ケチ子おばさんの空色ハット

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【山ご飯】美味しい山ご飯が食べたい作戦その② 冬は温かいものが食べたい

再び緊急事態宣言が出されて以来、なかなか、思うように山に行くことが難しい状況が続いています。

 早くお山に帰りたい"(-""-)"。

 

 

山歩きはとても体力を使うので、とってもお腹が空きます。お腹が空くとスイッチがオフになる私は、休憩場所に着いた、ザックから出した、すぐ食べられるお弁当がとても便利で重宝しています。日帰りではほとんどがランチジャーのお弁当を持参しています。

山は標高が高い事もあり、秋から冬へと足早に季節は移りかわります。そして、山は足早に寒くなってきます。寒くなってからの山歩きは氷点下になることも珍しくなく、普通のボトルで持参するお茶などの飲み物もとっても冷たくなってしまいます。

 

1、冬の山歩きでは温かいものが食べたい

とても寒い中で山歩きをします。体力を使って歩いている間は、あまり寒さを感じませんが、活動を休むと途端に寒くなります。そうすると、暖かいものが食べたくなります。しかも、汁物が恋しくなり、ラーメンやうどん等が食べたくなってきます。

 

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2、効率よく温かいものを食べたい

山でラーメンやうどんを食べようと思うと、まずガス缶とバーナー、コッヘルを持参します。調理器具があれば、お水と材料、調味料があれば後は火にかけるだけです。

しかし、山歩きでお腹がペコペコに空いていれば、出来上がるまでの時間を長く感じてしまいます。

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初めて山でうどんを作って食べたのは10月の終わりでした。

その日のブログは👇

kechico.hatenablog.com

 

①保温ボトルでお湯を持参する

その日は確かご飯が無くて冷蔵庫に入っていたうどんを持っていきました。私は日帰りの山歩きでは持ち物に関心があまりないというか、多少重くても、多少荷物になってもザックに入れば一緒に持っていきます。

水からお湯を沸かすよりお湯を持って行けば効率的だなと思い、普段使っている普通のステンレスボトルにお湯を入れて持って行きました。私はケチでもあるので、ガスを使う量も節約できるとも思っています汗。普通のステンレスボトルでも入れる前に容器を温めてから熱いお湯を入れれば結構温かいお湯を持参できます。しかし、普通のステンレスボトルなので、カップラーメンが食べられる程の温度をキープ出来るかは解りません。挑戦したこともありませんし、外気温にも大きく左右されると思います。
もし、カップラーメンを作る機会があれば、バーナーで温め直すと思います(;^_^A。

 

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バーナーをセットして、コッヘルにお湯を入れて火をつけます。当然すぐにお湯は沸きますので、持参した調味料や材料をコッヘルに投入します。良い匂いがする中ぐつぐつ煮込みます。私は、うどんや野菜は柔らかめ、卵は半熟より固め、お肉は煮過ぎないように作るのが好きですヽ(^。^)ノ。

 

そうすると、うどんのお出しにあらかじめ野菜を入れて火を通したものを持参すると、もっと効率が良いのではないかと考えました。

 

②保温容器に半調理したものを持参する

今回の為に特別購入した物ではないのですが、

実は、サーモス製品が好きで、色々の種類を持っています。スープジャーは大小2個もあり、私や子供のお弁当用に使っていて、結構便利です。

 

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半調理をして山ご飯をしたのが、12月初旬に行った山歩きでした。

山歩きのデータは👇

yamap.com

 この日の山ご飯は「豚肉の寄せ鍋」ですヽ(^。^)ノ

自宅で、あらかじめ寄せ鍋のスープに野菜とお豆腐を入れて少し火を通します。それをあらかじめ温めておいたスープジャーの容器に入れて蓋を閉めて持参します。食べるころまでの時間で、余熱で野菜に火が通りますので、野菜に火が通りすぎないように、サクッと煮て、温める感じで準備すれば、ちょうどよい具合に野菜が柔らかくなります。しかも煮立てることが無いので、お豆腐も硬くなることは無く良い感じに味が染みます。

野菜の煮え具合は好みがあると思います。私は良く煮込んだほうが好みですが、少し煮込み足りない程度に出来れば、食べる前に少し煮込めば良いと思っています。それでも生の野菜から煮るよりは早くできますし、ガスの節約にもなります(性分がケチなので(;^_^A)。

食べる前に、スープジャーに入った野菜とスープをコッヘルに移して、火をつけて煮立ったら、最後にお肉を入れ好みに火が通れば出来上がりますヽ(^。^)ノ。

絶景を観ながら熱々の寄せ鍋とご飯🍚。最高の贅沢でした。

 

