ケチ子おばさんの空色ハット

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【狛🐺犬】猪狩神社と龍頭神社

はい、暇ですか?と聞かれれば、暇だと思います(;^_^A。

好きですねぇと聞かれれば、はいそうですと答えます。

飽きずに狛🐺犬探しをしています。

 

 

1、狛🐺犬探し

猪狩神社(いのかりじんじゃ)

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日本武尊が東征の折り、この地を荒らす猪の群れを退治されたとあり、イザナミノミコト、イザナギノミコトと共に日本武尊が合祀されている神社です。猪狩山山頂に奥宮があるそうですが、本格的な登山の様なので、今回は本社だけに参拝しました。

秩父山域の山には日本狼がいた事を想像させられます。ヤマトタケルと狼は伝説でよく出てきます。確か、有名な三峯神社もそうですし、武蔵御岳山もそうです。

狼信仰を感じさせられます。日本狼はこれほど信仰されるような神々しさがあったのでしょうか。猪狩山の麓に立派な社殿が祀られています。彫刻もかなり素晴らしいです。

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本命の狛🐺犬は👇

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かなり、かっこよいヽ(^。^)ノ凛々しいお姿です。

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猪狩神社二の鳥居より本殿に向かって登る階段の両脇に鎮座されています。

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お犬様信仰の神社の中でもパワースポットのような気がします。

 

そして、神仏習合が残っていいて、お隣に松洗院というお寺があります。詳しい事が良く解らなかったのが残念でした。

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埼玉県秩父市荒川贄川1267

 

神社入り口にあるお蕎麦屋さんにたくさん人が来ていた。有名店らしい。

 

龍頭神社(りゅうとうじんじゃ・りょうがみじんじゃ)

龍頭神社は、以前に行った両神神社、両神山御嶽神社の2社と同様に両神山山頂付近に奥宮を祀っている。しかし龍頭神社の奥宮は山頂付近に祀られている他の2社と少し離れた東岳と西岳の中間鞍部に鎮座されているとの事。

秩父地域に伝わっているお犬様信仰(大口真神)の歴史で「狼を派遣する神社」としては、有名な三峯神社より古くから知られているそうです。

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狛🐺犬が二対祀られており、本殿に近いほうの一回り小さい狛🐺犬は古い様子で、所々かけているのが痛々しいですが歴史を感じます。

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集落に祀られている里の宮であり、明治時代に小学校の分校として整備された事があり、現在は廃校をなっていますが拝殿と鳥居の間にグランド(校庭)ともいえる広場が今でも残っています。

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この神社が祀られている両神山日本百名山に選定されている山なのですが、古くからの修験の山でもあり、御祭神である龍頭大明神が、山犬(大口真神)を眷属にしていたとも言われているそうです。

両神山の名前の由来には諸説あり、気になって色々調べています。その両神山の名前の由来の一つに龍頭山(りょうかみさん)、竜神を祀る山が転じて両神山となった。八日見山(ようかみさん)日本武尊の東征のおりこの山を八日間見ながら通過していったので八日見山と名づけられた説があるとあり、その名残りを発見しました。

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八日見山入口の石碑です。

よく見るとそんなに古い感じがしないかなぁ。字の感じも新しいような気がします。しかし、いつ頃の物かはわからないにしても、この地方では「八日見山」という呼び方が一般的であったと考える。今は、龍頭神社の先、両神山に祀られている奥宮に続く登山道(参拝道)は荒廃して危険とありますが、この地に両神山信仰があることは確かな事だと思いました。

両神山役行者の時代からの修験の山なので、歴史がとてもある山とあります。

鳥居越しに山が見えて太陽の光が神々しくも見えます。

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埼玉県秩父郡小鹿野町大字河原沢996-1

龍頭神社奥宮へは渓谷入口から徒歩約4時間

参道(登山道)が荒廃しているとあり、登れるかどうかは不明

 

2、使ったお金💰

  • ガソリン代 約1400円
  • コンビニアイス 138円
  • 合計  1538円

(途中野菜の無人販売所で新鮮野菜購入しました)

喜連川早乙女温泉(栃木県さくら市)

以前より気になっていた喜連川早乙女温泉に行った。気になることは出来るときにする。最近の私の中で思う事。

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当日朝はそんなに早く出発しない。首都圏から高速を使わなくても片道約三時間130km前後。お昼過ぎの空く時間に到着したい。

 

9時過ぎてから出発する。前夜夜遅くまで起きていたので丁度良かった。愛車のS子さん相変わらず絶好調だが都心はすでに気温30度超えている。暑い。

 

美女木JCから東京外環の下を走る国道298号、その先で国道4号で北上する。国道4号線は走れば走るほど車が少なくなりすごくよく走る。速度注意の道路だ。まるで東北道を走っているのかと勘違いしてしまいそう。信号に気付き国道だったと思い返す。良く走る4号線は道路が所々かるく陥没していたり、アスファルトが割れていたりしている。愛車S子さんは車高の低いスポーツカーなので道路の影響をまともに受ける。快適に走りながらも微妙にハンドル操作をする。

道路沿いにたくさんの道の駅がある。駐車場が混んでいるので人出は多そう。コロナがなければ人でがあることは良い事だが、私は人込みが苦手なのでで立ち寄らなかった。

4号線をひたすら快適に走り、宇都宮を過ぎて少し走って脇道に入った。順調に育っている田んぼの稲やトウモロコシ畑を観ると本格的な夏を感じる。

ほぼ予定通りに目的地の喜連川早乙女温泉に着いた。喜連川さくら市に合併する前の町名であったらしい。早乙女は地名。栃木県さくら市早乙女2114とある。旧奥州街道沿いにあった。

駐車場は結構な台数が止められそうな広さ。満車ではないが7割程埋まっている。真夏に日差しが照り付ける季節は出来るだけ日陰になる場所に停めたいと思うが無理そう。仕方がないので無なんな場所に車を停めて車から降りる。

ん、強烈な硫黄臭が辺り一面に立ち込めている。硫黄だけではない。なんだろう他の匂いも混ざっている。鉄?良く解らないがなんとなく金属臭がするように感じた。こんな温泉は初めてだ。

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コロナウィルス対策を十分されており、それに従って番台風の受付で入浴料を支払う。大人1人1100円少し高く感じる。都内の日帰り温泉施設でも1000円以内で入浴できる場所は結構ある。地方に行けばMAXでも800円であろう。500円以下も珍しくない。そんな中、1100円とあれば、どんなに良い湯なのか、1100円支払っても入りたいと思う客がいるから設定されていると考える。

無料の小さな貴重品ボックスにお財布他を入れて鍵を閉める。おや、鉄で出来ていいると思うカギは真っ黒に変色している👀。

いそいそと女湯に向かう。脱衣所は昭和レトロそのものだ。

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さっと支度してお風呂に向かう。ドアの先は想像以上の光景が広がっていた。

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これははっきり言ってびっくりする。色々な意味で。

まずはお湯。乳白色のエメラルドグリーン。こんなお湯を観たのは初めて。匂いも強烈、硫黄と何か癖のあるようなにおいが混じっている。私は出かけるのが好きですが、行ったことがある日本列島の最北端が中尊寺金色堂で、東北の名湯は全く知らない。しかし、おそらく名湯に引けを取らない温泉であることは間違いないと確信した瞬間だ。

ここのお湯は時間によって色が変化するという。毎日お湯を入れ替えられているそうで、午前中は乳白色のエメラルドグリーンで、夕方から夜には乳白色になるという。緑色が関係しているのならば銅が含まれているのか。良く解らないが。地中から湧いてきて空気で酸化するのか。不思議な温泉だ。

取り急ぎ体を洗おうとしたら、この状態。

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洗い場は沢山あるので困ることは無くむしろソーシャルディスタンスも十分に取れる。カランの他金属の色の変色がすごい。温泉が濃い事が良く解る。そういえば、脱衣場にアクセサリー類は変色するかもしれないので外すように注意書きがあった。種類によっては本当に変色しそう。

 

しかし、アメニティー

ボトルが一本のみ(笑)。中身不明(笑)。しばし考える。とりあえずお湯を出した。アチ!。そういえば源泉は70度以上あったっけ。しかも硫黄の匂いぷんぷんするし、温泉独特のお湯の感じもする。蛇口から出ているのは源泉ではないか。もったいないようにも思ったが暑すぎるので水と混合する。調節はかなり難しい(;^_^A。ふと思った。こんな源泉が強い温泉でシャンプーをしようと思うか?そう考えればおいてあるボトルの中身はボディーソープと予想する。

 

かなり、良いお湯だと思うが、ある意味で強烈な温泉である。最初のお風呂場の写真を観てほしいい。屋根はトタンにカヤが広げられているだけ。壁は無く青空が見える。浴室の窓は開けられているがその窓は木枠。いつの時代か?風通しが良いのは多分に気持ちが良い。

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温泉の概要は以下

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加水しているそうです。はい、加水してこの温泉。濃い。まさに源泉かけ流し。素晴らしいお湯です。

 

首都圏から日帰りで行ける温泉は結構多くあるが、ここ程いろんな意味で強烈な温泉は無いかもしれない👀。かなりすごい。

 

帰りの車の中、自分の体がいつまでも温泉の硫黄と何かの匂いがする。エアコンガンガンにつけているのに暑い。エアコンの調子が悪くなったのか?と一瞬思ったが、私が温泉に浸かったからだと気づく。かなり良く温まった。

 

お昼を食べそびれたので、途中のコンビニでアイスを購入。

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108円。さっぱりして美味しかった。

 

  • 使ったお金💰
  • ガソリン代 約1150円
  • 入浴料 1100円
  • アイス 108円
  • 合計 2358円

私が訪れた日帰り温泉一覧はこちら👇

kechico.hatenablog.com

YAMAPの奥多摩ハイカー制覇

私は、山歩きや街道歩きにYAMAPというアプリを使用しています。

そのYAMAPで奥多摩イカーというものがあり、決められている奥多摩の山8座を登頂すれば、YAMAPの自分のページにバッチが頂けます。

私の山歩きの原点は奥多摩の山です。今でも奥多摩の山は好きでちょこちょこ?結構頻繁に奥多摩には出かけていまして、気付けば残り一座になっていることに気付き(^_^)(^_^)最後の一座を登り、ちゃっかり奥多摩イカーのバッチを頂きました(^_^)v。

