はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由」
私がはまっている「登山」について書きたいと思います。
- 登山を始めたきっかけ
- 理由1、1人で楽しめる
- 理由2、体力に合わせて楽しめる
- 理由3、山頂に着いた時の達成感は言葉にはならない
- 理由4、山から見える景色はとても美しい
- 理由5、山で食べるとご飯が美味しい
- 理由6、水場の水の美味しさは格別
- 理由7、登山計画や準備も楽しい
- 理由8、下山した後のお楽しみ
- 理由9、山では誰もが平等、頑張って登るしかない
- 理由10、自己肯定感が高まるような気がする
登山を始めたきっかけ
思い立ったように山に行きました。私は東京都に住んでいるので、行った山は奥多摩にある「浅間嶺」という、比較的有名でない山でした。ここに決めたのは「関東ふれあいの道東京都」の道であり、初心者が山歩きをするには指導票が各所に置かれている事で道迷いの可能性が少ない事と、ふれあいの道なのだからそんなに厳しいコースではないだろうを思ったからでした。
山歩きをしようと思ったのは運動がしたいとか、健康になりたいとか、そういった理由は一切なく(;^_^A、ただ静けさと一人の時間を持ちたいと思ったのです。
自宅に居ても一人の時間はあるのですが、長年主婦をしていると「あれもしなければいけない、これもあるし」とゆっくりしていても何だか落ち着かないのです。ならば、家事がが出来ない遠くの場所に出かけようという単純な発想ですヽ(^。^)ノ。
その頃同時に思った事は人間関係の煩わしさでした。これは私だけでなく誰もが思う事であり、皆それぞれに対応している事なのですが、私はその頃に始まった訳ではありませんが上手く対応出来ないので、1人になりたいと思ったのです。
しかし、人間社会にいると一人になれる場所は中々ないのです。カフェに行っても周りには店員さんや他のお客さんがいるし、大好きなドライブをして車の中でいるときは一人だけれど、どこかに立ち寄ると必ず人がいます。そんな時気付いたのが山だったのです。
人間社会と離れて自然の中に行こう!山へ行こう!!
初めて登った山が有名ではない山だったことは登山者が少なく、私はとても静かな山歩きが出来ました。今思うとそんなに体力が必要な山ではないのですが、その頃は何も運動をしていなかったので、少し登るにもヒーヒー言いながら何度も心は折れました(笑)。頑張って山頂に登れた時の何とも言えない心の嬉しさは今でも覚えています。
下山するのも結構楽しく麓まで降りれば民家があり、季節は春で梅の花が満開に咲いていた光景を見てきれいだなぁとしみじみ思いました。下山した時お豆腐屋さんのソフトクリームが売っていたので買って食べました。そのソフトクリームは言葉にならない美味しさでした。
そんな初めての山歩きをしてどっぷり登山にはまった私が「登山にはまる10の理由」を書きたいと思います。
理由1、1人で楽しめる
私は一人になりたくて始めた登山なので、ソロで山に行きます。ソロ登山というと安全面で色々な考え方があるのは事実ですが、それは又別の機会に。
1人なので、誰に合わせる必要もありませんので、自分の体力に合わせてコースを考えます。歩いている時も自分の体力に合わせてきついときにはゆっくりと歩きますし、下りでは早足で歩くこともあります。休憩も食事も人に気を遣うことなく自由に楽しんでいます。
日程はもちろんですが、特に自然を楽しむに関わるのがお天気なのですが、それらも自分一人ならば誰に合わせる事も無く行きたいときに山に行くことが出来ます。
理由2、体力に合わせて楽しめる
山と一言で言っても、高い山もり低い山もあります。又、登山口のある場所やその場所までの交通手段もあり様々です。高い山だから体力が必要や、低い山だから比較的楽に登れるという絶対的な事も無く、森林限界を超す山でもロープーウェイがある山は比較的楽に登れますし、標高1000m以下の山でも尾根歩きをすれば大変な山もあります(;^_^A。
地図や登山アプリを利用して自分に合った山歩きを計画し楽しめます。
体力があれば色々な山にチャレンジすることが出来ますが、体力に自信のない人でも上手に山を選べば山からの絶景を楽しむ事が出来ます。
理由3、山頂に着いた時の達成感は言葉にはならない
山登りはただ歩いている(登っている)だけの様なのですが、かなりの体力が必要です(;^_^A。何度も心の中で「まじかぁ」「何でこんなことしているのだろう」等、色々思います。当たり前の事ですが、街中のようにバスやタクシーはありませんので、途中で楽をすることは出来ず自力で自分の足で登るしか方法は無いのです。
自分の力だけで登り、山頂という一つの目標にたどり着いた時は本当に達成感があります。自分が頑張ったことすべてが肯定されるような気持になります。
理由4、山から見える景色はとても美しい
