ケチ子おばさんの空色ハット

山歩き 街道歩き その他お出かけの記録

【登山用品の話】ストック

少し気になる登山用品の話

 

登山用品と一言で言っても色々あります。まず三種の神器と言われるのが登山靴・ザック・レインウェアなのですが、それとは違いストックに関して私が思う事を書きたいと思います。

少し自己紹介(*^-^*)

名前はケチ子

文字通りケチというかどちらかというともったいない症候群進化系のケチだと自負しています(笑)。余計に解りにくい表現になってしまいましたが、無駄にお金を使いたくないという強い思いが根底にあります。なので、自分が無駄ではないと思うお金は使います(*^-^*)。

年齢・性別はおばさん

職業は会社員。

 

山歩きをすれば、見かける登山者の半数以上は使っているように感じるストックです。ストックは使う派と使わない派に分かれるそうですが、私はストック使わない派です。今は(*^-^*)。

今はというのは、おばさんのこの先は足腰を含め身体機能は老いに伴い低下することが決まっています。そういう何年か先になった時は、それなりに自分の体力に見合うような山歩きをすれば良く、道具に頼り山に入る事の方がリスクがあるのではないかと思っています。なので、道具に頼らず自分の体力に合わせた山歩きを楽しみたいと思っているのですが、道具なしでも歩ける山歩きで、自分が楽に歩けるのであれば使う事も良いと感じています。気になっていることは、もし山でストックを無くしたり壊れた時に、自分の体力で安全に下山できるかです。下山するまでが登山と言われますし(*^-^*)。

もう一つは、雪山では使ったほうが良いと。私は雪山をする予定は無いのですが(機会があればしてみたい気持ちはあります)、冬の山は雪山に行かなくても雪が積もっていたり凍っていたりすることがあり、軽アイゼンやチェーンスパイクが必要な個所もあります。そのような場面ではストックはあったほうが良いと思っています。

 

ストック使わない派

私がストックを使わない理由は、「必要を感じていなかった」なのです。今まではストックなしでも登れていましたし、急な登山道で鎖や岩場があるような場所ではかえってストックをザックに収納する動作が増えます。登山道で写真を撮ったりするときにも手を持ち替えたりと面倒だろうなぁ感じる事もありました。そして、自分の体力で登れる山だと、使わないストックはただの荷物になります。そんなこんなで、登山を始めて今まではストックを使わずに楽しんでいました。

 

ストックを買った

そんなストック使わない派の私ですが、ようやくストックを購入しました。購入したストックはこちら👇

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ストック

ストックを購入しようと思った直接のきっかけは、先日登山した甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根でした。黒戸尾根は急登であることも有名ですが、結構距離が長いのも特徴です。そこをテント泊一式を持っての登山にはストックがある方が良いかもと思ったのです。しかし、もし使わなかったら荷物が増えるだけですし、無駄にお金を使ってしまうので結構悩みました(;^_^A。

甲斐駒ヶ岳の記事はこちら👇

kechico.hatenablog.com

一言でストックと言っても種類はあり、重さが違う物や材質が違う物等があります。私が買ったのは好日山荘のPB商品かな。お値段は1万円しなかったです(*^-^*)。単刀直入に言うと、登山用の商品ですが、その中で一番お安い(👈リーズナブルともいう(笑))商品です。

余談ですが、登山用品は結構お高いのです。なので、色やデザインも含め自分が気に入った物を購入しています。で、私は赤やピンク系の色よりも青やネイビー等の寒色系の色や自然の中にある色が好きなのです。ですが、この商品のレディースモデルは赤かピンクしかないという現実(-_-)。メンズモデルは私好みの色なのが残念感を倍増させる次第で(;^_^A結構悩みました。結局、テント泊用の青色のザックのアクセントカラーがピンクだったことでピンクをチョイス。しかも、ストックのピンク色の部分は写真に写っている部分だけしかなく、ストックを伸ばした部分は黒色であったことも良く、まぁまぁ気に入っていいます。