 

という訳で、奥多摩イカーの山はすべて登ったので、少し振り返りも含めで記録しておこうとおもいました。

1、奥多摩イカー8座(標高低い順)

①御岳山 929m

標高929mの山頂に武蔵御嶽神社が祀られている山。奥多摩の山の中では唯一ケーブルカーがあり、一番登りやすい山だと思います。

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武蔵御嶽神社

ケーブルカー滝本駅よりケーブルカーで一気に標高831mまで行けますので(料金大人片道600円)そこから少しハイキング気分で歩いて山頂に向かえます。ケーブルカーに乗らなくても、滝本駅近くから参道(登山道)が軽自動車が走れる程に整備されていますので、自力で登ることも勿論可能です。

武蔵御嶽神社の特徴はお犬様信仰により愛犬と一緒に参拝出来る事です。我が家の愛犬秋さんも参拝しました。ケーブルカーは有料ですがペットも乗れます。

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御嶽山の山頂は武蔵御嶽神社が鎮座されており、山頂の碑は神社の奥にあるようですが行けるのかな?。

神社参拝の後は、奥にあるロックガーデンに渓流ハイキングをするのも良いし、同じく奥多摩イカーの大岳山に向かって縦走しても良いと思います。

又、ケーブルカーで登らずに、日ノ出山登山して御岳山にプチ縦走するような山歩きもお勧めです。

愛犬秋さんと一緒に登った時の記事はこちら👇

kechico.hatenablog.com

山歩きの記録はこちら👇

yamap.com

棒ノ折山(棒の嶺) 969m

棒の折山(棒の嶺)は埼玉県との県境にあります。東京都が設置された山頂の碑とは形が違い、山頂の碑は埼玉県が設置されています。

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棒の折山(棒の嶺)

棒の折山は東京都側からも行けますが、メジャーなのは埼玉県名栗村より沢沿いに登るコースです。暑い間は沢沿いのとても涼しい山歩きが出来ますが冬は凍結の危険があるとのことです。

奥多摩より登るコースと埼玉県名栗村より登れる二つのコースを登りました。距離と上りの累積標高だけを観ると、埼玉県名栗村より登る方が楽に登れますし、初心者向けの沢登りですので夏はとても涼しいです。奥多摩より登ると上り累積標高が1000m程になり、距離も長く時間もかかりますので登山した~という気分を味わえます。

埼玉県名栗村より登る

埼玉県名栗村日帰り温泉さわらびの湯からスタートします。沢沿いを登りますが関東ふれあいの道埼玉県にもなっていますし初心者向けですので、少し山歩きをされている人なら楽しみながら登れます。全く山歩きが初めての人なら少し驚くかもしれません。実際に私が歩いた記録では距離8.3㎞、上り累積標高931mでした。愛犬秋さんもこのコースで登りましたが、帰りはザック犬になっていました(笑)。

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その時の記録はこちら👇

yamap.com

奥多摩より登る

奥多摩より登るコースは関東ふれあいの道東京都になっています。関東ふれあいの道ではJR青梅線川井駅よりバスで登山口まで行くコースになっていますが、川井駅から歩いてもそんなに距離はありません。30分程度だったかな。こちらは上り累積標高が1069mと、ちょっとした登山であり、距離も17.8㎞となかなかのコースになっています(バスを使えばもう少し楽に登れます)。当時、山歩き初心者でしたので時間は8時間かかっています。棒の折山から、高水三山の一つでもある岩茸石山を経由し、惣岳山を経てJR御嶽駅に降ります。

その時のブログはこちら👇

kechico.hatenablog.com

私は車で登山口まで行くことがほとんどなのですが、電車移動をするのであれば、埼玉県名栗村より奥多摩に降りるのも楽しい山歩きが出来ると思います。

③大岳山 1266.4m

大岳山は御岳山の奥にある山ですが、比較的登山口から距離がある山です。日本二百名山、花の百名山でもあります。

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大岳山

一般的なコースは御岳山より奥に進むようなコースです。途中道が二手に分かれるので、ピストンで山歩きしても息と帰りでコースを変えるのも良いと思います。御岳山のケーブルカーを使えば時間や体力に余裕を持って登れます。

私は、鳩ノ巣より歩き始めなのですが、途中で登山道が通行禁止となっていて、う回路を通り、なんだかんだですごい山の中を登ったので上りの累積標高が1888mと、とんでもなく大変な山歩きになってしまいました。

このコースでの登山をお勧めできませんが、その時の記録はこちら👇

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④御前山 1405m

御前山は奥多摩湖の南側にある山で、日本二百名山でもあります。色々な登山コースがある山ですが、奥多摩の急登の一つでもある大ブナ尾根コースで登りました。はい、急登でした。

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御前山

奥多摩湖を見下ろしながらの山歩きも良いものです。私が行った日は梅雨の時期でしたので、雨の山歩きでしたが、それはそれで楽しいのですが、山頂からの景色は何も見えません(;^_^A。いつか三頭山から縦走したいです。

その時のブログはこちら👇

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山歩きの記録はこちら👇

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⑤三頭山(中央峰) 1531m

奥多摩湖の東側、奥多摩周遊道路の上にある山で、日本二百名山でもあります。文字通り三つの峰を持つ山です。恐らく私を含めてほとんどの人はその三つの峰を通る山歩きをしていると思われます。YAMAPの奥多摩イカーでは中央峰を通過するように設定されています。中央峰はこちら👇

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三頭山中央峰(1531m)

三頭山には中央峰の他東峰と西峰があります。

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三頭山西峰(1524.5m)

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三頭山東峰(1527.5m)

一番標高が高いのが中央峰ですが、山頂が開けていて眺めもよく(お天気が良ければ富士山も見えます)お昼休憩にも良いのが立派な山頂の碑がある西峰です。
都民の森から登ると上り追跡標高は774m、距離は6.1kmと比較的ハイキング気分で登ることが出来ます。他のコースから登ればがっつり登山を味わえます。
ブログはこちら👇

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山歩きの記録はこちら👇

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⑥川苔山 1363.2m

川苔山は登山者に人気がある山で、一般的な登山コースは奥多摩駅よりバスに乗り日原街道を登り川乗谷バス停から林道を歩き、百尋の滝を経由して登るりJR鳩ノ巣駅に降りるコースです。

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川苔山

 

私はコースを反対に鳩ノ巣より登り初め、おまけに瘤高山を経由したので、少しハードな山歩きをしています。

山歩きの記録はこちら👇

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鷹ノ巣山 1736.6m

鷹ノ巣山は、七ツ石山からつながる石尾根にある山です。

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鷹ノ巣山


この山も色々なコースで登ることが出来ますが、私は奥多摩湖の水根登山口より登りました。水根登山口からの登山道は一か所がげ崩れで回り道しましたが、大半はきつい傾斜も無く登山道も歩きやすかったです。ただ、山自体の標高が比較的高いため上り累積標高が1581mと山登りをしたなぁと実感出来ます。石尾根も気持ちよく歩けますし、お隣の六ッ石山を経由して下山しました。六石山の水沢尾根は奥多摩三大急登とも言われているコースで、下りは滑り落ちないように注意しました。ちなみに、以前この水沢尾根登ったこともあります。はい、きつかったです(;^_^A。

鷹ノ巣山の山登りの記録はこちら👇

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雲取山 2017m

 東京都最高峰、日本百名山でもある雲取山です。

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雲取山

雲取山山頂は埼玉県・山梨県・東京都の県境にありますが、山梨県雲取山の碑だけ別に建てられており、東京都が建てている山頂の碑は東京都と埼玉県の連名になっています。県境と山頂が微妙にずれているのでしょうか。ちなみに山梨県を検索すると雲取山山梨県の山に入っておらず、埼玉県では6位にランキングされています。

奥多摩山梨県との県境に近いところにあるお祭り登山口よりピストンで登るのが一般的なコース。しかし、往復8時間かかる山深い場所にある為一泊二日が推奨されています。私は、一日目は三条の湯にテント泊し二日目に雲取山に登り、七ツ石山を経由しました。

その時のブログはこちら👇

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山歩きの記録はこちら👇

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2、奥多摩イカー 登ってみて

山歩きを始めてから、ただただ山にいるのが楽しくて、気が付くと登っていたような気がします。最後の川苔山は、山歩き当初にも一度登っていたので、バッジにつられた感がありますが何回登っても山歩きは楽しいなぁと思いました。

奥多摩の山歩きをすればどの山も人気のある山で登山道も整備されており、しっかりと地図やGPSを準備して登れば、少し山歩きに慣れている人が登るには登りやすく、山や登山コースによってはがっつりした体力を要することもあるので満足感を得ることが出来ます。

登山に慣れていない人でも登山口が比較的標高が高い場所にあり、上りの累積標高が低くても登れる山もあるので色々な人が自分の体力に合わせて登れることも良いです。雲取山に挑戦すればテント泊や山小屋泊まで体験できますし、かなりお得な山域だと思っています。

また、都内なので人口も多ければそれに伴い登山者も多くいるので、週末などは人が多い事もしばしばあります。ま、それはそれで山なので。

ただ、都内と言っても登山は山の中に行くので滑落や事故、怪我、道迷い等、何処に行っても注意しなければいけないのは同じだと思います。時々ヘリが飛んでいますし。

森林限界を超える山歩きではありませんが、森の中を歩く山歩きも楽しいので、今後も奥多摩の山に登り続けたいと思っています。気が付けば奥多摩100山制覇していたなんてことがあるかもしれないです(*^-^*)

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奥多摩100山

 

子ノ権現天龍寺 関東ふれあいの道 埼玉県3 伊豆が岳を超えるみち

なんちゃってですが、

地味に関東ふれあいの道を歩いています。

関東ふれあいの道は、公共交通機関を利用してチャレンジできるように設定されている為、車移動の私にはすべてをコース通りに歩くのは難しいのです。ですので、なんちゃってです(;^_^A。

 

山歩きを始めたころに何気に奥多摩の山歩きをして、東京都の7コースを突破していることに気付き(;^_^A、埼玉県に突入してしまったのです。はい。

関東ふれあいの道は、各都道府県のコースを制覇した時、全コースを制覇した時に申請すれば記念品が頂ける仕組みになっていますが、私はなんちゃってなので、申請しておりません。なんちゃってですが歩けたことに満足しています(*^-^*)。

