私は、山歩きや街道歩きにYAMAPというアプリを使用しています。
そのYAMAPで奥多摩ハイカーというものがあり、決められている奥多摩の山8座を登頂すれば、YAMAPの自分のページにバッチが頂けます。
私の山歩きの原点は奥多摩の山です。今でも奥多摩の山は好きでちょこちょこ?結構頻繁に奥多摩には出かけていまして、気付けば残り一座になっていることに気付き(^_^)(^_^)最後の一座を登り、ちゃっかり奥多摩ハイカーのバッチを頂きました(^_^)v。
という訳で、奥多摩ハイカーの山はすべて登ったので、少し振り返りも含めで記録しておこうとおもいました。
1、奥多摩ハイカー8座(標高低い順)
①御岳山 929m
標高929mの山頂に武蔵御嶽神社が祀られている山。奥多摩の山の中では唯一ケーブルカーがあり、一番登りやすい山だと思います。
ケーブルカー滝本駅よりケーブルカーで一気に標高831mまで行けますので(料金大人片道600円)そこから少しハイキング気分で歩いて山頂に向かえます。ケーブルカーに乗らなくても、滝本駅近くから参道(登山道)が軽自動車が走れる程に整備されていますので、自力で登ることも勿論可能です。
武蔵御嶽神社の特徴はお犬様信仰により愛犬と一緒に参拝出来る事です。我が家の愛犬秋さんも参拝しました。ケーブルカーは有料ですがペットも乗れます。
御嶽山の山頂は武蔵御嶽神社が鎮座されており、山頂の碑は神社の奥にあるようですが行けるのかな?。
神社参拝の後は、奥にあるロックガーデンに渓流ハイキングをするのも良いし、同じく奥多摩ハイカーの大岳山に向かって縦走しても良いと思います。
又、ケーブルカーで登らずに、日ノ出山登山して御岳山にプチ縦走するような山歩きもお勧めです。
愛犬秋さんと一緒に登った時の記事はこちら👇
山歩きの記録はこちら👇
②棒ノ折山(棒の嶺) 969m
棒の折山(棒の嶺)は埼玉県との県境にあります。東京都が設置された山頂の碑とは形が違い、山頂の碑は埼玉県が設置されています。
棒の折山は東京都側からも行けますが、メジャーなのは埼玉県名栗村より沢沿いに登るコースです。暑い間は沢沿いのとても涼しい山歩きが出来ますが冬は凍結の危険があるとのことです。
奥多摩より登るコースと埼玉県名栗村より登れる二つのコースを登りました。距離と上りの累積標高だけを観ると、埼玉県名栗村より登る方が楽に登れますし、初心者向けの沢登りですので夏はとても涼しいです。奥多摩より登ると上り累積標高が1000m程になり、距離も長く時間もかかりますので登山した~という気分を味わえます。
埼玉県名栗村より登る
埼玉県名栗村、日帰り温泉さわらびの湯からスタートします。沢沿いを登りますが関東ふれあいの道埼玉県にもなっていますし初心者向けですので、少し山歩きをされている人なら楽しみながら登れます。全く山歩きが初めての人なら少し驚くかもしれません。実際に私が歩いた記録では距離8.3㎞、上り累積標高931mでした。愛犬秋さんもこのコースで登りましたが、帰りはザック犬になっていました(笑)。
その時の記録はこちら👇
奥多摩より登る
奥多摩より登るコースは関東ふれあいの道東京都になっています。関東ふれあいの道ではJR青梅線川井駅よりバスで登山口まで行くコースになっていますが、川井駅から歩いてもそんなに距離はありません。30分程度だったかな。こちらは上り累積標高が1069mと、ちょっとした登山であり、距離も17.8㎞となかなかのコースになっています(バスを使えばもう少し楽に登れます)。当時、山歩き初心者でしたので時間は8時間かかっています。棒の折山から、高水三山の一つでもある岩茸石山を経由し、惣岳山を経てJR御嶽駅に降ります。
その時のブログはこちら👇
私は車で登山口まで行くことがほとんどなのですが、電車移動をするのであれば、埼玉県名栗村より奥多摩に降りるのも楽しい山歩きが出来ると思います。
③大岳山 1266.4m
大岳山は御岳山の奥にある山ですが、比較的登山口から距離がある山です。日本二百名山、花の百名山でもあります。
一般的なコースは御岳山より奥に進むようなコースです。途中道が二手に分かれるので、ピストンで山歩きしても息と帰りでコースを変えるのも良いと思います。御岳山のケーブルカーを使えば時間や体力に余裕を持って登れます。
私は、鳩ノ巣より歩き始めなのですが、途中で登山道が通行禁止となっていて、う回路を通り、なんだかんだですごい山の中を登ったので上りの累積標高が1888mと、とんでもなく大変な山歩きになってしまいました。
このコースでの登山をお勧めできませんが、その時の記録はこちら👇
④御前山 1405m