③スープジャーの容器でホカホカご飯を持参する

スープジャーは結構優れもので、口が広いのでご飯を入れて持参することもできます。使い方は同じで、あらかじめ容器を温めてから、ホカホカご飯を詰めるだけですヽ(^。^)ノ。しかも、ランチジャーだと、内容器を出して食べるので、寒い冬山ではあっという間に冷めてしまいますが、ステンレス容器に直接ご飯を入れているので、少し冷めにくくなります。小サイズのスープジャーは、私がいつも食べているご飯の量と同じなので、お茶碗に軽く一杯程度が入ります。


しかし、容器の中がステンレス製なので、ステンレスのスプーンを使うと音や、容器に傷がつくと気になります。私はコッヘルも含めてこれらが結構気になるので、木のスプーン(レンゲの様ですが(;^_^A)を使っています。結構使いやすくて家でも普通に使っています。

100円shopで買った👇

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山ご飯でも、自宅でも愛用しています。

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3、冬に温かいものを食べる作戦 感想

山歩きをするとお腹がとても空くので、日帰りの山歩きはお弁当を持参しています。しかし、寒くなるにつれ、温かいものが食べたいと思うようになりました。テント泊をするのでバーナーとコッヘルは持っており、日帰りの山歩きで使ってみました。
やはり、すぐに食べられるほうが嬉しいです。そう考えていろいろやってみました。

少しでも早く出来上がるようにするには、少しでも温かいものを持参すること。調理時間を短縮できれば、早くご飯が食べられます。そして出来立ての熱々は、やっぱり美味しいです。。

しかし、結局準備が必要な事だと解りました^^;。

その為の容器もいろいろ使いますが、それらはかさばるものがほとんどですので、荷物の量を考えるとお勧めできる方法ではありませんでした。日帰り限定でした(汗)。

そんな、上手い話はありませんでしたm(_ _)m。

長期の冬山に挑戦する機会に恵まれるかどうかは解りませんが、その時がもしあれば、また色々考えながらやってみるのも楽しいかなぁと思っています。いずれにしろ、山では、安全で、他人に迷惑をかけないように注意するとともに、こうしなけらばならないというルール以外は自由ですので、私もその時々で今後も色々楽しみたいと思います。山で絶景を観ながら食べる美味しい🍚は最高の贅沢です。

 

4、失敗もしました(;^_^A

はい、失敗もしました。忘れ物をしました(T_T)。

その日は、山で棒ラーメンを作って食べようと思いました。自宅で、棒ラーメンのスープで野菜に火を通して温めた保温ジャーに入れる。お肉と棒ラーメンは食べるときに煮込もうとしました。しかし、中身を詰めた保温ジャーを忘れました(T_T)

持って行ったのは、スープなしの棒ラーメンと生の豚肉とお水。塩もしょうゆもありませんでした。

結局、持っていたのはこれだけで、お腹が空いて早々にエスケープして下山しました。

 

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しかし、下山してバス停にたどり着いたものの、自販機しかありませんでした( ;∀;)。コーンスープと、甘いコーヒーと立て続けに飲み、頑張って血糖値を上げましたが、空腹感が続くと心が寂しくなります。

日帰りだから良かったですが、忘れ物したら大変なことになることが身に沁みました<(_ _)>。

 

 

※参考 保温容器の温め方

保温容器を使う時に、あらかじめ温めておくと温度が下がりにくくなります。

することは、ステンレスボトルにお湯を入れて温める事です。

冬は寒いので、ステンレスはドン冷えに冷たくなっています。まずその冷たいステンレスをお湯で温めます。私は沸騰したお湯を入れています。ステンレスは熱伝導が悪いので少しゆっくりお湯を入れておきます。大体、お弁当作りや料理をしているので、お湯を入れてステンレスが良く温まるまでほったらかしています(笑)。

これをするだけで全然違いますが、もう一工夫します。

ステンレスの水筒やスープジャーであれば蓋も温めたいので、ステンレス部分が温まったらそのまま蓋をしたまま容器をひっくり返します。あらかじめ入れたお湯は少し冷めていますが、それでもプラスチックやゴムでできた冷たいまま蓋のよりは良いです。ふたが少し温まったら蓋を開けてお湯を出し、お茶やお湯、スープ等保温したい物をすぐに入れ、すぐに蓋をします。👈スピードが大事。

ステンレス容器にプラスチックの内容器が付いている場合も同じで、まず、熱いお湯を入れてステンレス部分を温めます。その後、そのお湯にプラスチックの容器をドボンとつけます。容器が温まったらお湯を捨て、早々に温かいお味噌汁やご飯を詰めてステンレスの外容器にセットします。👈スピードが大事。

 

 

美味しい山ご飯を食べたい作戦その③に続く

いつか…(*^-^*)。