テント泊用のザックに取り付けるとこんな感じ👇

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ストックを収納したテント泊用のザック

ストックを使い山登りをした

そんなこんなでストックを購入し、いざ登った甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根。

思った事は、テント泊装備での急な傾斜ではない登りの時はストックを使ったほうが歩きやすかった。でした。

使って良かった事

テント泊装備は重いのです。はい。ここ最近続けてテント泊をしたこともあって、少しテント泊装備を背負っての山歩きにも慣れてきたようにも思うのですが、重さが軽くなることはありません(*^-^*)。そして、荷物を背負う分重心を保つことも大変なのです。ストックを使っての急ではない登りはかなり楽に歩けました。二足歩行に二点の支持が加わるので重心が保てるし、登りの足の負担も少しですが手に分散させることも出来ました。これは良いなぁと思いました。

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ストックを使って歩く

使わずにザックに収納

黒戸尾根は日本三大急登ともいわれる急な傾斜が特徴の登山道です。登り初めは緩やかな登りが続く気持ちよい森の中の道なのですが、途中よりはしごの連続で岩場も加わり、しがみついてよじ登るような登山道になります。両手ははしごや鎖をつかまなくてはならないのでストックは不要であり、持っていることも危険なのでザックに収納して登ります。テント泊用のザックはとても重いのでザックを下ろして、ストックを装着して又背負うのって結構大変なのです(;^_^A。そして、よく考えるとただの荷物ではないかと(;^_^A。

下山時はどうだっかというと、登りと同じようにはしごや鎖場は手を使わないと危険なのでザックに収納しました。急な下りを過ぎれば穏やかに下山するだけなので、ストックが役に立つかと思ったのですが、結局使いませんでした。

 

ストックは登りは短く、下りは長めに調節して使います。下りで使って何だかしっくりいかず、長さも色々調節しましたがそれでも無いほうが歩きやすかったです。私には下山時のストックは合っていないのかもしれません。

二日間のテント泊登山でストックを使ったのは緩やかな登りの時のみで、その他はザックに収納して荷物になってしまいました(;^_^A。

 

私にとってのストックは

テント泊の時はこれからも荷物になっても持って行こうと思います。急な傾斜でなければ使ったほうが楽でしたヽ(^。^)ノ。

日帰りの場合は荷物が重くないのでストックの必要性を感じていないです。しかし、荷物が少ない日帰りなので、持って行っても負担にはならないので持って行くだけでも良いかな。その時の登山道や自分の体力や気分次第かな。

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日帰り用のザックにストックを収納

テント泊用のザックに比べて日帰り用は小さいのでストックがはみ出しています(*^-^*)。

登山用のザックなので、ストックを取り付けられるように作られており、ストックの先をしまったらこのように取り付けられるようになっています👇。

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テント泊用のザック

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日帰り用のザック

好きな色を買ったので、違いが良く解らないのですが、二つを並べる観るとこんなに大きさが違います。


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山とストック

本来山は人間の住みかではなく樹が生い茂る動物の住みかであります。その中に人間がお邪魔している印象を持っています。

ストックを使う事が悪い事ではないですが、最近の山のごみにストックの先についているキャップが落ちている事が良くあります。

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ストックの先とキャップ

ストックの先は尖っており、その先にキャップが付いています。外すとこんな感じです。雪が無い山ではキャップを外さないで付けたまま使います。ゴムで滑らないですし、土で出来ている登山道に突き刺さることも防げます。

キャップが無いストックで登山道にストックの先が突き刺さることは問題があり、その少しの穴が1人で左右二本を歩いた分、集団であれば×人数分のストックの穴が登山道に空きます。そういう事が重なると登山道は少しずつ掘られてしまいます。百名山など登山者が多い登山道などでは良く山肌より掘り下げられた自然では作られないであろう登山道をよく見かけます。