お天気が良ければ山頂からの景色はとても素晴らしいく、うっとりと景色を眺めてしまいます。そして、山頂からの絶景を観ることが出来る自分は贅沢だなぁといつも思います。山に登ったのは自分であり、頑張ったのも自分。山からの絶景はご褒美を貰えたようにも感じます。山からの絶景を観るたびに、人間なんてちっぽけだなぁと感じます。
決して日常生活では見ることが出来ない景色であり、写真で見ることが出来ても景色の素晴らしさはその場所でしか見ることが出来ません。お天気が悪いときは少し残念な気持ちもありますが、またチャレンジすれば良いヽ(^。^)ノ。その山に登れたことには変わりないので自分に自信を持てます。
理由5、山で食べるとご飯が美味しい
山に登ることは相当体力を使います。日常生活とは比較にならないほどですのでとてもお腹が空きます。空腹は最強の調味料を思いますが、山で食べるご飯の美味しさはそれだけでないように思っています。確かにお腹が空いて食べるご飯は美味しいのですが。
山のきれいな空気や静けさの中、鳥の声を聴きながら自然の中で食べることも美味しさを強く感じるのではないかと思っています。気持ちよい季節に青空の下、温かい日差しを受け、絶景を観ながらご飯を食べることはとても贅沢だなぁといつも思いながら山でのご飯を食べています(*^-^*)。
理由6、水場の水の美味しさは格別
日帰りの山だとなかなか水場がある場所が少ないかもしれませんが、山小屋があれば山の水を引いてくれており水場があります。
その水がとても美味しいのです。水道水もここ最近は美味しくなってきていますが、山の水の美味しさは格別です。その山水でコーヒーを入れて飲む事も最高ですが、私は水のままごくごくと飲んでいます。これも、贅沢だなぁと思いながら山の恵みを頂いています。
理由7、登山計画や準備も楽しい
あー山に行きたい。どの山にのぼろうかな。今回はこんな山歩きがしたい。絶景を楽しみたいなぁと、山選びをしたり、いつか行きたいなぁと思っていた山に行く機会を得られたり、目標とする山が決まったら、日程調整、登山口までの公共交通機関や駐車場調べ。同じ山でも登山コースがいくつもある山もあるし、ロープーウェイやケーブルカーがある山もある。自力で登るか、それらを利用するか、山の下山までも含めて全行程を確認して自分に合ったコースを自分で作ることも楽しみの一つです。
もし、山初心者の方でしたら関東ふれあいの道等あらかじめ設定されているコースで歩くことも出来ます。山はすべてが自己責任ですから、自分に合ったコースを作ります。
そうしたら持って行くものを決めて、お楽しみの山ご飯に行動食の準備もしなければなりません。これらも楽しんで準備できます。ザックがパンパンになるかも( *´艸`)。
理由8、下山した後のお楽しみ
山歩きでは相当体力を使いますので汗びっちょりになります。下山後に日帰り温泉でさっぱりするのも良し、その後に飲むビールも最高でしょうし、お腹もすいているので食事をするのも美味しく頂けます。
私の楽しみは下山後のアイスです。結構毎回食べています(;^_^A。少しお高めのアイスをコンビニで買って贅沢に頂いています。やめられない至福の時です(*^-^*)。
理由9、山では誰もが平等、頑張って登るしかない
山では誰もが自分の力で歩くしか方法はありません。他人と比較する必要もありません。一番大事な事は安全に山を下山する事です。誰もが平等に自分の体力を使って登るだけです。自
人間社会は色々面倒なことだらけですが、山に行けば人と関わる事も無く人と比較することもされる事も無く自分のペースで山を楽しめます。頑張ってスピードを上げてトレーニング的に登るのも良し、ゆっくりたひどまって景色を楽しむのもそれも良し。何より一人は人に合わせることが無く、人に気を遣う事も無いので、自分のしたいように山を楽しむことが出来ます。自分一人になる事で自分に向かい合う。
理由10、自己肯定感が高まるような気がする
山を登れることで得られる達成感。それは自分の力で行った結果に得られる事。自分自身を誉めました(笑)。やればできるじゃないかと。
それを繰り返すことや、森の中で樹を観てきれいだなぁと思う事、大きな岩を観て天狗が座っていそうだなぁとか、生えているキノコ(毒キノコですが(;^_^A)を発見して楽しんだり、自分がその時に良い感情を持てば良いのです。心が嬉しいと感じることで心が洗われる気持ちになります。
山頂に立った時。山は人類が誕生するはるか前に山として存在していると感じる。想像もつかないはるか昔から、山は山として存在し続けている。山頂から麓の街を眺めた時、街全体を見渡し、街の大きさを感じると共に小ささも感じる。そして、自分なんてちっぽけだなぁと思う事がよくある。
ちっぽけな自分を感じ、ちっぽけで良いじゃないか。山が変わらないように自分も変わらないちっぽけなものだ。人間なんて、自然から見るとそんなものじゃないかと。
そう思えばちっぽけで良い自分を肯定しても良いじゃないかと思う。
そんな気持ちになれた事が私にとって一番「登山を始めて良かった事」だと思う。
心が疲れたら、めいっぱい体力を使って、きれいな景色をみて、美味しいご飯を食べ、ちっぽけな自分を感じ、それも良いじゃないかと自分を肯定する。又、山に行こう。