。

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洗い場は沢山あるので困ることは無くむしろソーシャルディスタンスも十分に取れる。カランの他金属の色の変色がすごい。温泉が濃い事が良く解る。そういえば、脱衣場にアクセサリー類は変色するかもしれないので外すように注意書きがあった。種類によっては本当に変色しそう。

 

しかし、アメニティー

ボトルが一本のみ(笑)。中身不明(笑)。しばし考える。とりあえずお湯を出した。アチ!。そういえば源泉は70度以上あったっけ。しかも硫黄の匂いぷんぷんするし、温泉独特のお湯の感じもする。蛇口から出ているのは源泉ではないか。もったいないようにも思ったが暑すぎるので水と混合する。調節はかなり難しい(;^_^A。ふと思った。こんな源泉が強い温泉でシャンプーをしようと思うか?そう考えればおいてあるボトルの中身はボディーソープと予想する。

 

かなり、良いお湯だと思うが、ある意味で強烈な温泉である。最初のお風呂場の写真を観てほしいい。屋根はトタンにカヤが広げられているだけ。壁は無く青空が見える。浴室の窓は開けられているがその窓は木枠。いつの時代か?風通しが良いのは多分に気持ちが良い。

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温泉の概要は以下

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加水しているそうです。はい、加水してこの温泉。濃い。まさに源泉かけ流し。素晴らしいお湯です。

 

首都圏から日帰りで行ける温泉は結構多くあるが、ここ程いろんな意味で強烈な温泉は無いかもしれない👀。かなりすごい。

 

帰りの車の中、自分の体がいつまでも温泉の硫黄と何かの匂いがする。エアコンガンガンにつけているのに暑い。エアコンの調子が悪くなったのか?と一瞬思ったが、私が温泉に浸かったからだと気づく。かなり良く温まった。

 

お昼を食べそびれたので、途中のコンビニでアイスを購入。

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108円。さっぱりして美味しかった。

 

  • 使ったお金💰
  • ガソリン代 約1150円
  • 入浴料 1100円
  • アイス 108円
  • 合計 2358円

私が訪れた日帰り温泉一覧はこちら👇

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