そういう登山道は歩きにくいし、雨が降った時の水はけも悪く粘土質の地質に滑ることも良くあります。山にとっても登山者にとっても良くないです。

ストックを使う時は必ずキャップを使い、落ちているキャップはたとえ自分の落としたものでは無くても、山で落としたものを落とし主が拾いに来ることはまずないので、同じ山を楽しむ人間として回収することも心掛けたほうが良いかもと思っています。

自分のストックのキャップを無くしてしまったら、登山用品店に行けば合うキャップを買う事が出来ます。

 

キャップを外してストックを使う時は雪山や凍った登山道を歩く時です。このような登山道ではストックを雪や氷に突き刺すことは問題ないですし、滑らないようにして怪我を防ぐ事はとても大事です(*^-^*)。

 

そんなこんなで、ストックを購入しての小話でした。

甲斐駒ヶ岳 南アルプス

甲斐駒ヶ岳は名峰である。もし日本の十名山を選べと言われたとしても、私はこの山を落とさないであろう(日本百名山 深田久弥著)

 

甲斐駒ヶ岳に行ってきましたヽ(^。^)ノ。

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甲斐駒ヶ岳 山頂からの日の出

2021年10月初め、台風が過ぎ去った翌々日、雲一つない青空が広がる天気の良い日に、南アルプスにある甲斐駒ヶ岳に行ってきました。

登山道は、日本三大急登である黒戸尾根を登る一泊二日の計画にして、宿泊は七丈小屋でテント泊を予約しました。

1、甲斐駒ヶ岳

甲斐駒ヶ岳南アルプス(赤石山脈)にある標高2967mの山です。日本百名山にも選ばれている山で、山頂は白い花崗岩で美しいピラミット型をしています。

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駒ケ岳と言えば名前が馬に由来することが多くあり全国に駒ケ岳があります。木曾駒ケ岳や会津駒ケ岳と共に有名な駒ケ岳の一つが甲斐駒ヶ岳です。

そんな沢山の駒ケ岳がある中で、一番高いのが富士山の頂上にある一峰の駒ケ岳(3710m)で、その次に高い駒ケ岳が甲斐駒ヶ岳(2976m)です。

山の神様

信仰の山であり、山の神様は大国主命(大巳貴命)で出雲大社に祀られている神様です。大国主命須佐之男の子孫でもあります。本社(奥宮)は山頂のすぐ下(摩利支天)に祀られており、里の宮は表参道である黒戸尾根へつながる登山口二か所にあります。

登山道(表参道)の長くて急な傾斜の道中には導きの神と言われる猿田彦命が祀られています。

 

信仰・修験道の山

文化3年(1816年)江戸時代末期に弘幡行者(延命行者)により開かれた信仰の山で、表参道である黒戸尾根には沢山の石碑、石像があります。修験道の仏様は開山威力不動明王が祀られているとのことです。不動明王が持つ剣も多く祀られており、山頂付近の大きな岩(不動岩?)に祀られている二本の剣は圧倒されます。

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不動岩と二本の剣

甲斐駒ヶ岳山頂より標高で47m手前に摩利支天(標高約2820m)があり、たくさんの石碑祀られています。同じ場所に駒ケ岳神社奥宮(本社)も祀られています。山岳信仰は江戸時代に始まっているので神仏習合の名残りを感じさせられます。

 

2、登山口と駐車場

甲斐駒ヶ岳に黒戸尾根で登るとなると登山口は二か所あるのですが、広い駐車場がある尾白川渓谷駐車場を利用しました。市営の駐車場なので無料できれいなトイレもあります。日曜・月曜の一泊二日で行きましたので、駐車場が混んでいないか心配しましたが、半分弱位のみ車が停まっているのみで、困ることは全くありませんでした。売店もあります。

甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根は急登であり距離も長い事もあるので早朝から登る人が多く、車中泊をしている車も多かったです。

