ケチ子おばさんの空色ハット

山歩き 街道歩き その他お出かけの記録

雲取山 東京都最高峰 日本百名山

先日、テント泊に必要な物を購入しました。そうするとテント泊をして山歩きをしたくなるのが世の常です。はい、結構「お高かった買い物をした自分」をなんとか肯定しようとしています(*^-^*)。

 

雲取山  近くて遠い山】

雲取山は、東京都最高峰であり、日本百名山にも選定されている標高2017mの山です。

往復8時間以上かかる雲取山へ行くには、日帰りでは難しく、山頂付近での宿泊が推奨されています。雲取山山荘や七ツ石小屋、三条の湯があります。トレランをするにも良い山で、トレランの方はもちろん日帰りです。すごい。

 

東京都最高峰の山に行ってみたい。百名山に選定されるほどのすばらしさを見てみたい。そして、有名「ダンシングツリー」も観たいと思い、思い切って行きました。

 

雲取山に行くにはいくつかあります。メジャーな登山口は奥多摩より青梅街道をさらに進んだ「鴨沢バス停」からの「石尾根コース」です。帰りに石尾根コースで戻ってこようと考え、車移動の私は鴨沢バス停より少し進んだ先にある「小袖乗越駐車場(丹波山村営駐車場?)」(標約732m)に車を停めました。

f:id:kechico:20200829144126j:plain

丹波山村村営駐車場(無料 協力金トイレあり)

 

【一日目は「三条の湯」テント泊と温泉】

三条の湯に行くには、一旦青梅街道まで戻り、「お祭りバス停」付近にある登山口より「後山林道」を約4時間登ります。駐車場から青梅街道に戻るには来た道ではなく、近道である林道を歩きました。途中、「奥多摩湖」がとても良く見えました。

 

f:id:kechico:20200906111144j:plain

 

駐車場から「お祭りバス停」まで約40分、すっかりお昼前の時間でしたが、一日目は三条の湯に15時頃までに到着しようと思っていたので、何とかなるかなぁと、林道を登り始めます。8月の暑さ真っただ中で、重いテント泊装備をもっての山歩きは結構きついです(;^_^A。途中、棒ラーメンを作って食べようと思っていましたが、とてもそんな気力は無く、お茶、スポーツドリンク、持参したおかきを食べながら頑張りました。沢沿いの林道なので、所々、涼しい場所があったのがせめてもの救いでした。そして、真新しい「砂防」を発見。、顔に見える、結構かわいい。いずれ、号泣するのかな?楽しみです(*^-^*)。

 

f:id:kechico:20200829144236j:plain

砂防堰堤 顔に見えます

約3時間半で、三条の湯に到着、時刻は15時少し前で、なかなかのペースで到着しました。

f:id:kechico:20200829144256j:plain

三条の湯

受付を済ませて、テント場で、テントを張ります。人生初です。はい!(^^)! ショップで教えてもらったことを思い出し、何とかかんとか頑張ります。空では、ゴロゴロと雷の音が聞こえます。テントを張り終えた瞬間にザーっとバケツをひっくり返したような雨が降ってきました。初めてのテント泊で雷雨とは「何だかなぁ」と思いますが、テントってこんなにしっかりしていると、思えたことは良かったです。

「テントを広げたら、まず荷物を中に入れる」と教えてくれていたので、荷物もぬれずに済みました。

 

f:id:kechico:20200906111410j:plain

テント 初使用

雷雨が過ぎ去った後、温泉に入って一休み。三条の湯の評判はとても良いのですが、評判通りのとても良いお湯でした。初めてのテント泊はなかなか寝付けず、朝までゴロゴロ、うとうと繰り返しましたが、不思議と疲労感はありませんでした。

 

f:id:kechico:20200829144323j:plain

三条の湯 お風呂

 

 

【二日目 雲取山山頂を目指す】

夜明け前より出発する登山者もいましたが、私は比較的ゆっくりとして、お湯を沸かしスープを飲んで、朝食も卵を焼いてしっかり食べて出発しました。

f:id:kechico:20200829144349j:plain

 

 

それでも、早朝の山は快晴はすがしく、差し込んでくる朝日が眩しく木漏れ日も大変美しいです。影もきれいに映し出されます

f:id:kechico:20200906111635j:plain

 

三条の湯から、雲取山までは、標高差約1000m、3時間の道のりですが、自分のペースで頑張ります。雲取山山頂付近で急登となっていて、結構登りごたえあります。というか、山奥なので、すでに体力を使い果たしている所に止めを打たれたような感じです(;^_^A。

f:id:kechico:20200906111752j:plain

三条ダルミ

雲取山
頑張って、雲取山に到着しましたヽ(^。^)ノ。

念願だった山ですので、少し感動します(T_T)。

f:id:kechico:20200829144441j:plain

雲取山(標高2017.1m)山頂の碑 日本百名山の碑

 

東京都にもたくさん山があり、東京都の山で楽しい山歩きを知ったので、その最高峰であり、奥多摩・奥秩父・山梨にまたがる大きな山塊の中心にどっしりとそびえたつ、雲取山は憧れの存在でした。

 

 

石碑には東京都と埼玉県の連名で書かれています。

雲取山は、東京都・埼玉県・山梨県の三県にまたがる山ですが、山梨県は山頂より少し離れた所にありました。県境が、微妙にそれている様です。山梨県残念(T_T)。しかし、山梨県は富士山はじめ、南アルプス八ヶ岳等、沢山の名峰があります。

埼玉県では、「雲取山」は第6位で、最高峰は甲武信岳の隣の三室山2483mです。

 

 雲取山の素晴らしさは、広大な山塊の中心的役割を持つ最高峰の山だと思いました。雲取山から望む景色は、周囲の山々の山容です。とても美しい山並みを名がけることが出来ます。綾線も谷も山脈も、その向こうの山脈も、またその向こうの山まで見ることが出来ます。

 

f:id:kechico:20200906112407j:plain

綾線より周囲の山塊、その向こうの山々を望む

 

山頂も景色が良いのですが、雲取山山頂より小雲取山までつながる綾線は、ずーっと美しい景色を眺めることが出来ます。このような景色の美しさは、他では見られないのではないかとも思いました。

f:id:kechico:20200906112128j:plain

雲取山山頂より小雲取山に続く綾線

 

 

 

 

【ダンシングツリー】

本当に踊っています(*^-^*)。何だか足も踊っている。こういう木良いですヽ(^。^)ノ。そして、「オタカラソウ?」の黄色いお花畑が舞台を華やかに彩り、空を背景に、まるで一枚の絵のようです。

f:id:kechico:20200828192843j:plain

ダンシングツリー

 

【七ツ石山と、七ツ石神社】

また、少し頑張って「七ツ石山」に登れば

f:id:kechico:20200829144654j:plain

七ツ石山(標高1757.3m) 山頂の碑

 山頂も景色が良いのですが、雲取山山頂より小雲取山までつながる綾線は、ずーっと美しい景色を眺めることが出来ます。このような景色の美しさは、他では見られないのではないかとも思いました。

雲取山山頂まで続いている綾線を望むことが出来ます。七ツ石山山頂は、石碑がある広場ですが、時間があればゆっくりと留まって、景色を見続けたいような場所です。

 

f:id:kechico:20200829144711j:plain

七ツ石山より 雲取山山頂に続く綾線

 

f:id:kechico:20200829144732j:plain

七ツ石山神社

 

そのあとは、七ツ石小屋を通り、ひたすら下山します。

 

駐車場に着いた時はホットします。

2日目もお昼を食べそびれてしまい(;^_^A、途中のコンビニで、至福のアイスタイムです。ちょっと張り込んで、プレミアムにしました。絶品ですヽ(^。^)ノ

 

f:id:kechico:20200829144857j:plain

下山後のお楽しみ 絶品アイスヽ(^。^)ノ

【山歩きの記録】

  • 合計距離 28.7㎞
  • 最高地点の標高 2017m
  • 最低地点の標高 556m
  • 標高差 1461m
  • 累積標高(上り) 2644m
  • 累積標高(下り) 2644m
  • 山の中にいた時間 11時間37分

 

【使ったお金💰】

  • ガソリン代 約840円
  • 三条の湯テント使用料 1500円
  • 入浴料 500円
  • 缶ビール 500円

・アイス300円

・高速代 370円

合計 4010円

 

 

テント泊デビューは三条の湯 山梨県丹波山村

8月終わりの猛暑、テント泊装備を詰め込んだ重いザックを背負い、ようやくテント場についた。受付をして、ザックからテントを取り出し、何とか頑張ってテントを張る。最近のテントは簡単に設置できるように工夫されているので頼もしい限りだ。

ようやくテントを張り終えようとしていた途端、突然激しい雷雨となった。真新しいテントの中に滑り込む。「ぎりぎりセーフ」。

 

 

山歩きで初めてテント泊登山をした。

初めてテントを張った。場所は山梨県丹波山村にある「三条の湯」テント場。行きたい山は「雲取山」東京都最高峰で、日本百名山にも選定されている山であるが、日帰りで行けない、近くて遠い山。

 

 

テント泊装備で山に行く

真新しいテントとシェラフ(寝袋)、マット、大型のザック。持っていく荷物を詰める。パッキングという言葉には程遠い詰め方。ザックが大きくて助かる。水分、食料、ライトや充電器も忘れてはいけない。ついでに、普段はあまり食べない小袋のおかきも2個入れる。

 

8月の終わりの暑さ厳しい中、テント泊装備が詰まった重いザックを背負い、約10㎞の道のりは結構きつい。お祭登山口より登る。険しい道のりではない。重いザックを背負っていても安心して歩ける。登山口からは林道を歩く。林道を歩くのはあまり得意ではなく、とても長く歩いているように感じる。重いザックを背負っていれば傾斜が緩やかな林道でもあまり早く歩けない。さらに、長いと感じてしまう。後に林道は行き止まりとなり、登山道に突入する。登山道は道幅が狭くなるが、歩くには歩きやすい。さらに山奥に進んだその先、深い谷の沢沿いに「三条の湯」はあった。沢の涼しさにホッとした。