 

という事で、埼玉県の1コース目はこちら👇

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この時に歩いたコースもなんちゃってです(;^_^A。

 

今回は、埼玉県2奥武蔵の古刹を訪ねるみちと半分程コースが同じ埼玉県3伊豆が岳を超えるみちに行くことにしました。

 

 

1、関東ふれあいの道3伊豆が岳を超えるみち

埼玉県飯能市西武鉄道吾野駅をスタートし、同正丸駅がゴールとなっている、距離14.5㎞、時間6時間20分のコースです。

今回も愛犬秋さんも一緒に行くと張り切って尻尾をお座りしフリフリして、目をランランと輝かせているので一緒に行くことにしました。

車で行くので、駐車場は東郷公園第一駐車場に停めました。この場所は今回のコースにある場所です。

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東郷公園第1駐車場

2、子の権現天龍寺

子の権現天龍寺は、天台宗のお寺ですが、檀家を持たないお寺とあります。

911年(平安時代) 子の聖が創建されたと言われています。鳥居とお寺の門がある「神仏習合」が残っているお寺でもあります。

創建時、創建者である子の聖が開山するのを阻止しようと鬼が火を放ったと言われていいます。その時、十一面観音天竜の姿になって表れ大雨を振らせて鎮火させたと言い伝われているそうです。

子の聖はその際に傷を負い悩まされた事より、腰より下に悩む人々が念じれば、わが霊験を授けんとあり、足腰を使う職業やスポーツ選手に信仰があると言われているそうです。

鬼に火を放たれ、天龍が大雨を降らせて鎮火させたと言われる境目の場所には降魔橋が架けられています。

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降魔橋

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子の権現 天龍寺 門

 

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仁王像

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本堂

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日本一の大きさ重さ2トンの鉄のわらじと夫婦下駄

閻魔堂もありましたが、写真を撮るのを忘れました(;^_^A。

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手 少し解りにくい場所にあります

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展望台

 

3、伊豆が岳

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伊豆が岳山頂

 標高851mの伊豆が岳山頂です。この辺りはチャートで出来ている岩とのことで、山頂は岩山になっています。正丸峠方面より登る方には、男坂と女坂がありますが、男坂は落石の恐れがあるとのことで通行禁止となっていました。男坂は岩登りコースの様です。

伊豆が岳の名前の由来は所説あるようですが、山頂が開けており、天気が良い日には伊豆半島まで望めるというのが有力の様です。

ちなみに、この場所が今回のコースで一番標高が高く851mですが、尾根をずーっと歩くので、かなりハードなコースでした(;^_^A。

 

4、アップダウンの尾根道を歩き、ゴールは正丸駅

吾野駅方面より歩き始め、根の権現を過ぎいくつものアップダウンを、ヒーヒー言いながら途中にある山頂を通過しました。

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高畑山 標高695m

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古御岳 標高830m

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伊豆ヶ岳 標高851m

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五輪山

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小高山 720m

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やっとの思いでたどり着いた正丸駅

正丸駅からは吾野駅まで二駅電車移動しました。178円。

5、使ったお金とお昼ご飯

  • ガソリン代 約750円
  • ジュース2本 300円
  • 電車代 178円
  • 合計 1228円

お昼ご飯はお弁当持参しました。途中のベンチで頂きました。

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本日もランチジャー弁当

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秋さん休憩中

 

山歩きデータはこちら👇

 

yamap.com

 

 

 

 

西沢渓谷 七ツ釜五段の滝

以前より行きたいと思っていた

西沢渓谷 七ツ釜五段の滝に行ってきました。

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七ツ釜五段の滝 新緑

 

昨年は落石にて三重(みえ)の滝より先に行けなくなっていました。冬季は通行止めになることもあり、今年(2021年)4月29日渓谷山開きに合わせて通行止めも解除されました。

 

ここ最近の関東地方は梅雨入りを思わせられるお天気が続いており、晴れることが無く、小雨がぱらつく日が続いていますが、行きたいと思った時に行こうと、ハイキングに行ってきました。

 

西沢渓谷

西沢渓谷は、山梨県・埼玉県・東京都にまたがる奥秩父山塊の埼玉と山梨の間を通っている雁坂みち(国道140号)から少し入った所にあります。甲府盆地を流れる笛吹川の上流です。西沢渓谷があれば東沢渓谷もありますが、東沢渓谷はハイキングコースではないようです。

ハイキングルートとして整備されている西沢渓谷は、渓谷入口より渓流に沿って自然が造った造形美を楽しみながらハイキングし、最後のクライマックスに七ツ釜五段の滝に圧倒される素晴らしい渓谷です。

冬季は閉鎖されていますが、新緑、紅葉共にとても美しい自然を楽しめる場所です。5月初旬はシャクナゲの時期でもあります。

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七ツ釜五段の滝を過ぎれば少しだけ山を登り、その後はトロッコ線路跡に沿って静かな山道を楽しみ渓流入り口に戻る周回コースとなっています。

1周約10㎞で、約4時間程度で歩けますが、絶景だらけなので見とれてしまい、写真を撮ったりでついつい足を止めてしまいます。

七ツ釜五段の滝までの道は、沢に沿って歩く登山道のようなハイキングコースで、鎖は可能な限り整備されていますが、歩きなれた靴は必須で、登山用やハイキングシューズを履いて行ったほうが良いと思います。標高も1000m少しあり、沢沿いは寒い事もあるので、衣類も一枚か二枚多め、持ち物も両手が使えるリュックが良いと思います。

 

七ツ釜五段の滝

七ツ釜五段の滝は、日本の滝100選に選ばれている滝の一つです。周辺の山より流れ込んでくる沢水で豊富な水量がありとても迫力がある滝です。音も轟音がします。

滝が見えた瞬間、誰もが無意識に感動の声が出てしまいます。

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どうしたら、こんな滝が出来るのかなぁと思っていたら、一枚の大きな花崗岩に沢の水が流れ落ち風化侵食が繰り返されてできた自然の造形美とありました。

この場所で撮影された写真を観ることが多いのですが、実際の場所に行くと落差も水量もとてもダイナミックで、圧倒されます。本物見て…という事は全く無く、良い意味で期待を裏切られます(*^-^*)。

 

流れてくる豊富な水は、透明で大迫力で滝つぼに流れ落ちます。滝壺は、流れ落ちる水に侵食され釜の形。水は透き通ったエメラルドグリーン。しかも五段も連なっており、(迫力+美しい)×5段ですヽ(^。^)ノ。山奥で自然が作り出した美しさは偶然が重なってできた物かもしれませんが、とても雄大で、観る人々が感動できる大変すばらしい場所です。本当に美しいです(*^-^*)。

 

自然が造った芸術作品

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大吊橋と砂防堰堤 ここも規模が大きく迫力があります。

 

大久保の滝

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三重(みえ)の滝

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この辺りでは、水の色はコバルトブルーに見えます。

 

ふぐ岩

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ふぐに見えるかも(´艸`*)

 

竜神の滝

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恋糸の滝

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貞泉の滝

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母胎渕(欧穴)

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ここもすごい。花崗岩の岸壁を水流が回転して洞穴が出来ている。流れがとても速いので、水流の回転は少ししか感じられませんが、これだけ大きな洞穴が出来るくらいなので、深いところで水流が回転してるかなぁ。作ろうと思って作れるものではないです(;^_^A。自然の力は素晴らしいです。偉大です。

 

七ツ釜五段の滝

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到着した時に初めて見る場所です。五段の滝の五段目の落差がとても高く、流れ落ちる様は大迫力です。多くの写真は、この先で撮られている様です。

 

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シャクナゲ

5月初旬はシャクナゲの時期ですが、この日はすでに終わっていました(T_T)。何とか撮った一枚の写真です。満開の時期に行くととても美しいと思います。

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ハイキングデータはこちら👇

yamap.com

道の駅大滝温泉でお風呂

渓谷ハイキングを堪能した後は、雁坂トンネルを通行料590円(軽自動車)を通り、秩父に抜けました。その先にあるリピしている立ち寄り温泉「道の駅大滝温泉」で温泉♨満喫しました。

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 休日は大人1人800円です。

ここのお湯はぬるぬるしていて塩気があるお気に入りの温泉です。HPによると、㏗8.4の弱アルカリ性温泉で、主成分はナトリウム・塩素・炭酸水素・メタホウ酸とあり、硫黄の匂いはしない感じです。

お風呂は内風呂のヒノキ風呂と荒川沿いに解放感がある岩風呂があります。温泉は露天風呂好きなので、岩風呂に直行し、ぼーっと山と空を観ながらゆったりお湯につかりリラックス。岩風呂は室内なのですが、荒川に面している部分大きく解放されているので、露天風呂気分が味わえます。休日だった為か、結構人手が多く賑わっている道の駅立ち寄り温泉でした。

 

交通手段と駐車場とおやつ

詳しくは西沢渓谷/七ツ釜五段の滝/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報にあります。バスは山梨市駅塩山駅より出ていますが、本数が少ないようです。

車🚗で行く場合は山梨側から雁坂道(国道140号)。埼玉側からは秩父を抜けて雁坂道(国道140号)ですが、雁坂トンネルを通るので、お高い通行量が必要です(;^_^A。

都内より行く場合は埼玉秩父経由で行くか、中央道で山梨に抜けるか、もう一つは青梅街道で奥多摩を抜け、大菩薩ライン(国道411号)を走り山梨に抜けて雁坂道に登り直すかになります。どこを走っても日帰りできますが、地味に遠いです(;^_^A。

 

駐車場

駐車場は渓谷入口近くに公共の駐車場と民間駐車場(500円)があります。少し離れた道の駅みとみの隣にも公共の駐車場があります。

 

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今回は、青梅街道~大菩薩ラインで山梨に抜け、雁坂道に登り直していきました。時間は約3時間半(;^_^A。帰りはそのまま雁坂道を秩父に抜けて帰宅しました。

駐車場は、渓谷入口近くの駐車場に停めることが出来ました。

 

おやつ

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よもぎ餅 160円

 普段はあまり食べないのですが、山に来るとお腹が空いて甘いものが美味しい。バス停隣の不動小屋さんでよもぎ餅を購入。高級なよもぎ餅だなぁ(笑)とケチな私は思いましたが、美味しいヽ(^。^)ノ。よもぎの風味がすごく出ている!。こんな、よもぎよもぎよもぎ餅を初めて食べました。甘さ控えめなのも嬉しい。あっという間に完食しました。ご馳走様でした<(_ _)>。