都区内に住んでいる私は中央道を走って登山口に向かいます。今年(2021年10月)は緊急事態宣言が解除されたものの、高速道路の休日割引は引き続き適応されない事もあり深夜料金が適応される時間に走りたいと考えました。しかし、中央道は高井戸インターから高速道路に行けない構造になっています。環七で首都高に入り中央道に行くか、もう一つ下りにある調布インターまで甲州街道を走る必要があります。深夜割引が適応されるには朝4時までに中央道に入らなければならないので結構悩む(-_-)。少し遠くなりますが、早朝の甲州街道は混んでいないので調布インターまで甲州街道を走る事にしました。少し余裕をもって朝3時半ごろに自宅を出発しました。

 

3、甲斐駒ヶ岳に黒沢尾根(日本三大急登)で登る

日本三大急登の一つである甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根。日本百名山の中にも「日本アルプスで一番つらい登りは、この甲斐駒ヶ岳の表参道かもしれない」と書かれている程です。

約一年前に、同じ日本三大急登である谷川岳の西黒尾根に日帰りで登ったことがあり、今回はテント泊装備ですが何とか登れるだろうと、何の根拠も無く思っていました。しかし、登山計画を立てていたらとても距離が長く時間も長くかかることが解り、早朝出発で正解だなぁと思っていました。そして、今回はテント泊装備ですので、今まで買っていなかったストックを購入しましたヽ(^。^)ノ。

登り初めはそんなに急登と言われるような登山道ではなく、気持ちよく歩けるていました。少し歩くとはしごがあり登るのですが。そうこうしていると刀渡りと言われる切り立った岩場があります。富士山や八ヶ岳の絶景を眺めながら、落ちないように注意して先に進んだその先には刀利天狗の祠があります。

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刀利天狗の祠

その先に屏風岩があり、お社と沢山の石碑が祀られており、圧倒させられながら眺めていました。

そして、ここからが黒戸尾根の急登の始まりでした。急なはしご階段に岩場に鎖やロープ、「え、これを登る?」と思うような場所の連続でした(;^_^A。笑えないけど、笑ってしまうような急登ですΣ(・ω・ノ)ノ!。安全第一で突破し、何とか無事に七丈小屋に到着しました。

受付をして、缶ビールとジュースを購入。水を汲んで小屋より登山道を少し進んだ先にあるテント場がお宿となりました。

小屋より甲斐駒ヶ岳の山頂までは標高で約300m程の急登を登った先にあり、時間はゆっくり登った私で約2時間でした。

 

4、ナイトハイクで山頂へ

テント泊をすると、日の入り前に夕飯を食べてしまうので19時前には寝てしまいます。そうすると、当然朝も早くに目が覚めます。

テント場より山頂までの所要時間は約2時間で、日の出が5時40分頃なので3時40分に出発すれば山頂から日の出を観れるなぁと思い、出発15分前に目が覚める👀。水分と少しの荷物を小さいザックに入れて、真っ暗な中をヘッドライトをつけて出発しました。

山頂までの登山道は相変わらずの急登続きなのですが、荷物が少ない分楽に登れます。鎖を使わなければならないような岩場もたくさんありましたが、岩場を登るのも嫌いではなく楽しんで登りました。

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甲斐駒ヶ岳山頂の碑(標高2967m)

予定通りの約2時間で山頂に到着。の予定でしたが、まさかの山頂直下の日の出(笑)。私の他に一人の方が先に登頂されており、山頂より写真を撮っている音が聞こえるほどの山頂すぐ下(笑)。他に人が登ってくる様子も無かったので、その場所で私も日の出を眺めながら写真を撮りました。

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甲斐駒ヶ岳 日の出

空は雲一つない快晴で、眼下には雲海が広がっていました。勿論富士山も。

甲斐駒ヶ岳山頂は展望が素晴らしい事でも知られています。山頂なので360度の景色を楽しめるのは勿論ですが北に八ヶ岳北アルプス、西に中央アルプス、南に日本の山高さ2位の北岳、同一三位の間ノ岳、少し離れて富士山も見えます。

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日本の高い山ベスト3のスリーショット

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甲斐駒ヶ岳山頂から見た八ヶ岳

日の出前の空の色が綺麗だと思う

少し余談なのですが(;^_^A、日の出前のこの空の色がとてもきれいだなぁと思います。

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空が明るくなる直前、夜空と太陽のオレンジ色の移り変わるこの瞬間ヽ(^。^)ノ。

