相変わらず、ブログの更新が出来ておらずなのですが、これではいけないと思い直し、先日、気分転換に出かけた日帰り温泉の事でブログを更新します!
私は、温泉が好きなので、時間とお金に余裕がある時には東京近郊を含む関東圏の日帰り温泉に出かけている。
そして、出かけるなら自然を感じる場所に出かけたいと思う、おばさんのお年頃でもあるので、首都圏からでは奥多摩奥秩父の山間にある温泉が好きだったりする。
奥秩父や奥多摩はハイキングや登山で訪れる人も多い地域であり、首都圏からのドライブに行くにも手ごろな距離で自然が楽しめる場所でもあるので、週末は混むことが多い。
混むのが嫌なら平日に行けばよいのですが、中々、平日に出かけられるチャンスもない今日この頃であり、週末であるが雨の日に出かけられる機会がありました。
雨の日に山に行く人は少ないよね。
チャンス到来。ポジティブ思考も大事。
奥多摩方面の日帰り温泉
奥多摩方面の日帰り温泉も数多く訪れた事がありますが、コンプリートしている訳ではありません。そんな中で、宿泊施設の日帰り温泉ではなく、日帰り温泉の施設と考えた中で、まだ行った事が無い日帰り温泉が1か所あった。
東京都で唯一の村
東京都での唯一の村(離島を除く)である檜原村は奥多摩地域の南側にある山間部の村。交通アクセスとしては東京都あきる野市にあるJR五日市線の武蔵五日市駅よりバスを利用する地域ですが、車でのドライブすれば山間部の自然を楽しめる気持ち良いドライブコース。
しかし、檜原村へと向かう道路はその先へと抜けていない手詰まり感がある。
檜原村役場より水根本宿線(都道205)方面も、観光名所はあるのですが、いずれの道路も車ではその先へと抜けられず、来た道を戻ってくることになります。
村内の幹線道路である檜原街道(都道33)は途中で峠を越えて山梨県の上野原市へと抜けているので、距離感が欠乏している私にとっては楽しいドライブですが、普通は都内から上野原市へ抜けて渋滞が多い中央道、もしくは国道20号を通って戻ってくるドライブは避ける計画を立てると思う。
そして、檜原街道をそのまま進むと奥多摩周遊道路という大変素敵なくねくねの峠道を経て奥多摩湖の先へと進めるので、このコースでドライブをするのが一般的なのかもしれません。
そんな檜原村には、檜原都民の森より日本三百名山でもある三頭山へのハイキングコースがあり、初心者の方でも楽しめる人気のコースです。週末には武蔵五日市駅からのバスも(本数は少ないですが)あるので、檜原温泉センター数馬の湯と共に登山者や観光客で賑わいます。
檜原温泉センター数馬の湯
湯船に入った瞬間は、ここ温泉だったかな?と思うような感覚がありましたが、ゆっくりと浸かっていると、無味無臭ではありますが、しっかりと温泉らしいぬるぬるした感じがありました。でも、強いぬるぬるではなく、あっさりとした感じ。
雨でどんよりとした週末に行った効果は絶大であり、私の他にお客さんはいるものの、かなり少ない。なので、泉質が良いように感じるのは私の気のせいか、気のせいではないのか分かりませんが、噴出量と入浴者の関係を考えると、入浴者は少ない方がお湯は良いという事になる。HPを確認すると、アルカリ性単純温泉としか表記が無く、PHも解らず、源泉の温度も噴出量も書かれていなかったのが残念。
お風呂は内湯が充実しており、ジャグジーのお風呂もある。私は露天風呂が好きなので、内湯はそこそこにして露天風呂に入る。屋根がない露天風呂ではあるが、小雨が降る中で入るのも悪くない。近くにある壺湯に入ると温度に驚く。ぬるゆを通り越している温度でありながら、水風呂でもない温度は、この温度が源泉の温度ではないかと感じる。わざわざこの温度にする理由が無いから。しかし、温かい温泉で体が温まった状態で入るを気持ち良くて、長く漬かってしまう。そして、身体が冷えて寒いと感じて温かい温泉に入る。これを繰り返すのも、なかなか気持ちが良かった。
施設は新しい訳ではないが、館内は奇麗にされている。手ごろなお土産やちょこっと食べられるパンやクッキー、数は多くないが野菜やジャガイモも売られているのが良い。
館内の食堂では檜原村の特産である舞茸のメニューがある。
舞茸か、舞茸の天ぷらを食べてみたい。
舞茸の天ぷらは2個で200円。
お蕎麦かうどんと一緒に食べると美味しいのだろうが、ケチで貧乏な私には贅沢過ぎる。舞茸のみ単品で注文した。1個は天ぷら用の抹茶塩とゆず塩をかけ、もう1個は天つゆで頂こうか。
揚げたてであつあつの天ぷらをハフハフしながら頬張る。
普段は外食をほとんどしないので、たまに外食すると緊張するけれど、一人旅ではマイペースを貫けるし、誰に気を使う事もない。昼下がりでガラガラの食堂では、他の客の気配を感じる事もない。そして、セルフサービスなのも有難い。
天つゆも美味しいけれど、揚げたてサクサクでは塩も美味しい。シンプルが美味しいのは素材が良いからなのだろう。
そして、何気に冷水器のお水が美味しく、お風呂上りでもあるので、何杯かお替りしていただいた。
食堂の窓からはどんよりとした空に雲がかかる山が見えている。雨は、霧雨だろうか。
出かける日の天気は青空が良いけれど、雨の日も良いと思う理由が1つだけある。
雨のシャワーできれいさっぱりに洗い流されている木々の緑の鮮やかさをきれいだと思う。
奥多摩の温泉
奥多摩、奥秩父(同じ奥秩父山塊なので)の多摩地域にある日帰り温泉で私が好きなのは、道の駅小菅にある小菅の湯(山梨県小菅村)、道の駅たばやまにあるのめこいの湯(山梨県丹波山村)。両者とも数馬の湯と同じアルカリ性温泉ですが、かすかに硫黄臭があり気持ちが良い。
そして、場所がかなり山深い場所になるので、必然的に空いている日が多いような気がする。やっぱり、温泉は空いている方がゆっくりできる。