 

使ったお金💴

  • ガソリン代 約1500円
  • 雁坂トンネル通行料 590円
  • よもぎ餅 160円
  • 立ち寄り温泉 800円
  • サンドウィッチ 258円
  • 合計 3308円

余談 サンドウィッチは温泉入った後、併設されているファミマで買いました。一切れのみ食べて残りは翌朝頂きました。

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【狛狼🐺犬】両面神社と道の駅あらかわで行者ニンニクソフト🍦

気になっていた両面神社に再度チャレンジしました。

 

実は、以前近くに行った際に行こうとチャレンジしましたが、下調べ不足で行けなかったのです。近くまで行った時の記事はこちら👇

kechico.hatenablog.com

 

この辺りは埼玉県と山梨県の境目ですので、結構遠いです。この先の雁坂トンネルを抜ければ山梨県です(;^_^A。

 

その後も少し調べてみると、なんとなく両面神社の場所が解ってきましたので、再度チャレンジしようと出かけました。

 

埼玉県秩父より山梨方面にR140をひたすら走ります。途中三峯神社方面とループ僑方面に道は分かれますが、その先で合流するのでどちらを走っても大丈夫です。しかし、三峯方面は、三峯神社への分岐を過ぎた先は車がすれ違えるのがやっとの山道になります。

 

 

R140をひたすら走り山を登っていくと、川又観光トイレに到着します。この奥に栃本集落があり、標高800m前後の山の斜面に家が建っています。

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川又観光トイレ

 

1、栃本集落と栃本関所跡

この辺りはすでに戦国時代より関所が置かれていました。江戸時代に入り、「入り鉄砲と出女」を取り締まるために、中仙道と甲州街道の間になる秩父往還の通行人を取り調べる目的で栃本関が置かれました。

建物は火事で二回焼失され、現在の建物は幕末に建てられているので、築200年程になり、関所らしい古くて立派な建物です

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栃本関所跡

天空の集落は、江戸時代以前より続くとても貴重な集落であることを知りました。

しかし、R140号は雁坂道と言われていて、現在の交通の難所でもありました。雁坂道が開通したのは1998年で23年しか経っていなくつい最近の出来事です。

 

2、両面神社と狛🐺犬

神社に祀られている狛犬の多くは獅子の形をしています。狛犬が獅子の形になったのは江戸時代と言われており、獅子の形ではない形の狛犬にはそれそれの説がありそうです。

その中で狼の形をした狛犬は、この秩父地方から奥多摩地域に広がる山域に多くあり、その多くの神社は江戸時代以前の創建でもある歴史ある神社です。狼を祀っている代表的な神社である三峯神社もこの向かいの山に祀られていますが、この両面神社は三峯神社の姉妹社と言われています。

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両面神社 狛犬と本社

両面神社という名前はどこからきているのかなぁなんて考えていると、「両」は二つで一組になっているものとあり、「面」は顔や向いているほう等があります。もしかしたら三峯神社との関わりかもしれませんが、何だかよく解らないです(;^_^A。

ただ、山仕事をする人や峠越えの旅人の安全を祈願する山口神社として祀られたという事は、ここから十文字峠に抜ける登山道がある事より確かな事かもしれないです。

 

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両面神社 狛🐺犬

本社の中にも1対の黒い狛狼犬が祀られています。写真を撮ろうとしましたが、上手く映りませんでした。

両面神社は、R140号川又バス停奥より入り、栃本関所跡を曲がった後は、道なりにまっすぐ進み集落を抜けた先にある十文字峠に向かう登山道へ向かいます。登山道入り口より20分弱、登山道を歩いた先に社があります。

 

3、道の駅あらかわでソフトクリームは行者ニンニクソフト

帰りにお腹が空いたなぁなんて思いましたが、何か食べる気分ではなかったのです。

道の駅あらかわに新鮮野菜が無いかなぁと立ち寄りました。そういえば、ソフトクリームと思い、ふらふらとお店に近づき、購入したのは行者ニンニクソフトクリームヽ(^。^)ノ。何だか冒険している様ですが、ご当地物を食べたいなぁと思ったのです。

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行者ニンニクソフトクリーム 390円

ニンニクの匂いが鼻に抜けます(笑)。ソフトクリームはとても美味しかったです。微妙な組み合わせです(*^-^*)。完食しましたヽ(^。^)ノ。

 

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4、使ったお金

  • ガソリン代 約1500円
  • ソフトクリーム 390円
  • 合計 1890円

 

 

【雑談】山歩きを始めて良かったこと

 

静かさと一人の時間を持ちたいと思った私は、思いついたように

山に行きました。

 

山歩きとは全く無縁だった私にとって山歩きはどういうものか全く解らなかったです。色々ネットで調べてみましたが、何だか全くイメージが出来ませんでした。

 

何だかよく解らない中で、

地図を準備して、トレッキング用の服を購入、そして、クローゼットの奥からトレッキングシューズを引っ張り出しました。

 

浅間嶺(東京都檜原村)

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この日はお天気も良く山頂より富士山も見える気持ちの良いハイキング日和の一日でした。

 

私にとっての山歩きは、非日常の時間でした。

当初は体力が全く無かったので、はぁはぁ言いながらの山歩きでした。そのことは、頭の中の余計な事や悩み事を考えている余裕を無くしてくれました。

毎回、ヒーヒー言いながら、心の中では「まじか~」と何度も言いながら、やっとの思いでたどり着いた山頂に立った時の景色の素晴らしさ。その時の達成感。大好きな富士山も見える。言葉にならない感覚でした。

 

お腹が空いた。持参したお弁当を食べる。何時もと変わらないお弁当なのにとても美味しい。ご飯ってこんなに美味しかったのか。暖かいコーヒーを飲む。心がホッとする。辺り一面に広がる素晴らしい景色に美味しいごはん。きれいな空気を深呼吸して目いっぱいに吸い込む。山の匂いを感じる。心地よい鳥の声に温かい日差し。

こんなに自分の心が嬉しいと感じる事。

この感覚を知れたことは本当に良かったです。

 

私の心が嬉しいと感じる事は

五感が嬉しいと感じること

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚

 

美しい物や興味のあるものを観る

自然の音を聴く

自然の匂いを感じる

暖かい日差しを身体全体で感じ、

美味しいご飯を食べる。

 

全てが山にありました。

 

 心が嬉しいと感じる体験が出来る山歩き。

それからは、休みがあれば山に登るようになりました。

 

体力がついてくると八ヶ岳(赤岳)や日光白根山谷川岳にもチャレンジしました。

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初めてテント泊もしました。

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何度も何度も山歩きをすることは、自分と向かい合う時間だったように思います。

 

子育てを卒業し、一人の人間としてこれからの生活を送り始めることになり、自分も自分の周りの状況も変わっていきます。

体力も若いころと同じではない事で老いを感じ、老いを考えるきっかけになりました。

 

そんな中、変わるものと変わらないものがある事に気付きました。

そして、自分を知り、状況を冷静に理解する。そうすれば、対応の仕方が解り、折り合いを付ける大事さを知る事が出来ました。

焦る必要がない事が解ると、気持ちに余裕を持つことが出来たように思います。

全ては山が教えてくれました。

 

山歩きは、決して安全とは言えない面があります。しかし、他の事でも、絶対に安全という行動があるかと考えれば、無いかもしれないです。極論ですが。

 

安全に山歩きを楽しむ

 

まだまだ、経験が少ない私は、もっともっと山歩きを楽しみ、いろいろ心が嬉しいと思う経験をしたいと思っています。

 

山歩きを始めるときに思った事は

とりあえず山歩きをしてみよう。もし山歩きを楽しいと思ったら、10年歩てみよう。

 

今、当初を振り返れば、楽しくて楽しくて仕方がない山歩きでした。

 

この先の10年、どうしようかなぁと考えました。

100名山目指すも良し、200名山、300名山目指すも良し

日本アルプス目指すも良し

 

目標があると計画はたてやすいのですが、

 今の私はただただ山を楽しみたいと思うので、なかなか目標を立てられなくなっています。

それでも良いと思う。

 

行きたいと思う山に行こう

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行けなかった荒川起点

以前、多摩川源流に行った事があるのですが、

 

その時に、じゃ荒川源流は何処にあるのかなぁと思いました。

 

調べると、荒川源流は埼玉県、山梨県、長野県にまたがる甲武信ヶ岳という山の山頂近くにあると解りました。甲武信ヶ岳は甲(甲斐)武(武蔵)信(信濃)岳の意であり、日本百名山にも選定されている山です。

 

そんな事を調べていたら、荒川起点もあることを知りました。荒川起点とは、1級河川としての荒川の始まりで、埼玉県と山梨県の間にある雁坂峠の埼玉側の入川渓谷にあります。国道140号の川又バス停までいけば、そこから1時間半程のハイキング気分で歩いて行ける場所の様です。

 

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国道140号沿いにある川又バス停と川又観光トイレ。ちょこっと映り込む愛車S子さん(^o^)。

 

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観光案内図💁。
 
この日、私が出かけようと支度していると、

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愛犬の秋さん、必死に一緒に行きたいアピールをするので、
 

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一緒に行きました🦮ヽ(^。^)ノ。
写真が上手く撮れませんでした(汗)。
 
 
入川渓谷を荒川の流れに沿って上流に向かいました。
 

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岩の中に祀られている不動明王
隣に祀られている仏像が気になりましたが良くわかりませんでした。
 

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グーグルレンズで「カラムラサキツツジ
主に朝鮮半島に自生しており、日本には自生していないとWikipediaに書かれていたので違う木。ミツバツツジの仲間かも(^_^;)。綺麗な色の花が満開です。
 

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山桜も満開ヽ(^。^)ノ。
 

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渓谷を歩いていくと廃線がありました。森林鉄道として昭和23年から昭和45年まで使われていたらしいです。廃線に沿ってどんどん歩きます。
所々、がけ崩れがありますが、秋さんも一緒に何とか超えて進みました。
 