 

5、七丈小屋でテント泊

この日のテント場は結構空いていました。テント場は登山道に沿って二か所ありますが、トイレが小屋の近くにしかないので小屋に近いテント場に設営することにしました。それでもテント場からトイレまでは登山道を歩いて5分ほども距離があります(;^_^A。

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七丈小屋テント場

テント場に着く前に水や飲み物を買って登ってきたので、テントを張ったらマットを敷いて少し休みました。少しウトウトしてしまい、気が付くと17時頃。テントの中で少し荷物を片付けて、夕飯を作って食べました。朝は山頂で日の出を観てテントに戻ってきてからご飯を炊いて頂きました。

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テント泊 朝食と夕食

夕食後はシェラフ(寝袋)に入ってゴロゴロしていると空も暗くなり、ウトウトしながら寝てしまいました。ソロ登山でテント泊して寝られるのか?と思うかもしれませんが、結構寝れます(笑)。標高2600m程の場所で10月、シェラフは温かい冬用を持ってきていましたので温かく寝られました。寒いのは苦手です。はい(;^_^A。

※7丈小屋のテント場は電話予約が必要です

 

 

6、甲斐駒ヶ岳を登ってみて

一言でいえば、黒戸尾根の急登は想像以上でした(;^_^A。一泊二日の行程で二日間の累積登りは2677mでした。今回は大変だったから累積の登りも一番高かったと思い過去の記録を観てみると、テント泊登山を最初にした三条の湯から雲取山に登った時が2890mと今回より200m強も高くて、あれ(。´・ω・)?。登山道は黒戸尾根のほうが難しかったですが…。いずれにしても、大変であることに変わりはありません(;^_^A。

登山の記録はこちら👇

写真もたくさんUPしています

 

日本三大急登とは

と言われています。昨年西黒尾根、今回黒戸尾根を登りましたので、ブナ立尾根もいつか登ってみたいかなぁ(笑)。

西黒尾根を登った時のブログはこちら👇

kechico.hatenablog.com

 

山頂直下ら眺める山容は息をのむほどの美しさで、山頂からの景色もとても素晴らしかったです。山頂からの周りの山々の展望も素晴らしかったです。調べていなかったのですが、山頂から南アルプスの山々を見渡すと一番高い山が観えるので北岳と解ったことも嬉しかったです。その隣に間ノ岳が観えた事にも感激しました。麓の北杜市から向こうの八ヶ岳の麓まで街並みが観え、今回はナイトハイクもしたので夜景も楽しむことが出来ました。

前回のテント泊登山から約一か月しか経っていない事もあるのか、テント泊装備に少し慣れたように感じました。テント泊も回数を重ねるごとに自分らしいスタイルが出来て来るように思いました。

お天気にも大変恵まれ、とても楽しい山での時間を過ごすことが出来ました。自然に感謝です。

 

7、使ったお金💰

  • 高速料金 4360円(調布IC~勝沼IC1420円、須玉IC~高井戸IC2940円)
  • ガソリン代 約2140円
  • 七丈小屋 2100円(テント泊:800円、缶ビール:800円、ジュース:500円)
  • 下山後のアイス 238円
  • 合計 8838円でした。

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下山後のアイスは美味しい

 

登山中の食事の悩み 消化しない件

私は、山歩きにはまっていて、機会を見つけて山に行こうといつも思っています(笑)。

 

山歩きと言っても、山の高さであったり、登山口から山頂までの標高差であったり、日帰りで行ける山、宿泊をする山等、色々な山歩きがあります。

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山歩きをして結構な運動量に関わらず食べられない

山歩きを楽しんでいる少ない経験の中で解った事の一つの問題は「結構食べられなくなる」ことです。日帰りでは、持参したお弁当を残すことが結構多くあり、テント泊となると結構食べられなくなるのです。食べるものが無いのではなく、体(胃腸)が受け付けにくくなるのです。

