ケチ子おばさんの空色ハット

山歩き 街道歩き その他お出かけの記録

百観音温泉 埼玉県久喜市

 

 

趣味の一つである日帰り温泉巡りです。これまで訪れた日帰り温泉一覧はこちら👇

kechico.hatenablog.com

 

 

埼玉県久喜市にある百観音温泉です。

この日帰り温泉の特徴はいろいろありますが、なんといっても源泉かけ流し、加温なし(源泉は57度)ですヽ(^。^)ノ。なかなか、加温なしの日帰り温泉は珍しいです。

 

温泉とお風呂

温泉はアルカリ性とあり㏗7.67です。泉質がナトリウム塩化物強塩酸泉とあり、少しぬるっとしたお湯で塩分が強めに感じます色は茶色がかっており鉱物が混じっているような感じがしますが、特に匂いはありませんでした。

 

源泉の湯量が1000ml/分とあり湯量がたっぷりあるため、露天風呂も内湯も源泉かけ流しになっています。

そして、源泉の温度が57度もあるため加温なしの珍しい日帰り温泉関東平野では結構貴重だと思います。露天風呂に結構珍しい立ち湯があり、そこの湯温が45度もあり、高温の源泉を生かされています。熱湯も好きな私も入りましたが、さすがに45度は結構熱いです(;^_^A。

なんで、関東平野なのに高温の源泉が出るのかなと考えました。根拠はないのですが、この辺りは中央構造線が通っているであろうとされている場所なので、その影響があるのだろうなと勝手に思いました(*^-^*)。

 

立ち湯の他にもたくさんのお風呂があるのもここの特徴ですが、たくさんあるお風呂のお湯は適温に調整されています。少し熱めの気持ちが良い温度であり、炭酸泉はぬるめの温度でした。

館内はかなり広く、内湯も広いですが、露天風呂がかなり広く作られています。それも、源泉の温度が高いから出来るのだろうなぁと思いながら、その広い館内に地元の人かなと思うお客さんが多くおり、家族や友人等複数で来られて楽しくお話をしながら入浴されている人が多いような印象でした。お風呂は広くて数もあるので込み合うような感じではありませんでした。

サウナもあり水風呂もあります。水風呂は温度が高めですが地下水とのことです。

色々なお風呂を楽しんで、寝ころび湯で寝ころびながら青空を眺めていました。気持ち良かったです。

百観音の由来

温泉施設の前に観音堂があります。中には百観音が祀られているとあり、百観音は秩父三十四か所、坂東三十三か所、西国三十三か所の合計で百観音温泉の由来とあります。館内に入ってすぐの場所にも大きな観音様が祀られており、信仰されているようです。

 

料金と交通手段

大人1人

平日 800円

土日祝 850円

車は広い駐車場があります。

電車ではJR宇都宮線東鷲宮駅より徒歩三分の便利な場所にあります。

百観音温泉 - 埼玉県東鷲宮 源泉かけ流し 美人の湯

 

寄り道して鯰の天ぷらと新鮮野菜を購入

東武動物公園にほど近い場所でもありますが、少し車で走りって道の駅加須わたらせに行きました。向かいにわたらせ遊水地があります。

ラムサール条約に登録されている湿地であったり、ハート形をしている事から恋人の聖地と言ったりしているようですが、反面、渡良瀬川上流にある足尾銅山足尾鉱毒事件による鉱毒を沈殿させ無害化することを目的に、渡良瀬川下流に造られた日本最大の遊水地であると、Wikipediaに書かれています。

道の駅加須わたらせで珍しいのは鯰の天ぷらが食べられます。イートインで定食がありますが、私はテイクアウトにしてベンチで座って頂きました。

テイクアウトした鯰の天ぷら(500円)

鯰は臭みは無く肉質はしっかりとした感じです。脂っぽい事は無くどちらかというとあっさりしているのか、揚げたてでもあり天ぷらがとても美味しかったです。結構、珍しい物を食べるのは好きです。

 

ここは結構見晴らしが良く、東に筑波山、西に富士山が良く見えました。

昔、神様が日が暮れてから富士山に到着し宿を求めたけれど断られ、今後お前の要る山は夏冬問わず雪に閉じ込めてやるぞと言い残して東に行くと筑波山に着いた。筑波山はあたたかく迎え食事を作りもてなした。神様はとても喜んで、そなたの要る山は日月ともに幸あれ。今後人々が集い登り飲食も豊かにささげるだろうと言ったという。

日本百名山より