暖かくなった為か、カエル🐸さんがあちこちにいます。時々集団にもなっていて結構びっくりΣ(・ω・ノ)ノ!します(;^_^A。さすがに写真撮影は個🐸情報保護法に基づき遠慮しましたが?(単に見たくないだけともいう(;^_^A)、結構大きいリアル🐸さん、よけて通るのが大変でした(;^_^A。 
 

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グーグルレンズで「ハシリドコロ」と言う野草。
猛毒があるようです😱。
 

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所々で、荒川に湧き水が流れ込んでいます。

滝の様に落ちてくる美しい湧き水に癒やされます。
秋さんは待っていましたと言わんばかりに喉を潤しております。
 

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結構奥まで歩いた場所で、掛けられていた橋が流されており、ロープが貼られていました。んー、ここは少し厳しいなと。
私独りならテント泊装備を背負っても渡れそうなのですが、秋さんには無理っぽい。潔く諦めました。
 
入川渓谷は川釣りが出来たり、キャンプ場があったり、東京大学の施設があったりしますが、シーズン前のためか、殆ど人に合う事はありませんでした(^^)。
 
秋さんは忙しそうにクンクンと
多分鹿🦌かな、💩が落ちていたので匂いがするのかも(^_^;)。

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廃線の上で、休憩と軽食🍙。
タラコおにぎり🍙と卵🥚スープヽ(^。^)ノ。
お湯はステンレスボトルに入れて持参しました

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ティーバッグですが、暖かいお茶🍵を飲んでホットします。

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しばし、ゆっくり休憩をして、帰路に着きました。再度カエル🐸さんに注意して歩きました。
 
また、挑戦してみようかな。
 
帰りに道の駅あらかわで新鮮野菜を購入しました。

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中仙道歩き【雑談】碓氷峠は今でも難所

江戸時代、徳川家康により整備された五街道

 

五街道の歌♪

海沿い通るは東海道

山側通るは中仙道

真ん中抜けるは甲州街道

日光街道奥州街道五街道

地味にこの歌が好きです。はい(*^-^*)。

 

五街道歩きをしたいと思った私は、突然、思い付きのように中仙道歩きを始めました(;^_^A。そうして、何とかようやく碓氷峠を超えて長野県に入ることが出来ました。パチパチ🎊。

 

1、中仙道の難関と言われる碓氷峠

中山道の難所の一つである碓氷峠は、群馬県安中市松井田坂本と長野県佐久郡軽井沢町の間の峠で、標高960mとWikipediaにあります。この標高は国道18号の最高地点の様で、実際の旧中山道の標高は1200m近くあります。

江戸時代の碓氷峠は関東と信濃国や北陸を結ぶ重要な場所であり、峠より江戸方面の東側には坂本宿、京都方向の西側に軽井沢宿が置かれました。

坂本宿~軽井沢宿の距離は2里26町で約10.668㎞ですが、今の交通事情で実際に歩くとなると、公共交通機関を利用すれば、群馬側の最終交通機関はJR信越本線の横川駅、長野側はJR軽井沢駅になり、距離はもう少し伸びそうです。私が実際に歩いたYAMAPの記録と合わせてみると旧中山道を横川駅から軽井沢駅まで歩くと約17㎞あり、時間は約5時間30分(休憩なし)かかりました。高低差は、横川駅が392m、ぐんぐん登って最高地点が熊野神社付近の1197m(標高差は805m)、軽井沢に降りると標高940m前後の高地になります。

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中山道より坂本宿の眺め

 

2、碓氷峠を超え軽井沢。この間の信越本線は電車が走っていない事に気付く

実は少し前にGoogleMapを観て気付いていました。現在、碓氷峠の最寄り駅である信越本線横川駅~軽井沢駅間の電車は、1997年(2021年より24年前)に廃線となっており、JRバスが運行されていますが、運転日が限られています。(2021年運転日:4月29日~5月5日・7月17日~25日・8月7日~22日・9月18日~20日・10月9日~10月11日・10月24日~11月21日JRバスHPより横川駅~軽井沢駅 | ジェイアールバス関東)

碓氷峠は鉄道に対しても難関と言われていました。鉄道の建設での山越えはトンネルを貫いて平行移動できるように作られるのですが、碓氷峠は標高400m未満の安中市より、標高900mを超える軽井沢まで登る峠であった為、トンネルを掘る事は意味がなく山を登るため、明治時代にアプト式機関車が導入されました。現在その線路後はハイキングコースとなっています。その後、火力発電所が建設され電車が運行されていましたが、道路が整備されると共に新幹線も高崎~軽井沢間で開通し、信越本線の難関である碓氷峠区間廃線となりました。

3、旧中山道碓氷峠は山道!

①旧中山道を探す(;^_^A

はい、何事も簡単に考えてしまうタイプの私は、中仙道=人が往来出来ている道と簡単に考え、国道18号バイパスではなく、国道18号が中仙道だなぁなんて、簡単に思った事は大きな間違いでした(;^_^A。(国道18号もかなりくねくねしている山道で、漫画イニシャルDの舞台にもなっています(;^ω^))

ドライブが好きで、愛車のS子さんとランランとドライブによく出かける私は国道18号も走ったことがあり、18号バイパスが新しく作った道で、18号が旧中山道と思っていました。江戸時代の中仙道を拡張したのかなと(;^_^A。もちろんそんなことはありませんでした<(_ _)>。

江戸時代に整備された旧中山道碓氷峠区間は坂本宿を超えて国道18号より山道に入り、長野県と群馬県の境にある熊野神社前を通り、旧軽井沢に抜けるハイキングコース?登山道?です。登山道を歩くとなると、街中を歩く街道歩きのように計画をするのは危険なので、良く調べることにしました。

中仙道を歩くときに、旧街道を探しながら歩くのも楽しいので、市販されている街道歩きの本ではなく、GoogleMapで調べて歩いています。時々旧街道から外れています(;^_^A。

この区間もまずGoogleMapを観ました。そうすると、旧中山道・峠道と書かれて載っています。その道を追っていくと熊野神社の先で道がなくなり、旧軽井沢の別荘地付近で旧中山道がありました。私は山歩きもするのでYAMAPの地図を便利に使っています。登山地図は無いかと探すとありましたヽ(^。^)ノ。早速ダウンロードしてGoogleMapと照らし合わせるとともに、YMAPの他のユーザーさんの歩いた軌跡も確認します。結構参考になります。はい。群馬県より旧中山道の山道、県境の熊野神社から軽井沢宿(現在の旧軽井沢)までの道のりはハイキングコースとして山の谷合を抜ける道がありました。

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中山道にいたニホンカモシカ

②山道を歩くには余裕を持った計画を立てる。天候も大事

山道を歩くとなれば、街中と違ってしっかりと計画を立てる必要があります。山道は人の目が無いことも考えられますし、食べ物や飲み物も調達出来ない事がほとんどです。もし、下山が遅くなれば、山の中は真っ暗で道解らなくなってしましますので、余裕を持って人里に降りられるように計画します。江戸時代、中仙道の碓氷峠の道は、三か所の茶屋がある旅人の往来が多い街道でありました。この区間を歩く旅人にとって、山の中に茶屋があることはとても安心して歩けたと思います。しかし、今は勿論茶屋はありません(-_-)。峠を歩く人にすれ違えるかどうかも微妙なくらいの山道です。

江戸時代の旅人ならば、毎日歩き続けるので、天候の影響を受けながらの大変さもあったと思いますが、私の街道歩きの旅は小刻みを重ねているので、お天気の悪い日は避けますし、できれば良い日を狙います。しかも山歩きの峠越えとなればお天気は大事です。

③装備も山歩き仕様にしました。

普段、山歩きに履いているミドルカットの靴を準備して、リュックも日帰り登山に使用している登山用のリュックに荷物を詰めました。街中を歩くには少し目立つのですが、山道を歩くとなれば仕方ありません。安心・安全を優先します。3月に入って暖かくなってきていますが、一応軽アイゼンも持って行きました。少し凍っている場所もありましたが、軽アイゼンを使う事は無かったです。

食べ物と飲み物は、何時も日帰り山歩きでは昼食と飲み物を持参します。私は。街道歩きの時もほとんどコンビニに寄ることが無いので、水分は少し余裕を持って多めに持参しますが、食料は飴ぐらいしか多めに持参していません。しかし、今回はコンビニどころか他人に合うかも解らない山道なので、多めに持って行く事にしました。

地図はYAMAPの地図をスマフォにダウンロードしました。これで、地図も見られますし、GPS機能で、自分の位置を知ることもできます。

 

 

 

4、旧中山道碓氷峠を実際に超える出発時間

横川駅~軽井沢駅を歩くと休憩時間なしで横川駅~軽井沢宿間で5時間強、そこから軽井沢駅までは歩いて20分程度、そうすると約5時間30分かかります。休憩時間も含めると余裕を持って6時間~7時間で予定を立てたい。山歩きでは遅くても15時には山を降りたい。そうすると、軽井沢宿(現在の旧軽井沢)に15時に到着するとなると、どんなに遅くても横川駅を遅くても9時までに出発したいです。

①横川駅に朝9時までに行けるのか

・車で行く場合

駅周辺に町営の無料駐車場がありそうです。ただし、軽井沢駅から横川駅に戻るバスの定期便はありませんので、運転日に注意が必要です。

・電車で行く場合

信越本線高崎駅始発6:58-横川駅着7:31。高崎駅始発の電車には乗れそうもありませんが、都内の地下鉄沿線に住んでいる私は日帰りで碓氷峠を超えられる時間に横川駅まで行けそうです。

②何とか碓氷峠を超えた後は、帰る手段も考える。

  • 新幹線:軽井沢~最短の高崎駅までは2640円(14分)
  • 新幹線:軽井沢駅~東京都区内は5280円
  • 高速バス:軽井沢~東京山手線駅:2200円から

こう見ると、高速バス結構お得かも。

5、中仙道歩き、碓氷峠越えの方法

いずれにしろ、碓氷峠の山越えをするには朝は出来るだけ早い時間に出発するほうが良い。遅くても横川駅9時30分までに出発する。

・車の場合その①日帰り

横川駅まで車で行った場合は、軽井沢まで歩いた後帰りの交通手段に要注意です。JRバスが走っていなければ、軽井沢から高崎に新幹線で移動して信越本線で戻る事になります。ちなみに電車に乗っている時間は1時間弱で3210円です(乗り継ぎ時間に注意)。