 

山に行けば食事が美味しいと良く言われています。私も、こんなに食事が美味しいのかと思っていて、休憩時に山ランチをする時にはとても美味しく「最高の贅沢だなぁ」と思います。しかし、量がそんなに食べられないのです。すぐにお腹がいっぱいになります。そして、テント泊や体力に余裕が無い山歩きではそういう事がおおいです。

kechico.hatenablog.com

この時は、初めての山ご飯で、インスタントの袋麺(塩ラーメン)を作って美味しく食べたのですが、その後胃がもたれてしまいました。結構ショックでした(T_T)。

 

少し前に、山歩きをしていた時お話しした同年代の方が同じような事を言われていました。「そこそこ、体力のいる山に登っていないと、食事も喉を通らなくなるのよ」と。

そうなんだ、食事が食べられなくなるのは私だけでないのかも?と思いました。おばさん独自の悩みかな…とも思いますが(;^_^A。

 

登山はソロです

ソロ登山が良いか悪いかの事に関しては別の話とさせて頂き、ソロ登山ではそれなりの緊張感があるのは事実だと思います。緊張感はなぜ起きるかと考えると、自分が経験したことが無い事をしているからだと思います。しかも、登山は、人間が造った社会と離れて自然の中に行きます。緊張します。はい。

人間が緊張状態になると、体の自律神経は緊張し交感神経が優位になるので、消化吸収機能は低下します。はい。自分が望んでしている登山なのですが、私には経験値がすくないので、安全であるかどうかの判断が出来ていないのです。これに関しては、山をもっと知る事や天気・気象を知ることや登山経験を多くする事で解決すると思います。今はまだまだですが(;^_^A。

登山していて、過度に緊張する事が無くなれば、副交感神経が優位に立ちます。副交感神経が優位に立てばお腹は空くし消化吸収する胃腸の動きも活発になり、食べた物がエネルギーとなります。やっぱり経験しか方法は無いのかとも思うのですが。

 

消化吸収の良い食事をする

先日、北アルプス常念岳蝶ヶ岳にテント泊して登った際、何時もと同じように朝食分と昼食分におにぎり🍙4個を自宅より持参しましたが、結局お昼は一個しか食べられない。山の上は寒いので、残ったおにぎりは腐ることなく翌朝おじやにして食べました。

 

テント場での夕食はいつも炊飯しています。やっぱりご飯が一番です。その日は標高が高かった事もあるのか、ご飯が上手に炊けないで芯が残ってしまうのです。困ったなぁと思いましたが、えーい、お粥でも良いじゃないかと割り切り(;^_^A、お水を足しながら柔らかくなるまで炊飯しました。出来上がりは柔らかいご飯でしたが、それが良かったのか、食欲はあまりなかったにもかかわらず、頑張って無理やり食べたのですが胃もたれしなかったのです。

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おかずも、レトルトを食べることが多いのですが、結構油で胃もたれしてしまっていました。その時は同じレトルトでも鯖のレトルトパックだった為、消化良しヽ(^。^)ノ。

翌朝は、前日に残ったおにぎりを、持参したフリーズドライのお味噌汁を使って、卵も入れておじやにして、これは勿論消化良しヽ(^。^)ノ。

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やっぱり、メニューの見直しが必要だと痛感しました。

 

行動食

二日目の朝食におじやを食べた日は、やはり行動中にお腹が空きます。そうですよねぇ。行動食に柿ピーと羊羹を持参していました。

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羊羹は虎屋です~(笑)。虎屋の羊羹ってそんなに甘すぎない印象ですが、この時は甘く感じるのなんのって(;^_^A。山で食べる羊羹ってこんなに甘く感じるものなのかと実感した次第です。はい。そして、血糖値がすぐに上がるような気がします。羊羹も行動食によく言われていますが、私には合っていないかも(;^_^A。

ちょこちょこ食べる行動食にはやっぱり定番の柿の種が良いのでしょうか。油で揚げていないし、ピーナッツの脂もそんなに大量に食べていないので胃がもたれない気がします。なにより腹持ちが良いかも。

