2022年の冬は寒い⛄
山に積もった雪は直ぐには解けないだろうなぁと思っていましたが、やっぱり山に行きたい!ので、以前から行きたいと思っていた高尾山~陣馬山への関東ふれあいの道に行きました。
関東ふれあいの道東京都2 鳥の道
山歩きを始めた当初は関東ふれあいの道を歩いていました。理由はコースが整備されている事や、指導票や看板が多いので道迷いの心配がない事でした。
その頃に、このコースの随所は歩いていたのですが、通して歩いたことはありませんでした。車で移動することがほとんどなので、どうしても駐車場からの周回コースやピストンで歩くことが多いです。なので、関東ふれあいの道の様に公共交通機関を使って尾根を歩き反対側に降りるというコースは中々難しいのです。
鳥の道のコースは高尾山口駅からスタートし、高尾山、小仏城山、景信山、堂所山、陣馬山を経由して陣馬高原下バス停に降りるコースで、陣馬高原下バス停からは高尾山駅にバスがあります。
結構距離が長い
このコースの設定は、関東ふれあいの道の設定で、距離19.4㎞、所要時間7時間5分となっています。ふれあっているのか…と心の中で呟く(笑)。登山では長いコースだと思いますが、ハイキングコースとしてはありなのかな…。
尾根歩きのコースなのですが、比較的アップダウンが少ないように思います。体力があれば結構スピードが出せそうです。
高尾山で標高599m、一番高い陣馬山で857mと比較的低い山なのですが、累積標高の登で1383mとなりましたので、登りごたえもあり、お約束の筋肉痛にもなりました(*^-^*)。
雪解け期の登山道はずるずる滑る
私が行った2022年3月2日には、登山道にはまだまだ雪が残っていましたが、数日前からの暖かさで溶け始めている場所もありました。
解けた雪解け水が凍っている場所には注意。高尾山から小仏城山にあったような。
溶けた雪解け水で登山道がぬかるみずるずるに滑る場所も多くありました。
高尾山から小仏城山、陣馬山から和田峠までの区間は木の階段が整備されているので凍結に気を付ければぬかるみは避けて歩けます。
小仏城山~陣馬山間はすべてがぬかるんでいる訳ではないのですが、随所でぬかるんでいるので結構滑ります。無事に転ばなくても泥だらけになります。
ここ連日暖かくなってきているので、登山道の雪は解けるのでしょうが、登山道のぬかるみが乾くまでもう少しかかるかもしれないです。
チェーンスパイクや軽アイゼンを使う事はありませんでしたが、早朝冷え込むことも三月ではあると思うので、お守りに持っていたほうが良いと思います。
登山道が滑らなければとても歩きやすい登山道です。
高尾山
平日朝の高尾山は空いていて良かったです。お天気も崩れる前だったので写真もきれいに撮れました。高尾山は人が多いというイメージなので行くことが少ないのですが、ゆっくりと歩いていると修験道の山だなぁとしみじみ思います。
高尾山薬王院
真言宗智山派の大本山である高尾山薬王院。真言宗智山派の本山は成田山新勝寺、川崎大師平間寺と高尾山薬王院とあります。ご本尊は薬師如来とありますが、それより有名なのが神格化された天狗様です。
高尾山では天狗が神格化され、飯縄大権現様の眷属として信仰されています。お寺なのに神格化?とも思われますが、日本の信仰の歴史を思えば神様も仏様も分け隔てなく大切に進行してきた事もあるので、気にする必要は無いかなと。
高尾山薬王院参拝は二回目です。
人が少なくゆっくり参拝して奥の院まで来て気付きました👀
何だか天狗様が狛犬の様にご本尊を守っている様だなぁと。
高尾山の天狗様は眷属なので一人解決して納得する。天狗信仰かぁ。この山には天狗いそうだなぁ(*^^*)。
高尾山から陣馬山へ
高尾山
高尾山薬王院参拝後奥に進めば高尾山山頂に到着します。
丹沢山系の山々が良く見えるのですが、生憎雲がかかっていました。
小仏城山