・車の場合その②宿泊

高崎駅まで車で行く。一日目は高崎宿から横川駅まで歩く。この区間は35㎞強なので、時速5㎞で歩いて7時間半~8時間。二日目は早朝より歩き始められます。軽井沢には早い時間に着けるので、その先の沓掛宿追分宿まで歩いてしなの鉄道軽井沢駅に戻り、軽井沢からは新幹線で高崎に戻ります。15分前後で2640円です。

・電車他の場合

横川駅から出発する。碓氷峠を超えて軽井沢宿に到着したら、時間によりもう少し先まで歩いても良いと思います。帰りは新幹線か高速バス(予約)。

6、ケチ子の選択

・理想

JR信越本線の本数が少ないので、その区間(高崎宿~横川駅)は一日で歩くと良いと思います。そして、横川駅スタートして碓氷峠を超えて軽井沢に入る。時間があればその先も少し歩けますし、しなの鉄道軽井沢駅に戻れば新幹線や高速バスで帰ることが出来ます。この方法は一番お金がかからないと思います。👈お勧め。

・現実

計画不足だった私は、安中宿~横川駅までの19㎞を中途半端に残してしまいました(;^_^A。仕方ないので、横川駅まで歩いてその日は終了し、再度横川駅を朝一で出発することになります。何だか、帰るのが億劫になり、えーい、一泊しようと考えました(;^_^A。

  • 1日目:安中宿~横川駅 19.1㎞ 4時間26分(休憩なし) 信越本線磯部駅まで戻り、磯部温泉で宿泊
  • 2日目:横川駅~軽井沢宿~追分宿 22.9㎞7時間05分 高速バスで戻る
  • 合計交通費 3120(電車)+3100(高速バス)=6220円 宿泊費(素泊まり) 6750円

でした。お金を使っちゃったです<(_ _)>。

中仙道⑤本庄宿~安中宿

日本橋より123.5㎞歩きました。

 

 

1、宿場と街道

10番目 本庄宿(埼玉県本庄市)

本庄宿には歴史がある美しい建物が残っています。

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本庄商業金庫レンガ倉庫

真新しい石碑

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本庄宿を抜けてしばらく歩くと小高く盛り上がって鳥居がある場所が浅間山古墳です。

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7世紀後半から8世紀に作られたとありますので、飛鳥時代聖徳太子推古天皇の少し後の時代。

 

神流川に架かる橋を渡り群馬県に入ります。橋には常夜灯モニュメントがあります。

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神流橋は洪水を何度も繰り返し、そのたびに道筋が解らなくなり見通し灯篭が置かれたとあります。これは西側にあるモニュメントで、

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これが東側のモニュメントです。

 

神流川東側(群馬県)にはガトーフェスタハラダの本社と工場があります。ここでも買い物が出来そうですが、旧中山道をもう少し歩いた場所にもお店があります。

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息子にお土産を買いました(*^-^*)。

11番目 新町宿(群馬県高崎市)

本陣跡

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道路元標

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伊勢島神社と狛犬

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伊勢志摩では無くて伊勢島なのです。そして狛犬は狐ですヽ(^。^)ノ。

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右側の阿形は巻物を加えています。左側の吽型は子どもを連れています。

 

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中仙道伊勢の森

 

さらに先にどんどん歩くと中仙道と日光道の追分があります。そして常夜灯が置かれており、閻魔堂があります。

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右江戸道、左日光道

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焔魔堂の中には閻魔大王様と、閻魔大王の真後ろに大日如来安置されています。

 

12番目 倉賀野宿(群馬県高崎市)

京都より中仙道を通ってきた日光へ向かう旅人は倉賀野宿を最後にここで中仙道より日光道へ向かいました。倉賀野宿は現在の高崎市倉賀野にあり、高崎宿と4.8㎞しか離れていません。倉賀野宿が重要だったのは、倉賀野川岸が利根川水系の上流であり、ここから水路で江戸に物資を運ぶことが出来たからです。

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倉賀野宿脇本陣

 

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高札場 江戸時代の様子が良く解ります。

 

13番目 高崎宿(群馬県高崎市)

高崎宿は、井伊直政が家康の命にて和田故城後に築いた高崎城の城下町でした。家康は中仙道と三国街道(北陸街道)の分岐点である交通の要所であるこの場所に監視のための城が必要としたためでした。上州路最大の賑わいでしたが、諸大名は御城下での宿泊を敬遠した為、本陣・脇本陣は置かれていない宿場になったそうです。

現在でも高崎は上越新幹線北陸新幹線の分岐点でもあります。交通の要所であることには変わりがないです👀。

高崎市内は、宿場の雰囲気が少なく城下町らしい町並みです。旧中山道は市内の中を通り抜けています。

中仙道を進むと市内を抜けた場所に醤油屋さんがあります。

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明治30年(1897年)創業。岡醤油醸造

煉瓦で作られている煙突がとても美しいです。

 

下豊岡の道しるべ

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この場所より北方面に繋がる道は信州街道(信濃みち) で、草津温泉にもつながるので草津みちとも呼ばれていたそうです。道しるべとなっている石碑は国道の建設などで場所移動をされたこともありましたが、現在は元の場所に戻されています。

 

上豊岡の茶屋本陣

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江戸時代後期に作られた茶屋本陣。大名や上級武士の為の休憩施設です。中は無料で見学できるので、見学させて頂きました。当時の物がそのまま残されており、大変豪華な造りであることに圧倒されました<(_ _)>。そして、日本家屋の美しさに見入ってしまいました。

圧倒されてしまい、中の写真を撮ることが出来ませんでした。今から230年前には大名や武士がこの上段の間でお茶を飲まれていた風景を想像し、その場に自分がいる事に緊張しました(;^_^A。

 

 

14番目 板鼻宿(群馬県安中市)f:id:kechico:20210313114445j:plain

板鼻宿本陣跡は公民館になっていました。

 

薄井川に架かる鷹巣橋の東側に鷹巣神社があり、この場所より旧中山道板鼻宿に流れる水路があります。

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石垣で作られていて、所々に水面近くに降りられる階段もあります。とても水量豊富な水路で、きれいな水が流れています。この辺りは鯉の養殖をされていたとありました。

日常生活用水の確保と共に産業の発展にも貢献した水路です。

 

 

2、一里塚

㉓ 勝場の一里塚 埼玉県上里町

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㉘ 藤塚一里塚跡 群馬県高崎市上豊岡

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㉙中宿一里塚 群馬県安中市中宿

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3、昼食とおやつ

お昼ご飯は ラーメンの山岡家♪ 塩ラーメン670円

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安中駅でホットコーヒーとポテト 250円

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4、街道歩きの記録

街道歩きデータはこちら👇

yamap.com

 

5、使ったお金💰

  • 交通費 約1742円
  • 昼食(ラーメン)とおやつ(マック) 920円
  • お土産 1296円
  • 合計 3958円

 

五街道 中仙道歩き、ケチ子は出来るだけ旧街道を歩きたいと思っていますが、時々旧街道より外れています。YAMAPで私の歩いた道をUPしていますが、正しい旧街道歩きではありません<(_ _)>。

秩父小鹿野温泉旅館 梁山泊で日帰り温泉と若御子神社

 

 

 

ちょっとお疲れ気味の今日この頃。

こういう日は山に行くと癒されるのですが、そういう気分にもなれず(;^_^A。でも、気分転換をしたいなぁと思い、以前から気になっていた温泉旅館の日帰り入浴に行ってみようと出かけました。

 

コロナ渦中で、温泉旅館の中には日帰り入浴をお休みされている所もありますが、今回伺いました 秩父小鹿野温泉旅館 梁山泊さんは、日帰り入浴を続けられていました。

 そして、せっかく秩父地方に来ましたので、ちょこっと神社に狛狼犬探しに立ち寄りました。

秩父小鹿野温泉旅館 梁山泊

秩父の街中より15分程、少し車で走った所にある温泉旅館です。

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落ち着いた雰囲気の旅館です。

中に入り、受付の方(女将さん?)に日帰り入浴されているかを確認し、入浴料600円を支払いました。お値段とてもお得です👀。

撮影は控えてくださいとの事と、温泉旅館の為脱衣室には籠があり、鍵付きロッカーはないので、スマフォの入ったバックを受付で預かって頂きました。お風呂は内湯と露天風呂があります。お湯はアルカリ泉でPH10.02の高アルカリ温泉です。メタほう散が主成分であり、硫黄は無いので、無職透明のお湯でした。浴槽に温泉が注がれているのですが、注ぎ口に湯の華がついていました。

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露天風呂 HPよりお借りしました

とても良いお湯で、露天風呂で長湯させて頂きました(*^-^*)。秩父市内より少し距離がある為か、タイミングが良かったのか、土曜日に伺ったにもかかわらずお客さんは私一人の貸し切り状態でした。思う存分リフレッシュさせて頂きました。

温泉旅館ですので、アメニティーもリンスインシャンプーやボディソープの他にも化粧水等充実していました。

 

御子神

御子神

今から1290年程前、奈良時代に建てられた神社で、聖武天皇が創立、祀られているのは初代天皇神武天皇です。ご利益は戦勝祈願であり、藤原秀郷平将門の乱の平定を祈願したり、源頼朝や足利将軍の義晴も参拝したと伝えられているそうです。社殿は戦国時代に焼失し、江戸時代に再建されています。

かなり、歴史のある神社です。そういえば、以前狛狼探しに訪れた椋神社に藤原秀郷霊神と書かれた古い石のお社がありました。

御子神社の狛狼犬

御子神社の狛狼犬は2対ありました。

・一の鳥居の狛狼

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・神社前の狛狼犬

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向かって左側の阿型の狛狼犬の耳が少し欠けていました。この狛狼犬はかなり歴史がありそうです。

若御子断層洞

御子神社より奥宮に続く参道を歩いて行くと山の斜面に洞窟があります。

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若御子断層洞は約1500万年前に堆積した秩父山地の地層と約1億1500万年前の奥秩父山地秩父層群との境界をなす日野断層に生じた物とあり、断層による洞窟です。

 