 

暑かった為か、ザックが重かった為か、今までの山歩きで一番大変だったと思った。

明日は、三条の湯から雲取山に登る。雲取山まではさらに標高差1000mを登らなくてはならない。大丈夫か「私」。少し不安になる。

 

 

初めての幕営と雷雨

受付を済まし、テント場に降りる。ビールでもと、飲みたい気分を我慢して、先にテントを張る。テントを買った時に店員さんに教えてもらったことが次々に頭から出てくる。店員さんに感謝。同時に空は暗くなり雷の音がし始めた。テントを張れたのが先か、雷雨が先か、という絶妙のタイミング。テントの中に滑り込む。ぎりぎりセーフ。初めてのテントで雷雨とは「何だかなぁ」と思うが、テントは私が思うよりとてもしっかりしており、雷雨でもそんなに不安感はない。マットを敷いて横になった。どれくらいの時間だったであろうか。次第に雷鳴は遠ざかり、雨脚は弱まった。恐るおそるテントより顔を出す。暗くなっていた空は明かるさを取り戻し、青空が覗いていた。

テントより出て、自分のテントを眺めてみる。なかなか良い。あの雷雨にも物怖じなどせず余裕で耐えた貫禄を、誇らしげに私に伝えているようだ。今後も私と一緒に山に行ってくれる強い味方になってくれるに違いない。テントと私の間に信頼関係が生まれている。大切に使いたいと思う。沢をぼんやり見る。先ほどの雷雨で水かさが少し増したように見えるが大丈夫そう。やはり、標高1000mと高い場所にあるからなのかと思った。

雷雨中、半ば強制的に休憩時間となった為か、私の足も、疲れてしまった心も軽くなっていた。テント場より山小屋までは急な登り坂であるが、足取りかるく登れるようになっていた。

 

 

 

三条の湯

三条の湯はその名の通り温泉が有名である。時刻は16時。夕飯前に温泉に入ろう。少しウキウキしながらお風呂に向かう。温泉は、源泉100%のかけ流し、㏗10.3の高アルカリ性の「単純硫黄冷鉱泉」、薪で沸かされている。

初めてのテント泊を「三条の湯」にしたのは、温泉に入れることだった。ここは、とても評判の良い温泉である。やはり、初めてすることは、何かしら楽しみがあるほうが良い。

山小屋泊の人を含めて、女性宿泊者が少なかったこの日のお風呂は、貸し切り状態で入浴出来た。石鹸やシャンプーは沢の水を汚してしまう為使えない。かけ湯をして汗を流し、湯船に入る。気持ちいい。少しぬるぬるして、硫黄の匂いがするとても良いお湯。お風呂場の窓からは空と山が見える。まるで露天風呂気分。

湯船で肩まで浸かって一息つく。とても良く温まるので、腰湯や足湯等を繰り返して温泉を楽しむ。浴槽には湯の花が浮かんでいる。窓から「空」と「山」を眺めていると、ここまでの山歩きの疲れ含め、日常の疲れまでが癒されるような気がした。

 

 

山ご飯とビール

ゆっくり温泉を楽しんだ後、山小屋で缶ビールを買った。こんな山奥で、キンキンに冷えた缶ビールを手に出来る事をすごいと思う。

キンキンに冷えたビールを手にして、テント場に戻る。相棒のテントが待ってくれている。早速、ビールを一口。キンキンに冷えたビールの味は最高。と言いたかった。

先ほどの雷雨後、さらに涼しくなっていたので、ビールをテントの前室におき、テントの中に入る。温泉でほかほかに温まったので、テントは通気を良くして虫が入らないよう網のみ閉める。ザックの荷物を片づけて、再度少し横になる。スマフォで時間を確認すると17時。そういえば、ここは携帯の電波は入らない事を思い出す。バッテリー節約のために「機内モード」に設定する。予備のバッテリーは持参しているので、寝る前に充電すれば良いか。圏外だし。

夕飯はご飯を炊くと決めていた。温泉に入る前に、持参した無洗米はコッヘルで浸水している。炊く時間と蒸らす時間を考えると、そろそろ炊いたほうが良さそうだ。辺りが暗くなる前には食べ終わりたい。17時30分頃、山ご飯開始。まずご飯を炊く。ほとんど減っていないビールをちびちび飲み、火加減を観ながら炊飯。匂いも大事。ほどなくご飯の良い匂いがしてきた。付きっきりの炊飯。火からおろした後、タオルで包み蒸らす。蒸らし終わり蓋を開けた。米粒につやがあり美味しそうに炊けている。結構嬉しい。

お昼に棒ラーメンを作って食べようと思っていたが、なんとなく食べる機会を逃してしまい、持ってきていた材料がそのまま残っている。豚肉や玉葱、人参など。卵も2個持ってきた。豚肉は今食べないと腐ってしまうので、私の手抜き定番の豚玉丼を作った。野菜たっぷりの夕飯になった。美味しかったが、何だか食欲がわかず、ご飯は半分食べられなかった。

 

 

時間を長く感じた

夕飯を食べて、なんとなく片づけをしても18時過ぎで、寝るには早すぎる時間。とりあえず、テントに入って持参していた本を読む。買ったばかりの本なのに、なかなか本の中に入っていけない。こういう時便利なのが「ネット」。しかし、この辺りは圏外。

今まで、アウトドアの経験は無く、テントで泊まるのも初めての私は、こういう時間の過ごし方が解らなかったことに気付いた。

山の中にいるのはすごく好きで、一日の山歩きで8時間かかっても、苦痛に感じることは無く、むしろ山を降りることに寂しさを感じることもある。なのに、たった数時間をどう過ごして良いのか解からない。どうしようかなぁと、テントの中でゴロゴロした。こんなに時間が長く感じたことはない。19時半ごろになった時、もう一度温泉に入ろうと思い、テントを開ける。外は暗くなってきており、帰りには真っ暗になリそうだ。気温はさらに涼しくなっていて、Tシャツ一枚では寒く感じるので、薄手のソフトシェルを羽織る。ヘッドライトを持参して再度温泉に向かった。本日二回目の入浴も大変良いお湯で癒される。お湯につかることは、私のどこかで緊張している部分が和らいでいるようにも感じた。お風呂の窓から、夜が更けようとしている山を観る。辺り一面が暗くなっていたが、以外にも空が明るく感じた。

ゆったりとお風呂に入り温まった。消灯時間前の山荘の食堂では、ギターを弾いて楽しんでいる。ギターの音色がとても心地よく感じる。テント場に戻る道は、辺り一面真っ暗になっているので、ヘッドライトの出番だ。日もとっくに落ちているのに、明るく感じるその空で、星が輝いている。こんなに輝く星はここ最近は観た事ないと思った。

テントに戻り、シェラフ(寝袋)を出して中に入ろうとしましたが、温泉に入った後なので、体が温まり、シェラフどころでなくテントの中まで熱い。網戸にしてゴロゴロした。少しうとうと、目が覚めて、またうとうと、少し涼しくなり、テントを閉めたり、シェラフを出したり、うとうとしたりを繰り返した。

長く感じた時間は、空が、辺りが、明るくなった事で終わりになった。周辺では、テントをたたみ、出発する人もちらほらいる。山頂での日の出が観られるような空が広がっている。

テントから出て、お湯を沸かしてスープを飲む。ホッとする。沢の水で顔を洗い、卵を焼いて、朝ごはんを食べた。

さぁ、私も出発の準備始めないと。テントを片付け、荷物をザックに詰め込んで出発した。

 

 

何もしない時間。落ち着いて過ごせるか、過ごせないか。それには安心感が大きく関わると思う。そして、情報があふれる世の中で過ごしていると、情報がない事には戸惑うものだと感じた次第。ありすぎる情報には疲れてしまうのが本音。ですが、情報が一切ない状態になった時には自分の過ごし方が解らないことに気付いた。

 

山ビール

山歩きを初めてから、一度も山でお酒類を飲んだことはありませんでした。

私は、ビールを筆頭にお酒は好きですし、結構飲みますし飲めます(笑)。しかし、今までの山歩きは日帰りで、しかも車を運転していたので、山で飲んだ事は無かった。でも、飲みたいと思い、我慢しているという気持ちも無かった。それより、山を歩いた後のアイスが美味しくて、それのほうが楽しみになった。

初めて、山で泊まることになり、やっぱり「ビールでしょ」と飲んでみましたが、以外にも、美味しく感じられなかったのです。何だか残念感満載で言葉も無かった。

汗をかきすぎて「水分・電解質バランス」が崩れていたのかもしれません。食べ物や飲み物は、身体が必要としているものを摂ると美味しいと感じるものだと思うので、私の体はビールを欲していなかったのかもしれません。翌日帰宅後は、美味しくビールを頂きました(笑)。

秩父「武甲山」と道の駅「果樹公園 芦ヶ久保」

埼玉県、秩父盆地にそびえたつ、「武甲山
 
石灰岩がとれる山で、砕石されている山容を秩父長瀞方面より見られる、存在感がある山です。
ドライブが好きな私は、秩父方面にも良く訪れており、「武甲山」は、山を全く知らない私でも、目が惹かれる「採掘されている」山です。
山歩きを初めて、武甲山に登れることを知りました。が、秩父より見上げた「武甲山」に私が登れるのか?と、思うような感覚がありました。それくらいに、簡単じゃないというか、山の風格を感じていました。秩父より見上げる武甲山は、時には誇らしく山容を見せる日、雨の日は雲をまとう姿と非常に印象に残ります。
その山容、採掘されている姿しか見ていませんが、本来の姿は、素晴らしいものであったと思います。日本百名山に選定されていませんが、選定されていても不思議ではないように思う山でもあります。
 
