山が好きになってから、山には神様が祀られていることが多くあり、結構、神社にお参りしているなぁと思いつつ、昨年には秩父三十四観音霊場巡りを始めた事も重なり、神社やお寺には良く足を運ぶようになりました。
セミリタイアしてからは平日に休みがあるので、日帰りで大洗に行きたいなと思っていました。おばさんになってから、思う事はなるべく我慢せずに実行しようと考えなおしたこともあり、お正月休みが落ち着いてから行ってきました。
大洗と言えば、水族館やマリンタワー、那珂湊漁港のお魚市場など、観光名所でもあり、海鮮三昧を楽しめる場所でもあります。一泊して、ゆっくり観光しながら、アンコウ鍋に海鮮三昧してというのも良いと思います。
しかし、ただいま子供が絶賛大学受験中であり、私がすることは何もないのですが、1人、泊りで遊びに出かけるのはやめておこうと平日日帰りにしました。しかも、高速代をケチって(平日なので(;^_^A)、大洗磯前神社と、酒列磯前神社参拝とかねふくめんたいパークに行先を決めて行ってきました。
大洗磯前神社と酒列磯前神社
856年、古事記の神様である大己貴命と小彦名命がこの地の民を救うためにこの地に降り立ったと言われています。古事記の中ではこの二神の神様がセットで登場しているとの事です。856年は平安時代で、天然痘が大きく蔓延していたと言われています。
大己貴命は大国主神(おおくにぬしのかみ)であり、スサノオの子孫でいなばの白兎を助けたり、出雲の国づくりをした神様で、出雲大社の祭神です。また、大国はだいこくとも読めることで、神仏習合より大黒様とも言われています。
小彦名命(すくなひこなのみこと)も古事記に出てくる神様で、大国主命の手のひらに乗る程の小さな神様であり、大国主命と一緒に国づくりをした神様とあります。多様な性質を持っていたとされる少彦名命は医薬・温泉・まじないの神様でもあり、神仏習合では薬師如来と言われているそうです。また、大己貴命が大黒様と言われることに対して、小彦名命は恵比寿様とも言われているそうです。
大洗磯前神社と酒列磯前神社は兄弟社であり、大洗磯前神社は主祭神は大己貴命で、配祀神は小彦名命、酒列磯前神社の主祭神は小彦名命で、配祀神は大己貴命が祀られています。
水戸黄門様である水戸藩二代目藩主の水戸光圀公は1690年(江戸時代初期)神社を造営・起工したとあります。
大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)
海近くに祀られているこの神社には、大己貴命と小彦名命が降り立ったと言われている岩礁に鳥居が奉納されています。
この日は波が高く、太平洋から大きな波が押し寄せられ岩礁で大きく白波を立てていました。海の大きな力を感じます。大きな波を受け止め、何事も無かったように波を消し海水を海に返す岩礁は、自然の大きな力を吸収し、お社や信仰する人間を守ってくれているようにも感じました。1200年前も人間は大きな自然の力をこの地で感じたのではないか。そして、自然の大きな力を目の当たりにして、神々しさを感じて大事に祀ろうとしたのかと思った。
新春初日の出には多くの人が訪れるようです。丁度、海の向こうにサンフラワーが観えました。大洗港から北海道苫小牧港まで就航している様です。
一の鳥居は道路に建てられており、鳥居を車でくぐり駐車場に行きました。写真は二ノ鳥居です。駐車場は二ノ鳥居をの向こうの階段を登った向こうの、神社の境内と同じ高さにあります。階段は91段あります。
三の鳥居からも海がきれいにみえました。
令和3年に奉納されている二宮金次郎像。昔とは違い座って本を読んでいるのが令和らしい。歩きスマフォ禁止の世の中なので仕方がないのか、時代の移り変わりを感じました。
酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)
大洗磯前神社と兄弟社である酒列磯前神社は、車で約20分ほどの海近くの丘に祀られています。
何だか、宝くじ当選祈願を行った事があるそうで、境内にある亀像は金運があるとかないとか…。私は、宝くじを買うのがもったいないと思います。だって、買った分の金額はほとんど戻らないし…。そう言うと、夢を買うんですよと言われたことがありますが、夢はお金で買わないかなぁと、心の中で反論したことがあります(笑)。
この神社の鳥居から境内までは木々に囲まれた中を歩いて行きます。海が近く小高い場所に良く樹があり続けることが出来るなぁと思っていまら、樹齢300年を超える物もあるそうで、このような自然林はとても貴重だとありました。参道は石畳できれいに整備されています。
厳かに鎮座する社殿の中央に左甚五郎作と言われる彫刻があります。左甚五郎は日光東照宮の有名な眠り猫を彫刻したことで有名である、江戸時代初期の伝説的な彫刻職人です。ブドウとリスが彫られていますが、意味は良く解らないようです。ブドウと言えば薬師如来に繋がるので、医薬の意味もあるのかなぁ。再興したのが水戸藩2代目藩主の徳川光圀と3代目綱條。再興された本殿は、日光東照宮の建設時期と同時期のため、装飾が非常に似ています。
かねふくめんたいパーク
明太子大好きです。工場見学も大好きで、私にとって大洗と言えば神社と明太子なのです。海鮮三昧も良いですが、今回は時間も無かったのでめんたいパークです(*^-^*)。
相変わらずお昼を食べ損ねてしまい、めんたいパークの巨大おにぎり🍙を食べようかと思ってたのですが、思いのほか大きすぎるので(;^_^A、せっかくだからとめんたいソフトを頂きました。
めんたいソフトはですね。個人の味覚と思うのでなんとも言えませんが、美味しくない事は無いです''`ィ (゚д゚)/。美味しいと言えば美味しいです''`ィ (゚д゚)/。一度食べると話題になって良いかなぁ(*^-^*)。やっぱり明太子は白いご飯が良く会います<(_ _)>。
ソフトにトッピングされている明太子せんべい(👈お土産に買った)との融合が、微妙な味を醸し出しており、早々にせんべいはせんべいの味をソフトなしで美味しく頂きました(;^_^A。次、機会があればめんたい肉まんを食べたいです(*^-^*)。
めんたいパークは工場内を見学できるようになっています。平日だったので空いていたのですが、週末などではゆっくり見学できない日もあるようです。トレイに詰められた沢山の明太子を観ると白いご飯と食べたくなります。フードコートで大きなおにぎりが売られている事にも納得できます。
オリジナルグッズ欲しいと思ったのですが、使い道が無いなぁと思い泣く泣く諦めました(T_T)。こういうの好きなんです😭。店内は比較的すいていましたが、お客さんの購買率の高い事にびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!。ケチな私ですら自宅用明太子を買っているのだから当然ですよねぇ(;^_^A。
オリジナルグッズは諦めましたが、オリジナル保冷バックは買っちゃいました(;^_^A。
お土産に買った物
- 明太子せんべい 1080円
- 家庭用辛子明太子 1080円
- 明太からし高菜 510円
- タラピヨ(保冷)バック 330円
- 合計 3000円
でした(*^-^*) たまにはね。
使ったお金💰
- ガソリン代 約1900円
- めんたいソフト 360円
- お土産 3000円
- 合計 5260円