若御子山ハイキング

御子神社より若御子断層洞を経て山頂に向かう道は手すりや階段が整備されています。せっかく断層洞まで来たからと思い、先に進みました。結構急な斜面に道は九十九折りに整備されています。冬のこの季節は落ち葉が沢山あり、気を緩めると足を滑らせてしまいます。このコースは、国見の広場やいこいの広場と整備され、浦山ダムに降りることもできるようになっていましたが、あまり人気が無いのか人の気配はしませんでした。とにかく落ち葉で滑るので、細心の注意をしながら歩きました。また、ハイキング道に鹿にしては量が多いなぁと思う💩があり、鹿よりも大きい野生動物がいそうでした。

急な上り坂を登った先に国見の広場があり、とても景色が良かったです。両神山が良く見えました。

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若御子山(標高735m)はこの先にあるようですが、この日は時間が15時を過ぎてきたので、このまま来た道を下りました。はい、とても滑りました(;^_^A。

使ったお金💰

若御子山ハイキングをしてお腹が空きましたが夕方の時間では食事という訳にもいかないので、コンビニで🍙とお茶🍵を買いお腹を満たしながら帰宅しました。

  • ガソリン代 約1350円
  • 高速代 1190円
  • 日帰り温泉 600円
  • 飲食(コンビニ) 280円
  • 合計 3420円

箱根外輪山の山歩きと金時山

 平日休みの日、天気予報は晴天で小春日和。こんな日は出かけたくなります、はい。

平日なので、そんなに混んではいないだろうと思い、人気がある山の金時山に行こうかなと。少し遠出になるので、金時山だけではもったいないかなぁなんて思い、外輪山も山歩きをしようと計画しました。

 

 

1、箱根ジオパーク

箱根山は日本の火山の一つ。以前は一つの大きな火山が噴火により陥没したと考えられていましたが、最近は複数の火山が集まって形成されたと考えられている様です。23万年前火山群の中心部で大きな噴火が何度も起こり火山群の中心部が破壊されカルデラが形成、周囲の山は外輪山になりました(古期外輪山)。

その後、カルデラの内部に粘り気のある溶岩が噴出して出来たのが中央火口丘にある神山、駒ケ岳、二子山です。そして、神山の一部が崩れはカルデラ内を流れる早川をせき止め、出来たのが芦ノ湖です。👇箱根ジオパークパンフレットより。

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箱根ジオパークは、大涌谷の黒たまご館の近くにあり、行きたいと思いチャレンジしましたが、大渋滞でたどり着けませんでした。計画の詰めが甘いです、はい。近くの道の駅箱根峠に立ち寄り箱根ジオパークジオサイトマップを頂きました。

 

箱根は、愛車でドライブに行ったことがあります。Googleでナビ使うのですが、何処をどう走っているのか全く分からなくなる場所だったのです。箱根の外輪山より眺める地形を観れば、カルデラの外輪山の中では解らないわけだなぁと納得しました。山に囲まれているので、山は、方角を知るための目安にならないです(;^_^A。

 

2、箱根外輪山明神ヶ岳、火打石岳から金時山に歩く

・山歩きのコース

自宅を早朝に出発し、箱根に向かいます。山歩きの距離は地図を観て金時山~明神ヶ岳にして、どう歩こうかなと考えました。この辺りは富士山の絶景ポイントなので、富士山に向かって歩こうと、宮城野にある明神ヶ岳登山口から外輪山に歩き、そのまま尾根を歩いて金時山に向かう事にしました。この計画だと、登り初めの標高が450mほどなので、累積の登りが多くなります。終了地点の金時神社が標高680m程なので、反対に歩くほうが楽に歩けます(;^_^A。

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明神ヶ岳(辺り一面ぬかるんで滑るので近づけませんでした)

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火打石岳はまき道を通りました。

・交通手段

車移動の私は箱根登山鉄道の到着駅の強羅駅に行きました。強羅駅周辺にはコインパーキングがあります。強羅駅は、箱根のカルデラの中でも中央火口丘側にあるので、一旦急斜面を降り、カルデラの中を流れる早川を渡り外輪山に向かいます。帰りは、金時神社入り口にバス停があり、バスは強羅駅前に停まりますので、山歩きを終えた後に急な坂を登らずに戻れます(*^-^*)。

 

3、外輪山からの素晴らしい展望

丹沢山系から都心方面

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パノラマ写真です。丹沢山系から都心方面が良く見えます。写真にはありませんがスカイツリーも観えました。

・中央火口丘と大涌谷

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噴煙が上がっている場所が大涌谷です。

・古期外輪山と芦ノ湖、仙石原、駿河湾

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金時山山頂より大変すばらしい眺めです。

4、金時山と富士山

金時山は火山

金時山は箱根外輪山にある標高1212mの山です。外輪山の尾根歩きをしていても、山頂が小高く盛り上がっている見つけやすい山です。

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箱根外輪山ですが、金時山成層火山とあります。箱根山は複数の火山が集まってできた火山なので、その中の一つが金時山と言われています。山頂付近の登山道に岩が多くありますが、溶岩の為滑りにく登りやすかったです。(多分明神ヶ岳も同様の火山の様です)

金時山からの眺め

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素晴らしい眺めですヽ(^。^)ノ。山頂の碑が鉞なのも金時山らしい( *´艸`)。

金時山は富士山の眺めが美しい事が有名な山ですが、箱根方面も素晴らしい眺めです。

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芦ノ湖の向こうは房総半島

 

山頂にあるお社

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金時神社奥の院ではないようです(汗)。

5、金太郎伝説の金時神社

金時神社に祀られているのは、平安時代後期に源頼光の四天王の一人と言われた坂田公時、幼名を金太郎と言われる人神様です。童謡の歌詞にもあるようにクマと相撲を取る程の強い人物で、五月人形にもなり、子供の守り神、健康の神として崇められているそうです。

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もしかしたら、狛犬が熊かも( *´艸`)なんて思いましたが、狛犬は祀られておりませんでした<(_ _)>。強い人物が祀られているから、眷属は無くても良いのかなぁ。

 

金太郎伝説が残る金時宿り石

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※余談

ロックバランシングとは言えませんが、石を積むのが好きです。

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溶岩は滑りにくいので積みやすいヽ(^。^)ノ。

写真を撮った後、石は元に戻しました<(_ _)>。

6、山歩きの記録

  • 合計距離:12.4
  • 最高地点の標高:1212m
  • 最低地点の標高:450m
  • 累積標高(上り):1315m
  • 累積標高(下り):1169m
  • 山にいた時間:6時間24分

山歩きデータはこちら👇

yamap.com

7、使ったお金💰

  • ガソリン代:約1600円
  • 高速代:2000円
  • バス代:500円(金時神社前~強羅駅)
  • 駐車場:500円
  • 合計:4600円

・お昼ご飯はうどん

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ヒガシマルのうどんスープで関西風ヽ(^。^)ノ

 

 

武甲山 二回目山歩き

武甲山に二回目山歩きに行きましたヽ(^。^)ノ。

 

ちなみに前回は真夏の8月にヒーヒー言いながら、汗だくだくで登っています。その時のブログはこちら👇。

kechico.hatenablog.com

 

前回の山歩きから約2か月たっています。はい、心配なのは体力です。

心配しすぎも良くないので、いつも通り自分のペースで歩こうと、そして、お天気が良く温かい日でしたが、汗をかかないようなペースを心掛けました。

 

 

1、二回目の武甲山で絶景を堪能

武甲山秩父盆地の南側にある標高1304mの山です。明治33年の記録では1336mとあったそうですが、石灰岩の採掘で山頂も削られてしまったそうです。日本二百名山にも選定されており、秩父地域より眺められる山容はとても存在感があります。

秩父盆地を見下ろす聳え立った山頂からは絶景を観ることが出来ました。

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北東方面は秩父盆地を一望でき、遠くには雪をかぶった谷川連峰が観えます。

素晴らしい眺めですヽ(^。^)ノ。

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北西方面 はるか彼方に北アルプス浅間山が素晴らしい眺めです。

 

2、武甲山御嶽神社の狛狼犬

はい、狛狼好きですヽ(^。^)ノ。

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 登山口にある一の鳥居にも二対の立派な狛狼犬が鎮座されていますが、山頂付近にある武甲山御嶽神社境内前にも一対の狛狼犬が鎮座されています。かっこよい(´艸`*)。

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3、武甲山の丁目石

武甲山には〇丁目と書かれた石が登山道に置かれています。

一の鳥居に壱丁目があり、

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 山頂付近にある武甲山御嶽神社が五十二丁目との事です。五十二丁目は見つけられず、最後は五十一丁目になってしまいましたが、頑張って写真を撮りました(*^-^*)。

・壱丁目から十丁目(5丁目7丁目が不明でした)

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・十一丁目から二十丁目(11丁目が不明でした)

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・二十一丁目から三十丁目(23丁目が不明でした)

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・三十一丁目から四十丁目(39丁目が不明でした)

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・四十一丁目から四十九丁目(45丁目が不明でした)

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・五十丁目と五十一丁目f:id:kechico:20210214120937j:plain

4、武甲山山頂ランチ

 武甲山山頂付近はちょっとした広場になっていますので、ここで絶景ランチをされている方も多くいましたが、少し戻った武甲山御嶽神社前は広くて日当たりも良いく沢山の人が山ランチをされていました。やっぱり山って気持ち良いですヽ(^。^)ノ。

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南西方向に出入り口がある避難小屋がありましたので、日の当たる場所を占領し?そこに座ってリラックスランチタイム。

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本日は鮭🍙と梅🍙、温かいほうじちゃ。

至福のひと時です。

 

5、心配だった体力(;^_^Aと立ち寄り温泉

 しばらく山歩きをしていなかったので、体力がとても心配でしたが、何とか無事に楽しく登ることが出来たので、ほっとしています。張り切りすぎて、途中汗ばむこともあり、ペース配分も大事だなぁと再度思いました。

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十八丁目からは山頂まで水を持って行くのですが、水も頑張って運びました(*^-^*)。山頂付近に水を入れるマンホールがあり、そこに持ち上がった水をすべていれると、ザックが軽くなりました。この日はバーナーやお弁当箱も無かった為、すごく軽かったです。空いたペットボトルは下山時に元の場所に戻しました。

下山後、近くにある武甲温泉に立ち寄り、ゆったり温泉につかりました(👈筋肉痛予防の為(;^_^A)

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武甲温泉は休日大人1人で900円、更衣室ロッカーは100円返金なしでした。

 