標高や、登山ルートを調べてみると、武甲山には神社があり、信仰の山であることが解りました。
秩父方面から見る、採掘された山ではなく、横瀬町にある「武甲山御嶽神社一の鳥居駐車場」より、参道で登ることが出来ます。登山口となっている、一の鳥居は狛犬が狼で、しかも2列もありました。
狛犬が狼である神社では、奥秩父の「三峯神社」、奥多摩の「御岳神社」が有名です。
 
武甲山は「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」に由来がありました。
この「武甲山御嶽神社」は、日本武尊が、自らの甲(甲)を、この山の岩室に奉納したと言われています。だから、武甲山なのですね。
 
狛犬が狼です

 
狼の狛犬さん。鳥居近くの狛犬と、前にいる狛犬を観ると、前衛と後衛のように感じます(*^-^*)。
三峯神社や御岳山の狛犬とは少し面持ちが違いますが、柔らかいと感じるその姿も、この土地に何かしら歴史があるのではないかと思わせられます。
 
武甲山御嶽神社」の表参道でもある登山道には歴史を感じる石碑る観ることが出来ました。いつ頃の物かと、石碑をじろじろ👀、安政2年とありました。安政2年(1855年)と検索してみると、安政江戸地震、飛騨地震があったようです。
大政奉還は1867年なので、江戸時代末期の物で、今(2020年)より165年前の事です。江戸時代にも、お参りするため人々が参道を登っていた同じ道を、今、私も登ることが出来ます。山は、変わらない。
 
 
途中い沢がありました。
とてもきれいな沢で、見とれてしまいました。静かな山では、ゆっくりをいることが出来ます。見とれてしまい、気付かずに登ってしまいました。
実は、ボランティアで水を汲んで登るらしいです。すみません、気付きませんでしたm(__)m。
 
 
山頂にある「武甲山御嶽神社」です。
とても、厳かです。
 

周辺に、小さな社がありました。
 
武甲山山頂。何も見えません(T_T)。
しばらく見ていると、うっすら秩父の街並みの一部が見えましたが、すぐに見えなくなりました。山は奥が深いです。
先日購入したテント泊装備一式をもって登りました。
重かったですが、何とか頑張ります(*^-^*)。
 
今回の行動食は「梅おにぎり」です。美味しい(^_^)v。
 
 
下山途中に寄りました「持山寺跡」
登山道より少し脇に入っている所にありました。
 
江戸時代、「松平」と言えば、徳川家の血縁。
三代将軍家光の弟の子(甥)。時代の中で生きづらかったのでしょうか。山の中で生涯を遂げられたと。
 
今でも石碑は残っていて、お寺が立っていたであろう場所の杉の木は、整列しているように見えました。

 
 
帰りに
道の駅「果樹公園 芦ヶ久保」に寄りました。
 
何度も来ている道の駅ですが、初めて食べました「ソフトクリーム🍦」
混んでいたので、並んでいます。暑いです(;^_^A。
 
横瀬町オリジナル
「はちみつカルピスソフト」です。美味しいヽ(^。^)ノ。

【雑談】お盆休みは買い物 テント泊登山に向けて

世の中はお盆休みです。
 
今年(2020年)は、コロナウィルスの影響が心配されています。帰省をされない人も多いのか、例年のお盆休みの都内は人が少ないですが、今年は人が多いように思います。
 
仕事上、お盆休みと休んだことはあまりないのですが、大型の休みではありませんが、今年は少し休みを取る事が出来ました。
本当は山に行きたかったのです。
しかし、暑すぎて(;^_^A。山歩きはただでさえ大汗なのに、この暑さでは考えてしまいます。もちろん、標高の高い山に行けば涼しいのですが、標高の高い山と言って思うのが北アルプス(富士山は除く)になりますので、思い立っていくにはハードルが高いと思う初心者です。
 
しかし、やっぱり行ってみたいと思うのが「北アルプスで(飛騨山脈)」です。そして、北アルプスでは縦走もしたいので、宿泊が必須となります。山歩きで宿泊となると、「山小屋泊」「テント泊」の二択になります。
 
テント泊をする!
 
そう思ってから色々調べていましたが、色々情報収集した内容は、情報が多すぎて返って困惑してしまいました。何が良いのか、何が必要なのかが解らなくなってしまいました(T_T)。
 
「そんな思いをするならば、買ってしまえ~」と(^_-)-☆。
 
お盆休みは買い物しました。
やばすぎます(*^-^*)。楽しい~ヽ(^。^)ノ。買い物って楽しいのですね。
 
まずはモンベル直営店に行きました。買おうと思ったのは「シェラフ(寝袋)」です。

色々、ネット情報を観ていて、登山用品店に行って、このメーカーのこの製品、同じような製品で甲乙つけがたい他社製品という場面になれば、きっと迷うだろうなぁと思ったからです。直営店ではその迷いはありません。モンベルは(一部の商品を除いてですが)、アウトレット店でも定価で販売されています。なので、製品のサイズ、材質等、自分の必要な内容を店員さんに話せば、消去法のごとく自分に必要な商品が決まります。考えすぎて決められない私にとってかなり頼もしい限りです。

本当に、サクッとシェラフとマットを決めることが出来ました。

登山用品店で店員さんのお話を伺うと、当たり前の話ですが、登山している方が多いので、とても現実的な話を聞くことが出来ます。とても参考になります。

自宅に帰って早々に楽しみます♪

 

やっぱり、シェラフには入りたくなります(笑)。

 

次に買おうと思ったのはテントです。

テントは、山岳用テントで国内メーカーの物にとても関心がありました。ただ、山岳用含め、テントというものに知識は皆無です。はい(;^_^A。何が良いのか全く分かりません。頼りになるのはショップの店員さんのみです。ショップは「好日山荘」に行きました。モンベル直営店も含め、やっぱり餅は餅屋です。もちろん定価です。

 

ショップで、テントを展示されているコーナーをじろじろ(笑)見ていると、店員さんが話しかけてくれました。ベテランの風格のある店員さんで、山の知識も経験も豊富そうな方でした。山岳用・一人用のテントが欲しい旨を伝え、店内にある写真のテントがイメージと伝えました。しかし、私が欲しいと思っていた「アライテント」はイメージの色はありませんでした。どうしようかと考えました。

結局、アライテント社のエアライズ1を購入しました。品質とアフターケアに惹かれました。

 
 

ザックは、60リットルの大型をアマゾンで購入しました。
アタックザックが付いている感動ものです。
 
テント泊をするには、もう少し買いたいものはありますが、大きい出費の山は越えました(笑)。何が大変だったというと、色々情報が多い中でものを選ぶことでした。なので、気持ちがとても楽になりました(^_^)v。
 
テント泊して
山に行きたい!
 
何処にいこうかなぁ~。

河辺温泉 梅の湯 東京都青梅市

 

 

 

 

河辺温泉 梅の湯ですヽ(^。^)ノ

入浴料 大人1人880円

 

場所はJR青梅線河辺駅」のすぐ目の前です(*^-^*)。

JR青梅線は、JR中央線立川駅より終点奥多摩駅までの路線で、中央線との直通電車もあります。

車で行っても隣の「イオン」の大型駐車場に停められます。グーグルマップでは少し違う情報で案内されますので、「イオン」の駐車場を目指して行くと間違いありません。

 

 

山奥の温泉が好きな私ですが、ここは結構良いです。お客さんがほどほどいましたが、平日だったせいか、結構静かでした。込み具合もほどほどで、ゆったりと温泉を楽しむことが出来ました。

 

お風呂の写真はありませんが、ここは建物の5階(だったかな?)屋上にあります。露天風呂がとても広くて開放的な空間になっています。

駐車場からは「天空の通路?」を通って入口に行きます。

 

この「梅の湯」、とても大きくて広い空間で、露天風呂はとても良いですヽ(^。^)ノ。ゆったりと入浴できます。ゆったりと入れる日帰り温泉は、滞在時間も長くなります(;^_^A。

 

お湯は㏗9.4のアルカリ性温泉。源泉かけ流しの湯船は人気があり、少し入っただけですがとてもぬるぬるしたお湯で良かったです。しかし、混んでいるので、同じ露天風呂の違う浴槽でお湯を楽しみました。

 

ビルの屋上にある露天風呂より、奥多摩の山々がとても近くに見えます。山の中の温泉から観る風景とは全く異なり、街の向こうにそびえたつように、誇らしげに奥深くまで続く奥多摩の山々の存在感を感じつつお風呂に入れることはとても贅沢だなぁと思いました。

 

空を見上げます。空は広く大きく見えます。

空を観るのが好きです。いつまでも見ていられます。大好きな奥多摩の山と空を観ることが出来た日帰り温泉でした。

 

 

街中にある日帰り温泉に入るとき、お湯はもちろん楽しみですが、ゆったりと入れることが一番好きです。

この温泉は、街中の駅前という立地上、週末は混みそうです。しかし、空いていれば結構ゆったりと入れる良い温泉でしたヽ(^。^)ノ。

 

車でも「青梅街道」を入ってすぐの場所にあり、駅も近いので、奥多摩で登山をした帰りに立ち寄れる温泉です(*^-^*)。

大菩薩嶺 日本百名山70

大菩薩嶺は、深田久弥の「日本百名山」に選定されている山です。山梨県甲州市丹波山村にあり、標高2057mで大変登りやすく、多くの登山客が訪れています。

 

大菩薩嶺は、甲州裏街道】

江戸時代に、甲州街道を何らかの理由で通らない旅人が通ったと言われる「甲州街道」。現在の青梅街道ですが、その最も険しい難所と言われていたそうです。現在は奥多摩から山梨県に抜けられる「大菩薩ライン」から道を外れて奥に進んだ所に登山道があります。

 

数年前に「大菩薩ライン」を車で走って山梨に抜けるドライブを楽しんだことがありました。その名前「大菩薩」には、惹かれるものがあります。その奥に、日本百名山の一つである「大菩薩嶺」があることを知り、ぜひ行ってみたいと思っていました。

 

大菩薩の名前の由来は「源義経」にまつわる内容や、観音菩薩が祀られている事、行基菩薩が修行をしたことなどあるようで、歴史を感じさせられる山です。

 