昔から定番の物には何かしらの理由とそれが良いという結果があるのかなと思いました。

 

そんなこんなで、今まで「何でこんなにエネルギーを使っているはずなのに食べられないのだろう」と思っていたことが、たまたま解決策を経験したことで、振り返ってみることが出来ました。

 

しかしながら、改善策はまだ検討が必要かなぁと。

実は、この時にカレーなどのレトルトを持って行かなかったのは、レトルトパックが重い事に遅れながら気が付いてしまった事です(;^_^A。あれ、重いですよねぇ。

では、軽くて消化が良くて美味しい食べ物って何があるのかと現在試行錯誤中です。そんな頻回にテント泊をするわけではないのですが、いくつかのメニューや食材をかんがえたいなぁと思っています。

鯖のレトルトパックはリピ決定していますが(;^_^A。

常念岳・蝶ヶ岳 北アルプス

あー、山に行きたい。と、思った。

そういえば、ここ最近で2回天候で諦めて下山している。本格的に登山して、テント泊をしたい。天気を最優先にして、天気予報をじっくり見ていると、日程で行けそうなのは北アルプスでした。

 

北アルプスを含み私はまだ日本アルプスに行ったことがありませんでした。よし、この機会に行ってみよう!。グーグルマップで駐車場を検索し、山ご飯や行動食を準備して前日は早々に寝て、早朝ごそごそと起きだして準備し出発しました。

 

1、常念岳

北アルプス(飛騨山脈)の東側の常念山脈にある標高2857mの山。山頂はピラミット型に聳え立っているのが特徴の山です。

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とても雄壮にそびえたっています。

常念岳の麓は長野県安曇野市松本市であり、この辺りからは北アルプス槍ヶ岳穂高連峰常念山脈の後ろに隠れてしまうそうです。街から見る象徴的な山は常念岳であり、それにふさわしい山容です。

 

登山道は三股登山口より登り始めました。樹木帯を一歩一歩頑張って登っていくと森林限界を越します。その先は急な傾斜の岩場になりますが登るには何とか登れます。この辺りより常念岳山頂がちらりと見えてきます。初めて見ても山容で常念岳と解る美しさです。しかし、山に登っている途中で山頂が観えると、山頂まで登ることに少し不安を覚えるのは私だけでしょうか(;^_^A。山を登っている途中で見るとかなり高いなぁと実感してしまいます。しかし、実際登ってみれば何とかなるのですが。このコースは休憩場所が無いので、登山道が少し広くなっている所で一休み。

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持参したおにぎり🍙を食べてしっかりと水分補給。

常念岳(標高2661m)に到着したころにはすでに結構頑張っていますが、まだまだ先があります(;^_^A。頑張って岩場を登りました。

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一日目の天気予報では曇りで、周辺の山も雲に隠れており、時折雲が流れて見える程度でしたが、常念岳には雲がかかることは無く視界は良く、風も少しだけでした。9月中旬で、本格的な紅葉はこれからという感じで、先走ってしまった極一部の木のみ紅葉していました。気温はそれなりに低く休憩すると寒さを感じました。

 

常念岳を過ぎて急登を登りきると尾根道に出ました。ハイマツが生えています。少し歩きやすくなり、頑張って前に進みます。途中、雷鳥が数羽いました。

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雷鳥を初めて観ました。こんな環境で生きられる雷鳥は凄いなぁと思い、色も保護色だなぁなんて改めて感心し、数羽の雷鳥がちょこちょこと歩く姿に癒されました。

 

一日目は常念岳登頂はせずに常念小屋を目指しました。三股登山口からのコースだと途中に常念小屋に向かうまき道もあましたが、上級者向けコースでしたのでそこは諦め、常念岳の登山コースの手前まで進み(上り)、その日の最高標高2802mの場所より常念小屋に向かって下りました。常念岳は2857mなので、あと少し登れば山頂なのですが、翌日の二日目に常念岳山頂より蝶ヶ岳に向かう事にしていたので、一日目は小屋へ向かいました。常念小屋は標高2500m弱の場所ですので、約300m下るのが何だか思うものがありますが、自然の中なので仕方がありません。はい。頑張って下りました。