 6、山歩きデータ

  • 合計距離:6.5㎞
  • 最高地点の標高:1304m
  • 最低地点の標高:514m
  • 累積標高(上り):854m
  • 累積標高(下り):850m
  • 山にいた時間:3時間48分
  • 行動時間:2時間58分

 

7、使ったお金

  • ガソリン代 約950円
  • 武甲温泉日帰り入浴 900円
  • 合計 1850円でした。

 

中仙道④熊谷宿~本庄宿

中仙道歩き

4回目は熊谷宿~本庄宿です。

 

 

 1、街道と宿場

⑧熊谷宿~⑨深谷宿

中仙道8番目の熊谷宿よりスタートしました。

熊谷宿の本陣は火災で焼失しており、今は石碑があるようですが見つけられませんでした。熊谷駅近くに札の辻跡がありました。江戸時代の高札場ですので、人通りが多く賑わっていた場所と思われます。

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上:御嶽神社、下:高城神社

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庚申塔

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見返りの松

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深谷宿西口の手前にあります。初代の松は枯れてしまい、二代目の松だそうです。

 

深谷宿

 深谷宿は西と東の入り口に中仙道最大級の常夜灯が建てられています。天保11年(1840年)、江戸時代末期の物で、約180年前の物。写真上が西側で、下が東側。土台部分は当時の物に観えます。

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深谷宿本陣跡

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神社

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深谷宿を抜け本庄宿に向かって歩くと、真新しい石碑があります。江戸時代の中仙道はこの場所より坂を下りて小山川を渡っている旨が書かれています。

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本庄駅まで歩き終了しました。

 

 

2、一里塚

日本橋より17番目の新島一里塚跡 

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平成22年と30年の大雨で被災されたそうです。

 

 

3、昼食

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丸亀製麺ぶっかけうどん並盛とごぼうの天ぷら。合計370円

 

4、街道歩きの記録

  • 歩いた場所 熊谷宿(埼玉県熊谷市)~本庄宿(埼玉県本庄市)
  • 歩いた距離 24.0㎞(日本橋から92.3㎞)
  • 所要時間 5時間31分(休憩時間約30分含む)
  • 歩行速度 4.8㎞/H

街道歩きデータはこちら👇

yamap.com

 

5、使ったお金💰

  • 交通費 1878円
  • 昼食 370円
  • 合計 2248円

 

 

五街道 中仙道歩き、ケチ子は出来るだけ旧街道を歩きたいと思っていますが、時々旧街道より外れています。YAMAPで私の歩いた道をUPしていますが、正しい旧街道歩きではありません<(_ _)>。

 

中仙道③ 上尾宿~熊谷宿

またまた、中仙道歩きを続けましたヽ(^。^)ノ。

 

 

1、五街道 中仙道歩き3回目

中仙道歩き三回目は、二回目の終了地点の上尾宿より桶川宿、鴻巣宿を経て、8番目の熊谷宿まで歩きました。 相変わらず寒かったですがお天気が良く気持ちよかったです。

鴻巣宿~熊谷宿は4里6町余りある、16.6kmの長距離で、荒川の土手も長く歩く難所と言われていました。その為、宿と宿の間である「間の宿」として吹上村がにぎわったという事です。立場(茶屋)が賑わい、旅人はお茶を飲んだりお団子を食べたり、草鞋を橋買えたりと休憩をとった場所でした。 日本橋より合計すると、距離は69.4㎞、約17里23町46間あるきましたヽ(^。^)ノ。

 

2、上尾宿を超えて桶川宿

上尾宿を超えると次は約3.6㎞、一里足らずの距離を、先の桶川宿に向かいます。しっかり歩いて小一時間を歩く距離です。

桶川宿は本陣跡があり、古い屋敷が残っており、その説明もされているのでとても解りやすいです。中仙道ウオークにも力が入れられている様子で、真新しいきれいな観光トイレもありました。

①桶川宿本陣跡

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②古い屋敷が残る趣のある街並み

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武村旅館。1852年(寛永5年)建築。旅籠。

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小林家住宅主屋。江戸時代末期頃、旅籠として建てられる。

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矢部家住宅。穀物問屋であり紅花商でもあった。中仙道に面した土蔵つくりの店舗は明治38年建築。

③一里塚跡

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歩道橋の鉄柱になっていました。1876年(明治9年)に取り壊されたそうです。日本橋より何番目か詳しく解りませんが、8-9番目かなぁ?(*^-^*)。

 

④観光トイレ

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3、桶川宿を超えて鴻巣宿

桶川宿から鴻巣宿までは約8.3㎞。約2里余りの距離です。

鴻巣に移動された本宿

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中仙道が整備され始めた当初、ここに北本宿があったそうです。後に鴻巣宿に移転されている為、中仙道の正式な宿場に北本宿は無くなったようです。はい。しかし、真新しい石碑に北本宿と書かれている事より、地元の方々が大切に思われている事が感じ取れます。

鴻巣宿本陣跡

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今は、真新しい石碑があります。たまたま道路向かいに歴史がある住宅がありましたので一緒に撮影しました。ガラスが入っている戸があったり、建て方等より、結構昭和かな~という印象がありました。

鴻巣宿にある真新しい石碑

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鴻巣市内にはたくさんの真新しい石碑が造られています。これらはこれから未来に向けて中仙道という街道がここを通っていたことを伝えていけることはとても良いことだと思います(*^-^*)。

 

④街道沿いの神社・寺

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写真は、右上:浅間神社、右中:鴻巣神社、右下:真言宗豊山派 龍昌寺、左上:氷川八幡神社、左下:八幡神社

 

鴻巣宿を超えて熊谷宿

鴻巣宿から熊谷宿までは15.6㎞で4里近い長距離でした。間の宿として吹上村(後に吹上町となり、鴻巣市と合併)が賑わったそうです。中仙道では間の宿であったが、日光脇往還では正式な吹上宿として認められています。

①箕田追分

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箕田追分で、中仙道と忍舘林道に分かれます。忍舘林道は八王子から続く日光裏街道でもあり、多くの人々の往来があったようです。

 

②一里塚跡

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街道を歩いていると、この一里塚跡があります。ここは前砂の一里塚で日本橋より13番目とありますが、現在では残っていないとのことです。

しかし、この場所から少し日本橋よりのところに一里塚ぽい場所かありました。それがこの写真です👇。

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この辺は平野ですので、盛り土をしているのは人工的に観えるのと、その盛り土の上に結構大きい広葉樹が植えられており、お地蔵様の祠があります。この高さと規模、そして樹齢でいえば江戸時代の末期かもしれない大きさの広葉樹。盛り土はいつでもできますが、その上に大きな木があるので、少なくともその木が植えられた時には盛り土がされていた様に思いました。その時が江戸時代であれば、一里塚であったと考えても不思議ではないとおもいました。しかも、現在一里塚であろうと思う場所から、私の足で10分。800m程しか離れていませんでした。 しかし、木が若いかな。

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③間の宿:吹上宿と吹上神社

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この場所は、今ではJRの線路が走っており、旧中山道を歩くなれば迂回します。間の宿は文字通りで宿場と宿場の間にありますが、宿場ではないので宿泊は出来ないと幕府より決められていたそうです。しかし、この宿場間は距離が長いため旅人たちは、お団子を食べたり、草鞋を履き替えたりと、休憩をしながら先に進んでいったそうです。今はこの真新しい石碑があります。

④榎戸村と榎戸堰公園と観光トイレ

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中仙道を歩いていると、この石碑がありました。すぐ向こうは、元荒川の堰。風光明媚な場所であったとあり、江戸時代から人々の憩いの場であったようです。今も小高い丘に木が植えられており、休憩するには良い場所です。観光トイレもありました。

⑤お地蔵さまと庚申塔

中仙道もこの辺りは大きなお地蔵様が祀られています。結構大きいです。

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その中でこのお地蔵様権八地蔵(物言い地蔵)様。「吾はいわぬが汝いうな」 汝は「なんじ」で、対等、それ以下の相手の人の称。意味深くお地蔵様を拝見させて頂きました。

⑥荒川土手

中仙道はこの辺りより長く荒川の土手を歩きます。この日は寒かったのですが日差しは温かい日でした。街道歩きは天候に大きく左右されるので、雨風の日はとても大変な道中になったと思いました。

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お天気が良ければ、とても気持ちの良い街道歩きができます。

馬頭観音

馬頭観音は仏教で菩薩であり、観音菩薩の変化身と言われています。江戸時代、馬が移動や荷物運びの手段として使われており大変貴重なものでした。大切な馬を祀る目的で馬頭観音が置かれたそうです。ですので、馬頭観音があれば街道であったり、街道の難所であったりすることが多いように思われます。

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⑧熊谷宿直前の一里塚跡と庚申塔

荒川の土手を気持ちよく歩いていたら、中仙道の分岐を通り過ぎてしまい、少し遠回りになってしまいました( ;∀;)。中仙道に戻り熊谷宿に向かい歩いて行くと、一里塚跡がありました。

 

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八丁の一里塚で、日本橋から16番目の一里塚です。奥にはお社と庚申塔も祀られていました。この日はこの場所よりほど近い熊谷駅で終了しました。

 

5、昼食

何食べようかなぁ~なんて考えながら街道歩きをしています。大体、道路わきにあるお店を観ると、あれも食べたい、これも食べたいなんて思うのです。はい。今回もお腹が空いて来た頃ちょうど街中を抜けてしまい、チェーン店等全くない場所になってしまいました。すると突然目の前に中華屋さんが現れました!まるで救世主の様でしたヽ(^。^)ノ。

 

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ワンタンメン610円

美味しかったですヽ(^。^)ノ。

 

6、街道歩きの記録

  • 歩いた場所 上尾宿(埼玉県上尾市)~熊谷宿(埼玉県熊谷市)
  • 歩いた距離 28.2㎞(日本橋から69.4㎞)
  • 所要時間5時間59分(約30分の休憩時間を含む)
  • 歩行速度 5.12㎞/H

街道歩きデータはこちら👇

yamap.com

 

7、使ったお金💰

  • 交通費 約1660円
  • 昼食(ラーメン) 610円
  • 合計 2270円

 

五街道 中仙道歩き、ケチ子は出来るだけ旧街道を歩きたいと思っていますが、時々旧街道より外れています。YAMAPで私の歩いた道をUPしていますが、正しい旧街道歩きではありません<(_ _)>。