【素晴らしい展望と山の空気】

大菩薩嶺山頂は木々に覆われているので景観はありませんが、山頂より大菩薩峠(標高1897m)に続く尾根道は、山梨側方面に開けている絶景を望むことが出来ます。上日川ダムの「大菩薩湖」を見下ろし、周囲の美しい山々の先に富士山を観ることが出来ます。

 

生憎、この日は空全体に薄く雲がかかっていて、展望は望めませんでしたが、天空の草原を見渡すだけでも、とても気持ちよく心が解放される風景です。そして、標高2000mとなれば、日差しは強くても空気がとても気持ちよく、きれいな空気で目いっぱい深呼吸できます。

 

 

 

【大勢の人が訪れる「大菩薩嶺」】

首都圏より日帰りで行ける「大菩薩嶺」です。悪いウィルスさんの影響が心配される、先日(2020年8月)の土曜日に行きました。はい、登山客が大勢います(*^-^*)。

 

確かに、山頂付近の尾根道より見渡す光景は絶景と言わずにいられない素晴らしさがあります(*^-^*)。その絶景を求めて登っている登山者の多い事。雷岩と言われる場所は、所狭しと言わんばかりに、多くの登山者が石に座り昼食を食べています。その場所から大菩薩峠に続く尾根道を眺めれば、たくさんの人が次々と歩いています。尾根道の道幅は広く整備されているのですれ違いに困ることはありませんが、それにしても、本当に人が多いです。

 

大菩薩嶺の人気登山ルート】

大菩薩嶺に登るには「上日川峠登山口」が便利です。標高1700m程の場所なので山頂までの高低差は350m程で、ゆったり登ることが出来ます。夏季はJR中央線甲斐大和駅より路線バスがありますし、無料の駐車場もあります。トイレもあります。

多く紹介されている登山道は、上日川峠より唐松尾根を登り、大菩薩嶺大菩薩峠に向かい、上日川峠に下山する周回コースです。

上日川峠に最初に到着するバスは8時10分に甲斐大和駅出発し、8時51分に到着します。

 

【歩いたコース】

人込みは苦手なので、人がいないコースを考えました(;^_^A。そして、良く紹介されているコースは高低差が少ないので、もう少し登りごたえがあるコースが良いなと思い、丸川峠に向かう「丸川峠分岐駐車場登山口(標高969m)」より登り始めることにしました。

早朝より中央道を走り、7時には駐車場に到着して8時前には山に登り始めました。

 

登山口より「はぁはぁ」言いながら山を登っていきます。高低差は約1100mあるので当然です(;^_^A。

途中の丸川峠では美しい光景が広がっていました。このコースは人が少なく静かです。

 

登山道は「大菩薩連峰」の北側になるので、日陰の趣のある道を頑張って登ります(*^-^*)。

 

約3時間で「大菩薩嶺」に到着しました。人だらけになりました。

 

登頂記念写真を撮った後、景色の良いま雷岩付近で昼食です。絶景を観ながら食べるお弁当はとても美味しいです。

 

人が多いので、ご飯を食べたら「大菩薩峠」に向かいます。絶景を眺められる尾根歩きです。が、人が多すぎてゆっくり景色を堪能することは私にとって難しく、岩がゴロゴロしている登山道を駆け足で抜けました。田舎育ちですから(^^)。

 

大菩薩峠です

 

山小屋もお店もあります。ビールも売っており、山ビールを楽しんでいる人もいるし、百名山グッズを買い求めている人もいます。

 

 

私は、山頂にいる多くの登山客が下山する前に、早々に下山しました。お昼に差し掛かる時間は、登ってくる人も少なく、他の登山客が降りる前なので、人が少なくとても静かで歩きやすかったです。

 

途中、シカと会いましたΣ(・ω・ノ)ノ!

 

 

野生のシカと会うのは二回目です。びっくりしますが騒ぐと良くないと思いますので、シカの様子を観ます。

以前はあきる野市の人がいないコースを歩き「日の出山」に向かう時でした。目があいましたが野生のシカは目線が鋭く、緊張したのを覚えています。写真を撮ろうと手を動かした瞬間に逃げていきました。

 

しかし、このシカさんの目は柔らかく、人慣れしている様です。少し山肌を登り「葉っぱ」を食べ始めました(;^_^A。可愛いです。

 

この後、「福ちゃん荘」を経由し、

売店あり、飲食可能。

 

上日川峠に降りました。上日川峠にも「ロッヂ長兵衛」があり、売店や飲食が出来ます。バス停もあります。

 

 

ここより、「丸川峠分岐駐車場登山口」に向かいます。がけ崩れで、車は通行禁止となっていますが、登山道は歩けます。約1時間で到着しました。

 

駐車場は「丸川峠分岐駐車場」が満車でしたので、その少し手前にある「裂石登山口駐車場」を使用しました。何れの駐車場も無料ですがトイレはありません。大菩薩ラインとの交差点である「大菩薩峠バス停」に清潔なトイレがありました。

 

【感想】

確かに、絶景が広がるとても景色が素晴らしい山です。

しかし、何でこの山が「日本百名山」に選ばれたのか?と不思議に思いました。

 

日本百名山」の本は購入しています。とても表現が素晴らしく、著者の山に対する思いが伝わる内容で、まるで目の前に風景が広がっていると錯覚してしまうので、その山に行く前には読まないようにしています(*^-^*)。今回も「大菩薩嶺」に行き、帰宅してから本を読みました。本は、1991年に発行されており、今から約30年前で、ちょうど、登山ブームが始まるころです。

 

大菩薩岳の項の最後に、著者の「大菩薩岳」への思いが寂しそうに書き留められていました。

奥多摩湖のダム放流と登頂できなかった三頭山

大迫力です。
初めて見ました「奥多摩湖のダム放流」です。

 
梅雨の長雨の影響でしょうか、ダムの貯水量が増えていたようです。
滝のように流れ落ち続けるダムの放流は大迫力です。
 
私もWikipediaで初めて知ったのですが、奥多摩湖は「人造湖」の名前で、ダムの名前は小河内ダムとの事です。奥多摩湖は「水道専用貯水池」として、日本最大級(施工当初は世界最大級)ですが、現在の東京都の水源は利根川水系を多く利用されており、奥多摩湖は約2割をまかなっているそうです。
また、多摩川第一発電所も併設されていて、東京電力より多摩地域に広く供給されているそうです。
 
放流を実際見て思う事
「何故、高いところから放流するのか」
 
高い場所から放流しなければいけない理由があるから。
観光目的のダムなら、高い場所からの放流が迫力を感じますが、奥多摩湖小河内ダムは観光放流はしていません。
 
以前、「合角ダム(埼玉県)」に行った際、ダム湖の水はk深い場所ほど冷たいので、冷たい水を放流すると下流の生態系に影響を及ぼしてしまうと学びました。いきなり冷たい水が流れてきたら、下流のお魚さんたちはびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!してしまうし、植物にも影響が出そうです。
 
高いところから放流すると、放流された水の落ちた場所が侵食されると思います。
以前、行った「黒部ダム」は霧状の観光放水で、下流にそのまま水が落下しないようにされていることに、とても感動しました。奥多摩湖小河内ダム(ややこしい(;^_^A)は、滑り落ちるように流れ落ちた後、流れを緩やかにして2段階で放流されていました。直下に放流すると、コンクリートも侵食されてしまうので、このような流れ落ちるような構造になっているのかと思います。滑り落ちるように流れる水は、訪れる人の目を引き付けます。人間ってすごいと、改めて思います。自然と共存する人工物の工夫は計り知れないものがあります。
 
 
 
【登頂できなかった「三頭山」】
私は山歩きの初心者です。はい、最近体力がついて来たように思っていたところでした。
 
しかし、この日は山歩き初の「登頂0」の一日になってしましました(;^_^A。まさかの登頂ゼロ、結構凹みました。
元々、計画を立てて時間通り行動することがあまり得意ではないのですが、山歩きではそれは危険です。しかし、地図好きであることが山歩きにとてもあっていたので、これまでの山歩きは計画通りに歩くことが出来ました。
 
はい、地図好きです(*^-^*)。山歩きは、朝思い立って行っているようなことが多いのですが、それまでに「紙の地図」を結構眺めています。なので、行こうと思うときは大体ルートが頭に入っています。地図好きの私が山歩きを初めて登山地図を観たときに等高線があることに「なんて親切なんだろう」と感動しました。今までは道路地図ばかりを観ていたので、くねくねした道があれば急な傾斜であることが解るくらいでしたから。そして、登山地図は出来るだけシンプルなものが好きです。ネットでダウンロード出来たり、コンビニプリント出来たりするので大変便利です。
 
奥多摩湖に歩いて渡れる「ドラム缶を並べた浮橋」があります。そこを渡った先から山歩きをしようと思っていました。
はい、浮橋は増水のため通行不可。そうですよね、普段放流しない奥多摩湖が放流されているくらいだから(T_T)。残念①。
 
「三頭山」へはルートがいくつかあります。仕方がないので、「奥多摩周遊道路」を走り、都民の森に向かいました。はい、S子さん大活躍です。水を得た魚のように、生き生きと走ってくれます(^_^)v。もちろん安全第一なので、後ろにバイクや車がつかれると道を譲ります(;^_^A。しかし、都民の森は、満車。残念②。
 
半ば諦め気分で、山のふるさと村に向かいました。何とか駐車して山歩き出発。1時間オーバー。山のふるさと村からルートが二つあり、勿論目的の山に近いほうを歩き始めます。しかし、沢にかかっている橋が流されていて通行禁止。戻ってもう一つのルートより出発。30分の時間オーバー。残念③。
 
遠いほうのルートに戻り歩き始めました。長かった梅雨で登山道や倒木はコケで覆われていて、暑い気温の中で季節の移りかわりを感じました。登山道には沢山キノコが生えていました。もちろん、観るだけです(*^-^*)。
でかΣ(・ω・ノ)ノ!。あまり手は大きくありませんが、手のひらを余裕で超える大きさです。
 