御前山は奥多摩湖の南側にある山で、日本二百名山でもあります。色々な登山コースがある山ですが、奥多摩の急登の一つでもある大ブナ尾根コースで登りました。はい、急登でした。
奥多摩湖を見下ろしながらの山歩きも良いものです。私が行った日は梅雨の時期でしたので、雨の山歩きでしたが、それはそれで楽しいのですが、山頂からの景色は何も見えません(;^_^A。いつか三頭山から縦走したいです。
その時のブログはこちら👇
山歩きの記録はこちら👇
⑤三頭山(中央峰) 1531m
奥多摩湖の東側、奥多摩周遊道路の上にある山で、日本二百名山でもあります。文字通り三つの峰を持つ山です。恐らく私を含めてほとんどの人はその三つの峰を通る山歩きをしていると思われます。YAMAPの奥多摩ハイカーでは中央峰を通過するように設定されています。中央峰はこちら👇
三頭山には中央峰の他東峰と西峰があります。
一番標高が高いのが中央峰ですが、山頂が開けていて眺めもよく(お天気が良ければ富士山も見えます)お昼休憩にも良いのが立派な山頂の碑がある西峰です。
都民の森から登ると上り追跡標高は774m、距離は6.1kmと比較的ハイキング気分で登ることが出来ます。他のコースから登ればがっつり登山を味わえます。
ブログはこちら👇
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⑥川苔山 1363.2m
川苔山は登山者に人気がある山で、一般的な登山コースは奥多摩駅よりバスに乗り日原街道を登り川乗谷バス停から林道を歩き、百尋の滝を経由して登るりJR鳩ノ巣駅に降りるコースです。
私はコースを反対に鳩ノ巣より登り初め、おまけに瘤高山を経由したので、少しハードな山歩きをしています。
山歩きの記録はこちら👇
⑦鷹ノ巣山 1736.6m
鷹ノ巣山は、七ツ石山からつながる石尾根にある山です。
この山も色々なコースで登ることが出来ますが、私は奥多摩湖の水根登山口より登りました。水根登山口からの登山道は一か所がげ崩れで回り道しましたが、大半はきつい傾斜も無く登山道も歩きやすかったです。ただ、山自体の標高が比較的高いため上り累積標高が1581mと山登りをしたなぁと実感出来ます。石尾根も気持ちよく歩けますし、お隣の六ッ石山を経由して下山しました。六石山の水沢尾根は奥多摩三大急登とも言われているコースで、下りは滑り落ちないように注意しました。ちなみに、以前この水沢尾根登ったこともあります。はい、きつかったです(;^_^A。
鷹ノ巣山の山登りの記録はこちら👇
⑧雲取山 2017m
雲取山山頂は埼玉県・山梨県・東京都の県境にありますが、山梨県の雲取山の碑だけ別に建てられており、東京都が建てている山頂の碑は東京都と埼玉県の連名になっています。県境と山頂が微妙にずれているのでしょうか。ちなみに山梨県を検索すると雲取山山梨県の山に入っておらず、埼玉県では6位にランキングされています。
奥多摩の山梨県との県境に近いところにあるお祭り登山口よりピストンで登るのが一般的なコース。しかし、往復8時間かかる山深い場所にある為一泊二日が推奨されています。私は、一日目は三条の湯にテント泊し二日目に雲取山に登り、七ツ石山を経由しました。
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山歩きの記録はこちら👇
2、奥多摩ハイカー 登ってみて
山歩きを始めてから、ただただ山にいるのが楽しくて、気が付くと登っていたような気がします。最後の川苔山は、山歩き当初にも一度登っていたので、バッジにつられた感がありますが何回登っても山歩きは楽しいなぁと思いました。
奥多摩の山歩きをすればどの山も人気のある山で登山道も整備されており、しっかりと地図やGPSを準備して登れば、少し山歩きに慣れている人が登るには登りやすく、山や登山コースによってはがっつりした体力を要することもあるので満足感を得ることが出来ます。
登山に慣れていない人でも登山口が比較的標高が高い場所にあり、上りの累積標高が低くても登れる山もあるので色々な人が自分の体力に合わせて登れることも良いです。雲取山に挑戦すればテント泊や山小屋泊まで体験できますし、かなりお得な山域だと思っています。
また、都内なので人口も多ければそれに伴い登山者も多くいるので、週末などは人が多い事もしばしばあります。ま、それはそれで山なので。
ただ、都内と言っても登山は山の中に行くので滑落や事故、怪我、道迷い等、何処に行っても注意しなければいけないのは同じだと思います。時々ヘリが飛んでいますし。
森林限界を超える山歩きではありませんが、森の中を歩く山歩きも楽しいので、今後も奥多摩の山に登り続けたいと思っています。気が付けば奥多摩100山制覇していたなんてことがあるかもしれないです(*^-^*)