高尾山から小仏城山までは木道階段が作られています。ぬかるみが無いので比較的サクサク歩けますが、朝の冷え込みが厳しければ場所によっては雪解け水が凍る事もありそうなので、気を付けて歩きます。
小仏城山山頂は広く、テーブルやベンチもたくさんあり、売店もあります(平日は営業していないかも)。ハイキングの季節には人だらけになります(;^_^A。体力が心配ならばここで引き返すも良し、相模湖方面に降りることも出来るようです。
小仏峠
小仏城山から小仏峠に進むと狸の置物がありました。ここから下山することも出来ます。
景信山
小仏峠に下り、再度登り返したら景信山に着きます。ここもテーブルやベンチが沢山あり売店もあります(営業日に注意)。私は、ここ景信山からの眺めが一番好きかな。都心を一望できますし、、反対方向に富士山も見えます。
堂所山
ぬかるんでいますが、これはまだ良いです(;^_^A
このコースは眺めがとても良いのですが、堂所山山頂からは周りの山しかみえません(;^_^A。小仏城山~陣馬山間を歩くのであればまき道があるのでそこを歩くのも良いと思います堂所山山頂直下は少し急登でもあります。
堂所山山頂からは八王子城山に降りることも出来そうです。
堂所山を過ぎ陣馬山方面に進めば先はどのコースも陣馬高原バス停に降りることになりそうです。
明王峠
売店跡とトイレ(ぼっとんだったと思う)があり、ベンチもたくさんあります。
陣馬山
明王峠を過ぎるころになると、もはや黙々と歩いており、何かの修行のような気分になります(;^_^A。黙々と歩き、歩き、陣馬山到着。
雲が出て白い馬が綺麗に映らずちょっと残念。
陣馬山山頂は高原になっておりとても気持ちが良いです(寒く無ければ…)。レジャーシートを広げて寝転びたい気分になります。寒く無ければ。
テーブルやベンチもたくさんあり、トイレもあります。
売店は3軒あり、この日も1軒営業されていました。
陣馬山から和田峠に降りる道は木の階段が整備されており、比較的楽に降りれます。
林道を歩き陣馬高原バス停へ
和田峠に降りると林道に出るので、林道を下り和田峠バス停に向かいます。陣馬山から和田峠を通らずに、この先の林道に降りる山道もあるそうなので、登山道のコンディションが良ければそのコースも良いだろうなぁと思いました。
ひたすら林道を下り、民家が見えてくるその先にバス停があります。
バスは1時間に1本程です。待ち時間があったので、登山靴の泥を落として、コーヒーを入れて飲みました。温まります。
この辺りは結構山奥なので、道路の幅は広くないのですが、バスは普通の大きい乗り合いバスでした。対向車が来るとどうするのかなぁと思っていると、運転手さんと助手さんは道幅が広くすれ違える場所を熟知されている様で対応早い👀。時にはバスがバックするのに驚きました。路線バスがバックするのを初めて知ったかも。
夕焼け小焼けを少し降りた頃に道幅が広くなり、先のバス停まで来ると助手さんはおりました。この場所より八王子行きのバスもあるので、それに乗り換える人もいました。
陣馬高原下バス停より終点の高尾山駅までは約35分。出発した高尾山口駅までは徒歩20分程で、車を置いていた高尾山口駅まで戻りました。
山歩きの記録はこちら👇
お昼ご飯と下山後のアイス
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![f:id:kechico:20220303110849j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kechico/20220303/20220303110849.jpg)
寒い季節は温かいうどんが美味しい。けれど、下山後はアイスが食べたくなる(;^_^A。
使ったお金💰
- ガソリン代 約830円
- 駐車場代 800円
- バス代 567円
- 高速代 530円
- アイス 150円
- 合計 2877円