二つ並ぶとさらに迫力あり。
 
なんだか、美味しそうに見えますが、観るだけです。落ち葉の下から這い上がってくるキノコの生命力を感じます。這い上がれるキノコ、力強いです。
 
奥多摩周遊道路を初めて歩いて横切りました。今までは、車だったので、登山者を「危ないなぁ」と思っていました。立場変われば…です。はい。両者の思いを込めて、歩道が欲しいなと思う(^_-)-☆。
 
経由した風張峠の写真
この先の鞘口峠の先まで行き、急勾配を登っている時に時間を確認したら12時30分、下山ルートを確認し、登頂を諦めました。山頂に行くと、どうしても下山時刻が遅くなります。今回は、歩き始める時間が1時間半遅くなり、歩くルートも遠回りになってしまいました。山歩きを始めるときに「人に迷惑をかけない」と強く思ったので、諦める勇気を持つことが出来ました。
 
後、もう少しでしたが、仕方がありません(T_T)。
山に大切なことを教えてもらった一日でした。

【山ご飯】山ご飯をした訳(*^-^*)

先日、山ご飯デビューしましたヽ(^。^)ノ。

思い付きのような「山ご飯」でしたが、思いの他楽しく、自分でもびっくりしています(*^-^*)。

しかも、バーナーやコッヘルは山に行く前日の仕事帰りに買ったという、計画性の無さが私の特徴でもあります。はい。

 

山に行き始めた当初より、私の山ご飯はお弁当でした。

 
大好きな富士山や、絶景を望みながら食べる「お弁当」は格別美味しく、本当に大満足です。こんなに美味しい🍚を食べられる事、とても贅沢だなぁと思っています。
私は、いつも保温お弁当を使っており、山頂でも暖かいご飯を食べています。
 
山に行く日は、早く出発したいので、お見せできるようなおかずは持っていけません(;^_^A。卵焼きや、揚げ物やお肉を簡単に詰めるだけです。お腹が空くので、カロリーの高そうなおかずを持っていきますが、プチトマト等があると、それはそれでとても体にしみわたる感じで美味しいです。大したおかずではなくても、それでも山で食べる🍚は特別美味しいです。
山歩きをすると、すごくお腹が空きます。最近は、体力が付いたなぁと思いますが、当初の私は体力がなく、いつもぜーぜー言いながら山歩きしていました。
 
ようやく、お昼ご飯が食べられる場所に着いた時には、お腹が空ききっているので、早くご飯が食べたいのです(笑)。なので、お弁当は、食べる場所についた、ザックから出した、お弁当箱を開けるとすぐに食べられるので、とても私に合っていました。
 
こんな、お弁当を持って行ったこともありました。
スープジャー大小と200mlのステンレスボトル
 
何をもっていったかというと
冷やしうどんとサラダですヽ(^。^)ノ。
日出山山頂で食べました。この日はご飯が無かったので、急遽冷たいうどんにしたのですが、想定外に美味しかったです。暑かったので、とてものど越しも良かったです。
スープジャーの容器は、あらかじめ氷水で冷やしておくと、冷たいうどんやサラダも食べられます。
乾麺のうどんはゆでてから氷水で冷たくして、水を切り、氷と一緒に容器に入れます。めんつゆは氷と一緒に小さいステンレスボトルに入れます。食べるときにうどんの中に入れた氷が解けているので、濃い目にするほうが良いと思います。山に行くときは、常温の水も持っていくので、濃ければ薄めることが出来ます。容器がスープジャーなので、残った麺つゆは蓋を閉めてそのまま持ち帰れます。
サラダも冷たくするために、枝豆は冷凍したものを、チーズも凍らしてそのまま入れます。
 
 
【私が山ご飯を始めた理由】
そんなこんなで、日帰り登山しかしていない私は、山ご飯をする必要性を感じることはなく、むしろ「すぐに食べられない」ので、関心はあまりありませんでした。確かに、山ご飯の記事などを観ると美味しそうだと思いましたが。
 
 
山歩きを初めて、日帰りではいけない山があることを知りました。泊りにすればよいのだけなのですが。山で泊るには二種類あり、山小屋泊とテント泊です。
 
色々考えた末、私はテント泊をしようと思いました。テント泊は、山小屋の食事が食べられるところもありそうですが、基本、自炊する必要があります。
そう思った時に、ご飯🍚大好きな私は、ご飯が無いと結構辛い。じゃ、ご飯を炊くしか方法が無いなぁと(;^_^A。ご飯が炊けなければ、テント泊は無理なので、テント泊1式を購入する前にご飯を炊いてみょうと考えました。
とりあえず、最初の山ご飯はラーメンでしたが、想定外に楽しかったです。そして、自宅でご飯を炊いてみることにしました。
 
山でご飯を炊かなかったのは、万が一失敗すると食べるものがなくなるからです。お腹が空いたら困りますので(;^_^A。
自宅のコンロにセットして、1合のお米を30分以上水に浸してセットしました。ご飯が上手に炊けると言われるメスティンではなく普通のコッヘルです。
 
バーナーは火加減が難しいです。特に弱火が難しい。
 
沸騰してきたら弱火にします。蓋の役目をした小さいコッヘルも揺れて動いてしまうので、缶詰を乗せました(笑)。
 
15分ほど弱火で炊くと言われますが、10分も経たずに音が「パチパチ」するようになり、火を止めました。やはり、初回は自宅での練習が必要と再度思う。
 
火からおろして、蒸らすためにタオルで包みました。
 
無事にご飯が炊けましたヽ(^。^)ノ。
炊き加減はちょうどよく、美味しく炊けました。
ご飯を炊くときは、蓋を取らないよう言われてますが、私は蓋を何度も取って確認しました^_^;。「焦げるよりまし」という内容の記載を観たからです。そりゃそうです。
しかし、蓋を開けたときに水分が飛ぶので、気持ち多めの水加減が必要かもしれません。
 
バーナーとコッヘルで、美味しいご飯が炊けました。
 
日帰り山歩きでは、時間がかかりすぎるので、ご飯を炊くことはないと思いますが(保温容器で十分かな)泊りでは活躍してくれそうです。
 
テント泊装備一式、欲しいなぁ。買おうかなぁ(*^-^*)。

御前山(大ブナ尾根ルート)と山ご飯デビュー

毎日、雨です。はい。
 
しかし、梅雨の季節の雨は
土砂降りになることはなく、降っては止んでを繰り返します。
 
こういうお天気は、雲が空から地上に降りてきます。
はい、大好きな雲です。
 
雲の中に行くたくなり、うずうずします(*^-^*)。
「御前山(ごぜんやま)」に行ってきました。
 
御前山は、「大岳山」「三頭山」と共に「奥多摩三山」と言われる標高1405mの山で、奥多摩湖の南側にあります。
 
車で大麦代園駐車場に行きました。朝の時間でしたが、売店は営業していました。
奥多摩湖畔を少し歩き、ダムの上を渡ります。
 
雨の日の楽しみは大好きな雲と山です。
雲が、とても近くに降りてきていました。絶景ですヽ(^。^)ノ。
奥多摩湖畔で、この辺りは標高500mを少し超えるくらいです。
観たかったのは、「雲海」です。
撮った写真で、一番雲海らしかったのが、この奥多摩ダムから下流方面を撮った写真でした(;^_^A。なんとなく「雲海」ぽいかな?。
 
駐車場よりダムを渡り、登山道に入ります。小雨が降る天気でしたので、ほとんど人はいません。登山道を歩き始め、すぐに傾斜を登っていきますが、なんとなく、不安な気持ちがありました。
 
何時も、曇りでも雨でも、ウキウキしながら山に入っていくのですが、この時はそんな気分ではなく、何度も立ち止まり、GPSや紙の地図でルートを確認したり、引き返そうと考えたりしました。こんな日もあるさ。
 
そんな気分で山の中にいたのですが、何だかいつもと違うと感じたのは、「鳥の鳴き声がしない」だったのかなぁと思いました。気持ちが良い鳥の鳴き声は、山に来たことを歓迎されているようにも感じて、とても心地よいです。

とりあえず、気を取り直して先に進みます。

 

サス沢山 標高940m

サス沢山まで来ると、雲が少し下に見えてきました。このようなお天気は、上空に覆いかぶさる雲と、下に降りてくる雲との間が出来ます。この雲と雲の間に行きたいと考えたのです。御前山山頂までは、まだ500m程登るので、「もしかして👀」期待しながら先に進みます。

 

惣岳山 標高1348.5m

残念でした。雲の間を余裕で抜けてしまい、上空の雲の中に突入してしまいました(T_T)。途中は木が生い茂る展望のない登山道ですが、木々の隙間より若干でしたが、雲海(のような景色?) が見えました。雲海、いつか観たい(*^^*)。

 

御前山 標高1405m

はい、雲の中でした。

山頂は、木が少なく展望もありそうです。しかし、展望を望める天気でなく、木がないと雨が直接降ってくるので結構濡れてしまいます。この先に避難小屋とトイレがあるのですが、早々に戻ることにしました。

 

【大ブナ尾根】

大ブナ尾根を通りました。結構傾斜が急だなぁと思いながらです。

紙の地図でルートを確認している時から。「結構急な登りだな」と思っていました。急な登りは今まで何度もありましたが、「大ブナ尾根」は、急な登りが長く続く登山道という印象です。

 

まさか、「奥多摩三大急登」では無かったよね?たしか、違ったはず( 一一)。帰宅後確認すると、「奥多摩三大急登」ではありませんが、ネットなどでは、奥多摩の急な登りとよく言われている様で、「奥多摩三大急登」の対抗馬になっていました。

 

参考)奥多摩三大急登

鷹ノ巣山の稲村岩尾根

・六ツ石山の水根ルート

・本に田山の大休場尾根

 

 

【♪山のご飯~ 初め~ました~♪】

バーナーとコッヘルを購入しましたヽ(^。^)ノ。

早速、使ってみました。恐る恐るでした(;^_^A。

定番の「サッポロ一番 塩ラーメン」ヽ(^。^)ノ

 

御前山頂は雨が降っていたのと、虫が多く、とても山ご飯が出来る状態ではありませんでした。しかし、下山途中の「小河内峠」まで降りて来た時には、雨が止んでいて虫がいないことに気付き、早速「山ご飯」のお店開きです。

何だか、山にいるのに生活感が(-.-)。

具は、冷凍して持参した豚肉とカットして持参した野菜(人参、玉ねぎ、エリンギ)です。ホイルに包んだおにぎりも二個あります(*^-^*)。

 


早速、お湯を沸かして麺と具材をコッヘルに投入。私が購入したコッヘルは四角い袋麺が入らないので、二つに割って無理やり入れます(笑)。

 

やばい、山ご飯「楽しい」ヽ(^。^)ノ。

なんだかウキウキします(*^-^*)。

何故だか、こういう気分の時って「キューピー3分クッキング」の曲を歌ってしまいます。「♪タララッタタタタ♪ タララッタタタタ♪…(^^♪」。

初「♪山のご飯~ 完成しました~♪」ヽ(^。^)ノ。

こんなに美味しい「サッポロ一番 塩ラーメン」を食べたことが無いほど、美味しかったです(^_^)v。

やっぱり、山って良いなぁ。

 

【山歩きの記録】

合計距離:13.31㎞

最高地点の標高:1405m

最低地点の標高:519m

累積標高(上り):1256m

累積標高(下り):1268m

出発時間:9:00

山を降りた時間:15:20

山の中にいた時間:6時間20分

 

 

【使ったお金💰】

ガソリン代 約840円

高速料金 370円

合計 1210円

 

ラーメンで胃がもたれてしまい、恒例の🍦はパスしました(;^_^A。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【雑談】ケチ子おばさん 前世は山姥(やまんば)?

ステイホームが解除され、

ほぼ、毎週末

山にいっています(*^-^*)。

 

何故、そんなに山が良いと思ったのかは、まだ私自身も良く解りません(;^_^A。ただ、山の中にいるのが、私にとって良い時間なのです。

 

山にいる時間のほとんどは、

ただただ「歩いている」だけです。はい。

 

ステイホームが明けて、季節は一気に変わり、蒸し暑い夏と梅雨の雨でした。山が好きな人にとってはかなり残念でしたが仕方がありません。

 

奥多摩の山はとても暑かったです。そして、梅雨の季節に突入し、「曇り時々雨」なら、ラッキーと思うような毎日となってしまいました。

私は雨の山も好きですが、一般的には「ガスガス」と表現されており、なんだか少し、寂しく感じます。雨が降るのは当然だし、山の中で視界がなくなることは、雲の中だと思うから。山は自然と向き合えるので、私は雲が好きです(*^-^*)。

 

雨の「日出山」に行きました。

東京都日の出町にあります。名前より想像できる、とても展望の良い山です。雨の日は展望は望めませんが。また、天気の良い日に行きたいと思います。

 

雨だから見られるキノコもきれいです。

勿論、写真を撮るだけです(*^-^*)。

 

それでも、山の中にいるのが好きなのです。

 

例え、それが、

ただただ、一人で山の中を歩くのが6時間もあっても

私にとって、歩き続けている「6時間」を長いと感じなく

もっと、山の中にいたいと思います。

短い時間に感じることもあります。

 

なんで、山って、こんなに良いのですかね(^_^;)。

 

もしかしたら、祖先は「山姥 ヤマンバ」かも(*^-^*)。

 

 

 

思い付きのように始めた「山歩き」ですが、

私によく合っていたのかもしれません。

 

もっともっと、

色々な

山に行きたい

行ってみたい

 

今まで行った山も

季節をかえて

行ってみたい

 

コースを変えて

行ってみたい

 

山頂からの

見晴らしは何時も

同じとは限らない

 

私が

期待する景色

を、いつも見られること

を、山は約束してくれません。

 

 

山の中はとても静かです。

 

 

どの道を通るのかも、

事前に地図で確認します。

 

山であろうと、街であろうと

知らないところに行くのは同じかもしれません

 

ただ、山には

道を聞ける人に出会えるとは限りません

 

自分だけが頼りです

 

 

困ったときの「コンビニ」はありません。

 

登山道で、

体力不足や、体調不良で歩けなくなっても

タクシーは来てくれません

車が通れる道ではないので

救急車も来れません。

携帯の電波が入らない場所もあります。

 

だから、安全重視です。

ケガしないで下山できることを、大切にしています。

 

 

 

 

下山した時は

山から抜け出してしまった、寂しさがあります。

同時に、守られた社会生活に戻った安心もあります。

 

 

 

やっぱり、ヤマンバ山姥

だったのかな 私( ´艸`)。

雨の日の筑波山

山の魅力に取りつかれてしまっている私は、週末になると山に行きたくなります。

 

梅雨のこの季節は雲の中の山を楽しむことが出来ます。さらりと言えば、「天気が悪い」なのですが、天気が悪いとそれなりに人も少なくなるので、普段人が多い山に行こうと考えます。

 

日本百名山は標高1500m以上の山と選定基準がありますが、1500m以下の山も選定されており、一番低いのは877mの筑波山です。

筑波山は、ケーブルカーやリフトもあり、大変便利に山頂付近まで行くことが出来る山ですが、登山道も整備されており、山登りも楽しむことが出来ます。山頂からは、関東平野を一望できる大変すばらしい眺めを楽しむことが出来ます。

 

雨の筑波山に行ってきましたヽ(^。^)ノ。

その日は少し寝坊してしまい、早朝出発は出来ませんでしたが、首都圏からは高速道路で近くまで行けるので、距離はありますが、時間はそんなにかからずに行くことが出来ます。高速道路を降りて山に向かって走ります。

 

茨城県の道を快適に走るとその先に筑波山が見えてきます。標高1000以下とは思えない山容で、筑波山を実際に見たことがない私でも「あれが筑波山」と解ります。

 

雨の日に行ったので、山は雲の中です。

筑波山は、「西の富士山 東の筑波山」と美しさを表現されます。本当に美しい山容です。筑波山の特徴でもある二つの山頂を観なかったことは残念でしたが、雲をまとう姿も、堂々とした大きな存在感を感じます。

 

筑波山は、御神体が山であり、山全体が神域とされています。

二つの山頂の西峰は「男体山」でイザナギノ命、東峰は「女体山」でイザナミノ命が祀られており、夫婦神でもあります。古事記の神様で日本を作った神様です。

標高は女体山が6m高く、筑波山の標高とされており、三角点もあります。

 

 

車で行った私は、市営第3駐車場に駐車しました。(1日500円)

 

駐車場より少し歩けば筑波山神社に到着し、神社より登山道へ進みます。いくつかある登山道の中で、御幸ヶ原、男体山に登り、女体山に向かい、女体山より下山するルートで山歩きしました。

 

 

雨の登山道は、大変ぬかるんでいて、岩や敷かれている木も滑りやすくなるので注意が必要です。慎重に登山道を歩きます。雨は終始降り続けることはなく、レインコートは下山時に少し使用した程度でした。

 

雨の山歩きは、お天気が良い日より大変なのですが、雨の山の中も好きです。雲の中は幻想的な風景です。ぼんやりして見える木立はとても美しいです。新緑の木の葉や草花は雨のシャワーを浴び、より一層黄緑色が冴え、ついている雫はきらきら光って見えます。雨で空気も澄んで気持ちが良いですヽ(^。^)ノ。

 

雨の日は晴れの日より涼しいのですが、気温28度での登山は暑く大汗を掻きます。沢の水で手と顔を洗うと気分爽快です。

 

約1時間半で御幸ヶ原を経由して「男体山」に到着しました。

雲の中のお社も幻想的です。

御幸ヶ原はケーブルカーの到着駅でもあり、たくさんの売店やきれいなトイレもある広場になっています。

 

御幸ヶ原を過ぎたあたりから、風が強くなり、木々や草が大きく揺れ、葉がぶつかり合う大きな音が聞こえるようになりました。まるで山が「今日は危険だから早めに降りなさい」と言っているようです。男体山には自然散策路がありますが、そこには行きませんでした。御幸ヶ原では、風に流された雲が、山にぶつかり、急いで逃げていくように見えるほど、風が強く吹いていました。

 
御幸ヶ原より少し歩いたところに「紫峰杉」があります。樹齢800年と言われ、人口林の杉と異なる枝ぶりに、迫力と雄大さを感じます。紫峰は、筑波山の雅称でもあり、ご神木に近いものがあるのかなと思いました。

 この樹が生まれた800年前と言えば、1200年、1192作ろう鎌倉幕府、源政権の鎌倉時代ですφ(..)。

紫峰杉のすぐ向かいに「男女川」の源流があります。手を洗いました。冷たくてとても気持ち良かったです。

 

稜線を歩き、女体山に向かいます。木々がありますので、展望はなく、15分弱で到着します。

 

女体山山頂のお社もとても美しく素晴らしいです。どちらのお社もとても厳かです。

 

女体山山頂の「日本百名山」の碑。

その先の岩の上からパノラマに広がる絶景を観ることが出来ます。

 

 

女体山からは岩場を通り筑波山神社まで下山しました。筑波山花崗岩を主にした岩山で、たくさんの奇石を観ることが出来ます。その中でも特に目を引いたのは

北斗岩

 

出船入船

 

弁慶の七戻り

岩山である筑波山が長い年月をかけて風化侵食を繰り返し、このような奇石が見られるようになったと思います。しかし、偶然とは思えないほどのバランスです。弁慶は「頭上の岩が今にも落ちそうで、七戻りした」と言われているそうです。本当に落ちてきそうです(;^_^A。

 

無事に下山し、麓の売店で何時ものソフトクリームです。

ソフトクリームを買って、ザックの中のスマフォを探している少しの間に解けてきちゃいました(T_T)。急いで食べました(*^-^*)。

やっぱり、山を降りた後の🍦は美味しすぎる(^_^)v。

 

【山歩きの記録】

合計距離:5.98㎞

最高地点の標高:877m

最低点の標高:234m

累積標高(上り):702m

累積標高(下り):689m

出発時間:12時

到着時間:15時45分

山の中にいた時間:3時間45分

 

【使ったお金💰】

高速道路代:3800円

ガソリン代:約1200円

駐車場代:500円

ソフトクリーム:400円

合計 5900円

 

梵(ぼん)の湯と合角(かっかく)ダム、道の駅 龍勢(りゅうせい)会館 埼玉県

何だか、漢字の読み方検定の様なブログタイトルになってしまいました^_^;。

 

雨の予報でした。

少しの雨ならば山歩きに行きたいと思い、早朝に起きました。しかし結構雨が降っているので山歩きではなく、温泉に行こうと思い二度寝しました。計画性のなさが出ています。

雨の日も好きです。

雨の日は空気がとても澄みます。雲が近くまで降りてきます。山の近くではとても良い空気と、山の匂いを感じます。

 

秩父川端温泉 梵(ぼん)の湯

 

写真の道路は「皆野寄居道路」です。

はい、私の好きな景色です。山雲道路です(*^-^*)。ここは駐車場です。屋根付き駐車場ののように見えますが、実はソーラーパネルで雨の日には傘が必要でした(;^_^A。

 

非会員休日料金で大人一人980円です。

お風呂は内湯と露天風呂がありました。

 

内湯はかなりぬるぬるしていました。結構ぬるぬるしています。はい。匂いは温泉独特の硫黄等の匂いはしませんが、色は褐色です。湯船につかっていると気が付かないのですが、「寝湯」のような場所があったので使ってみると、体が良く浮きます。これには驚きました。強重曹泉のお湯の特徴と思いました。

 

露天風呂は、荒川に面しています。雨が強く降っていたので川の音は聞こえませんでした。お湯は内湯と違ってさらっとしています。内湯のような色もありません。露天風呂は石が使われているとかかれていました。お湯の温度は両方ともやや低いかなと感じましたが、温度計40度でした。塩素の匂いがしました。しかし、内湯のような温泉ではない匂いはしなかったので、こちらは普通の水かなぁ。お風呂の中にも荒川の岩を使った岩風呂と書かれていました。

 

サウナも水風呂もありました。サウナは良かったです。水風呂は温度が高いと思いました。

 

さらに雨の日ドライブします。

お昼を過ぎていたので、お腹もすいてきました。秩父市内に向かいお蕎麦を食べようと思っていました。が、ふらふらと違うところへ。

 

合角(かっかく)ダム

 

ダムでなくても良かったのですが、看板が見えたので、来てしまいました。雨の山の匂いを感じたかったのです。秩父にあるダムは「ダムカレー」が食べられる場所があります。ここ「合角ダム」にもダムカレーが食べられるお店がありましたが、コロナウィルスの影響で休まれていました。残念_| ̄|○

 

この辺りまで来ると少し山の匂いがしてきました。山と雲の好きな景色を堪能できました。

写真の向こうに見える橋を渡ろうとしましたが、

 

合角ダムのダム湖は珍しい形をしており、ダムの場所より二手に分かれるようなUのような形をしています。写真にあるこの先の橋を渡るとその形を体験できそうでしたが、土砂崩れで通行禁止となっており、来た道を引き返しました。

 

おまけのダム写真

 

この後は「道の駅 龍勢会館」に向かいました。

何時もの事ですが、お昼を食べそびれてお腹が空いています。

しかも、お昼の時間も過ぎてしまい、何か食事をするにも中途半端な時間になっていました(;^_^A。

 

道の駅 龍勢(りゅうせい)会館

印象的な名前なので以前から行ってみたいと思っていました。
 
龍勢」って何かな?と思うと、ロケットのことでした。何故ロケット?と思うと、椋神社のお祭りに奉納する神事として地元住民の手作りで打ち上げられるとのことでした。なんだかロマンがあります。
ロケット発祥の地と言われているそうです。
近くにある椋神社は狛犬がオオカミの形をしているので、狛狼🐺犬探しで訪れたことがあります。
椋神社の狛狼🐺犬
お祭りは10月の第2日曜日に行われているそうです。道の駅に資料館もあります。
残念ながら、コロナウィルスの影響で休館していました。
 
又、ジオパークについての看板もりました。秩父の地層は関心があります。
 
時間は15時ごろになってしまいましたが、ここで購入してお昼ご飯です。
秩父おにぎり🍙」
これ、美味しかったです。しゃくしな漬けや、豚肉のみそ漬け等、秩父の特産品が5種類の小さなおにぎりになっていました。時間が時間なので、お値段半額の200円ヽ(^。^)ノ、じゃなくて、売っていて良かったです(;^_^A。2個食べて残りは夕飯で食べようと思い、早々に帰り路を走りましたが、渋滞に巻き込まれてしまい、渋滞中に残りは全部食べました。実はお腹が空くと、スィッチがoffになり、機嫌が悪くなります(笑)。
 
 
私が訪れた日帰り温泉一覧👇

上諏訪温泉 宮の湯 長野県

早朝より車で出かけた「霧ヶ峰」山歩きの一日。

 

都道府県をまたぐ移動ができるようになり、お天気の良い週末に出かけました。

ビーナスラインの絶景ドライブを堪能し、霧ヶ峰の山歩きを楽しみ、絶景尽くしですヽ(^。^)ノ。

霧ヶ峰(車山)の記事はこちら👇

kechico.hatenablog.com

 

首都圏から長野県まで行くには結構距離があるので早朝に出発し、7時に現地到着。お昼ごろには山歩きを修了し、温泉に入りたいなと思いました。

 

愛車のS子さんと一緒に、霧ヶ峰に行こうとすれば、中央道経由も関越道経由もほとんど時間が変わらないことを知り、行きは関越道経由で、帰りは諏訪湖方面に降りて、温泉に入って、中央道経由で帰ろうと考えました。できれば、現地の新鮮野菜も買いたいです(*^-^*)。

 

日帰り温泉施設が少ない】

ネットで周辺の日帰り温泉を検索すると、とても規模の大きい日帰り温泉施設がありました。しかし、その1ケ所しかありません。大きな規模の日帰り温泉は、混むことも考えてしまうので、できれば、空いていると思われる温泉に行きたいです。グーグル先生の検索ではなかなか、それ以外の日帰り温泉施設が探せませんでした。

諏訪湖周辺は温泉があるので、温泉旅館は沢山あります。最近の温泉旅館は日帰り入浴が可能なところもあるので、グーグルマップでいろいろ見てみましたが、なかなか見つけられませんでした。

さらに、グーグルマップを観ていると、諏訪ICに程近い場所に良さそうな温泉を見つけました。ちなみに諏訪湖の西側に下諏訪温泉や岡谷温泉があり、そのあたりも良く探せば日帰り温泉施設があるようです。

 

 

上諏訪温泉 宮の湯】

入浴料 大人一人400円(長野県銭湯価格)

外観を観ると、結構冒険しないといけないような雰囲気です(;^_^A。はい、とても勇気がいりました。

 

ここ「宮の湯」は、温泉ですが、「銭湯」として営業されています。敷地内に車を停めることは出来ますが、これで満車です。地元の方に人気があるようです。入り口はどこかと、恐る恐る建物に近づきました。

 

ここが入り口です。営業中の札がかけられています。

再度、恐る恐る入り口のドアを開けて中に入ります。番台に女将さんがいました。入浴料を支払い中に入ります。

この写真は、入浴後に女将さんに話しかけて頂き、その時に温泉の効能が書かれている表示の写真を撮りたいとお願いしたところ、隣の男湯のほうが明るいし、今は誰も入ってからどうぞ、という事で撮らせて頂いた男湯の写真です。決して、覗きではありません(;^_^A。

 

お湯は、透明で硫黄の匂いが結構します。ぬるぬるしています。湯船に入れば、何かもやもやしたものが大量に浮いていてびっくりしましたが、Σ(・ω・ノ)ノ!湯の花が浮いているとのコメントがあります。源泉かけ流しですので変な匂いはしないです。

 

蛇口周辺をアップにしました。

この蛇口に昭和を感じます(*^-^*)。そして、シャワーもありません。蛇口から出るお湯もお水も「温泉」です。お湯は加温されていないですが、源泉がかなり熱いです。洗面器を下において、お湯と水の栓同時に押して温度を調節してお湯を使います。かなり懐かしいですヽ(^。^)ノ。

 

ボディーソープやシャンプーはありません。銭湯ですからヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ。

 

山歩きをして、汗びっちょりの私は、早々に全身を洗い、大きい浴槽の熱い湯船に浸かりました。熱いお湯も好きです。とても気持ちが良いです。小さい浴槽は水風呂ですが、源泉に28度と記載がありそれほど冷たくないです。熱いお湯と水風呂を交互にはいり、気分爽快です。湯冷めもしにくかったです。

男湯はお客さんがいませんでしたが、女湯は地元の方が3人程入られていました。

 

お風呂から上がると、女将さんが声をかけてくれました。

小さい浴槽の水風呂(28度)が古くからの温泉とのことで、洗面台の蛇口からもこの温泉の水が出ていると。そして、温泉の水は飲めるし、女将さんはご飯も温泉で炊いているとの事。とても羨ましい話です(*^-^*)。飲んでもよいとの事で、、飲ませていただきました。飲みやすく硫黄の匂いがして、重いと感じます。マグネシウム等ミネラルが多く含まれていると思いました。

写真は小さいほうの温泉。写真の文字読めません(T_T)。

 

大きいほうの温泉

すみません、こちらの文字も読めませんでした<(_ _)>。

 

日帰り温泉の記事一覧はこちら👇

kechico.hatenablog.com

 

【今回使ったお金】

・ガソリン代 約2.600円

・高速料金 2.616円(関越道経由)

        2.680円(中央道)

・ソフトクリーム 400円

・銭湯 400円

合計 8.696円 でしたヽ(^。^)ノ

 

やっぱり、遠くに出かけると交通費が高くなります(;^_^A。

霧ヶ峰(車山) 日本百名山 長野県

霧ヶ峰に行きましたヽ(^。^)ノ。

 

霧ヶ峰は長野県茅野市諏訪市近辺にまたがる標高2000m弱の草原です。広大な草原が広がっています。

日本百名山」に選定されている山で、比較的山歩きしやすい山です。霧ヶ峰を山歩きしました。

 

出発は車山肩駐車場。車山肩駐車場より草原に行くと、清潔なバイオトイレがあります。草原の中にはトイレはありません。

 

車山肩駐車場より霧ヶ峰の最高峰である「車山」山頂を目指します。車山肩駐車場の標高は 1802mで、車山は1925mと標高差が少なく。1時間弱で登れます。登山道も広く整備されています。

この時は朝の7時半ごろでした。午前中は霧が発生するので、朝早い時間は風で霧(雲)が流されて霧ヶ峰にあたり、山肌を這うように流れていきます。

はい、大好きな雲ですヽ(^。^)ノ。ここに来たかったのは、「雲(霧)の通り道」だからです(*^-^*)。

 

高原の中の登山道にいると、雲が通ってきて、雲に包み込まれます。雲の中は一気に視界がなくなり、あたり一面暗くなります。真っ白な雲の中はとても幻想的です。雲の中で深呼吸をして雲を吸い込みます。雲はミスト状になったような感じで、身体の中に入ってきます。体がひんやりするような感覚で、とても気持ちが良いです。そして、雲は通り過ぎます。雲から出ると、一気に視界が広がります。目の前には抜けるような青空と高原の絶景が広がります(*^-^*)。

 

少し山歩きをすれば、車山山頂(標高1925m)に到着しました。

絶景が広がります。車山肩駐車場と標高があまり変わらないので、眺めも少し高い場所かなと思う感じです(;^_^A。八ヶ岳南アルプスも見えますヽ(^。^)ノ。

 

 

霧(雲)が流れてきては通り過ぎて行きます。雲の中で写真を撮ってみました。

車山気象レーダー観測所です。雲は直ぐに通り過ぎます(*^-^*)。

 

天空の社 車山神社もあります。

 

車山山頂までは人が結構いますが、その先に進めば進むほど、だんだん少なくなります。車山山頂より、車山高原スキー場に沿うようにさらに奥へと歩いて行きました。

高原の中を歩きます。高原の中を歩くのは初めてで、あまりにも「非日常」の風景に圧倒させられます。どこまでも続くとてもとても広い高原です。
 
高原を山歩きし、縦走しました。
南の耳 標高1838m
 
北の耳 標高1829m
 
この高原は標高1800m前後で、森林限界ではありません。なので、所々に木が生えています。
Wikipediaには
「古来、カヤ類が刈り取られてきたため草原となっている」とあります。
 
こんな木が頑張っていました👀。
何だか、頑張っているのが伝わってきます。強い風に飛ばされそうになっている姿、そのままです(*^-^*)。
木の下に移っているのは高原植物でもある「レンゲつつじ」です。あちこちでレンゲつつじが咲いていました。
 
地図では男女倉山(おめくら山)、山頂ではゼブラ山 標高1776m
 
時間はまだ10時ですが、今日は朝早くから活動しているのでお腹が空きました。絶景を観ながらここでお弁当を食べました。
 
絶景を眺めながら食べるご飯は、特別美味しいです。最高の贅沢です(´~`)モグモグ。、山で、きれいな空気の中で、絶景を観ながらご飯を食べる。山歩きを始めて良かったと思う事の一つです。
 
このお弁当箱ですが、おかず入れの蓋が柔らかい素材になっています。山に行くと気圧が低いので、帰宅したら蓋が気圧の差で凹みます。それを観るたびに、「今日も山に行って来た」と感じます。ささやかな下山後のお楽しみで、小さな幸せです(;^_^A。
 
高原を歩き、さらに湿原を歩きます。
霧ヶ峰「八島ケ原湿原です」
 
湿原なので、環境保護のために遊歩道が整備されています。
♪夏がくーれば思い出す~ はるかな~♪
あΣ(・ω・ノ)ノ!、この歌の舞台は「尾瀬ケ原」でした(;^_^A。はい、水芭蕉は咲いていませんでした<(_ _)>。
 
実は「植物」にあまり詳しくありません(T_T)。地形や地質にはとても関心があるのですが(T_T)(T_T)。
 
車山山頂から、縦走気分で山歩きし、湿原まで降りてきました。この後は、車山肩駐車場までの高低差200mを一気に登る登り坂でした。はい、頑張って登りました。今回の山歩きで一番大変でした(;^_^A。
 
【山歩きの記録】
合計距離: 11.54km
最高点の標高: 1925m
最低点の標高: 1620m
累積標高(上り): 379m
累積標高(下り): 386m
出発時間 7時30分頃
到着時間 12時30分頃
山の中にいた時間 約5時間
 
ビーナスラインの記事はこちら👇
 

川苔山 東京都奥多摩

川苔山に行ってきました。

 

川苔山は、登山をする人に人気の山で、東京都奥多摩にあります。

人気の登山ルートは、奥多摩にある「川乗橋バス停」から、「鳩ノ巣駅」に降りるコースです。このコースは5時間40分であり、「百尋ノ滝」渓谷と滝を楽しむことが出来ます。

このコースに行きたかったのですが、車移動の私は「鳩ノ巣観光駐車場」より歩いて登山しようと思いました。

 

勿論、事前に登山マップは手にしていました。この時は「ヤマタイム」で、コンビニで380円でカラープリントしました。

ここを歩こうと思ったルートの所要時間を計算すると、これ長すぎると思いました。ですので、朝早くより山歩きを始めるとともに、水分と食事は多めに持っていくことにしました。私は日帰り登山しかしたことがないのですが、日帰りは荷物がそんなに多くないので、少し多く持って行ってもなんとかなります。

 

鳩ノ巣観光駐車場まで、愛車のS子さんと一緒に行き、待機してもらいます。そして歩き始めました。

鳩ノ巣山観光駐車場より、地元の集落を抜け、山に入ります。結構きついと感じる登山道を歩いて、歩いて、45分弱で、いきなり車道に出ますΣ(・ω・ノ)ノ!。この辺りは東京都水道局が管理する森林でもあるので、普通に自動車が走っています。私のここまでの山登りは…。

f:id:kechico:20200704165429j:plain

せっかくなので、少し車道を歩い下ってみました。


ガードレールそばに、蛇いちごがありました。鮮やかな赤色は目を楽しませてくれます。
f:id:kechico:20200704170342j:image

 

この場所より登山道を進みます。登山道は二手に分かれますが、とても入り口が解りづらく探しました。今回は、険しい道のりの瘤高山方面に進みます。
f:id:kechico:20200704170412j:image

 

結構大変な登りですが、山頂に行きたいという目標があるので頑張れます。瘤高山です。標高1116mです。瘤高山はとても眺めが良いですが、場所が狭いので先に進みました。
f:id:kechico:20200704170452j:image

 

せっかく瘤高山まで登ったのに、下りになります。なんだか少し残念なようにも感じますが、他に道はありません。はい、自然の中にいます。
f:id:kechico:20200704170519j:image

新緑がとても気持ちが良い日です。

山頂に行く直前に、少しコースが解りにくい場所がありましたが、登山者に人気の山なので、それなりに人はいますので、何とか迷わずに到着しました。

川苔山 標高1363.2mです。
f:id:kechico:20200704170554j:image


f:id:kechico:20200704170634j:image

今までは「関東ふれあいの道 東京都」を主に歩いていました。自分でコースを考えて決めるのは初めてのことでした。

それと共に、登山者にに人気の山に自分も登れたことはとても嬉しかったです。しかし、登山は楽しいですが、危険と隣り合わせです。車が入れない登山道に救急車は来れませんから自己管理には注意しています(*^-^*)。

しかし、もっともっと、色々な山に、安全第一ですが(笑)、登りたいと思っても良いかなと思いました。

 

山頂で持参したお弁当を食べて休憩するのですが、虫が多くゆっくり食べられませんでした。山で食べると美味しいですけれど(;^_^A。

ここまで行くには、まき道を使わすに進みました。ひーひー言いながら登りますが、これも結構楽しいです。
f:id:kechico:20200704170723j:image

 

下りは、勿論まき道を通ります。途中の沢で手を洗い、濡れた手で首元を触り、タオルで吹けば気分爽快です。

まき道は、とても歩きやすく整備されており、無事に下山することが出来ました。

登りで戸惑った場所、地図では「大根ノ山ノ神」とあります。この場所より山に向かう道は二手に分かれます。その場所が非常に解りづらかったです。

f:id:kechico:20200704175922j:plain

川苔山方面登山道 比較的歩きやすい

f:id:kechico:20200704180018j:plain

瘤高山経由川苔山登山道

とりあえず、無事に下山できました。体力勝負の登山でしたが、岩場もあり、とても楽しかったですヽ(^。^)ノ。

 

下山後のお楽しみ

f:id:kechico:20200704180120j:plain

美味し過ぎますヽ(^。^)ノ。しかし、私には少し量が多かったです。はい。

 

【今回の山歩き詳細】

 

出発時刻/高度: 08:00 / 325m
到着時刻/高度: 16:00 / 325m
 合計時間: 8時間0分
 合計距離: 11.69km
 最高点の標高: 1363m
 最低点の標高: 317m
 累積標高(上り): 1270m
 累積標高(下り): 1270m

出発 8:00 下山16:00

山にいた時間 8時間

 

日帰り温泉に入らず、直行で帰りました。

 

【使ったお金💰】

ガソリン代 約700円

アイス  183円

合計 883円  でした。