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常念小屋とテント場

 

小屋でテント泊の受付をしました。どこから登ってきたかを聞かれ「三股登山口」と答えると、「明日は、蝶ヶ岳だね」と。ここは定番の周回コースの様です。常念岳だけなら一の沢からのコースなのでしょうね。

少し込み合っているテント場に何とか自分のテントを張り、まずはビールとお水を買いに小屋に戻りました。その後、少し寒いのでフリースと防風の為レインコートを着込んで、ビールを飲みながら山を眺めました。常念岳と東天井岳はとてもきれいに観えます。北アルプスで有名な槍ヶ岳穂高連峰の眺めがとてもきれいに観える場所なのですが、この日は雲がかかっていました。それでも、勇壮な山容を想像できるほどの存在感に、ただただ圧倒されるのでした。

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ビールを飲みながらぼーっと山の景色を眺める。最高に贅沢だなぁと思う。

 

テントに戻り。少し荷物を片付けてマットを敷いて休憩した後、18時ごろより食事の支度。やっぱり私はご飯が好きなのでコッヘルで炊飯開始。何とか食べられるくらいには炊くことが出来ました。おかずは鯖のレトルトパウチと野菜の卵とじ。相変わらず食欲が無いが頑張って完食しました。明日は常念岳登頂後、稜線歩きをして蝶槍をこえて蝶ヶ岳に行き、下山する。19時頃にはシェラフに潜り込み、うとうとしていたらいつの間にか眠っていた。

 

夜、トイレに行こうと起きた時、夜空に明るく星が輝いていた。こんなに明るくて大きな星を観たのは初めてのような気がする。空が近いなぁ。本当に贅沢だなぁ。と改めて自然に感謝しました。

 

二日目の朝は勿論日の出前に起床。早く寝ているので(;^_^A。

雲が出ていたことがあり日の出の時間がやや遅く、テントを撤収して常念岳に登っている途中で空が輝いてきた。

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2、蝶ヶ岳

常念岳に登頂した後、来た道を戻る人が多くいる中で蝶ヶ岳を目指して先に進みます。

二日目は空に雲はあるものの、良いお天気でした。槍ヶ岳穂高連峰もこの通りヽ(^。^)ノ。

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素晴らしい眺めです。こういう景色を観ることが出来るってやっぱり贅沢だと思う。

 

尾根道には結構なアップダウンもあり、ヒーヒー言いながら進みます。

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先に見えるのは蝶槍です。

蝶槍ももれなく通過してひたすら景色の良い尾根道を進みました。その後に到着したのは旧山頂(2664m)です。三角点はこちらにあります。

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蝶ヶ岳の山頂は平成2年1990年ごろに解釈が変わったとのことで、現在の山頂は蝶ヶ岳ヒュッテのテント場付近(標高2667m)にあります。

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蝶ヶ岳森林限界を越した山頂がとても大きく広がっています。勿論、槍ヶ岳穂高連峰の素晴らしい眺めも絶賛継続中です(*^-^*)。本当に贅沢な眺めです。

 

常念岳はピラミットのように聳え立つ山頂の為、常念小屋は少し降りた鞍部に建てられています。蝶ヶ岳は山頂がどこにあるのかわかりにくいほどに、辺り一面に広がっているので、蝶ヶ岳ヒュッテは山頂にほど近い場所にあります。

 

蝶ヶ岳山頂に着いた後は三股登山口を目指して山を降ります。蝶ヶ岳は少し降りるとすぐに樹木帯になる事と、登山道がとても良く整備されており、階段が沢山ありますので、比較的安全に降りることが出来ました。途中にベンチも数か所整備されています。三股登山口にほど近い場所まで降りれば水場がありました。

 

3、テント泊

人生で三回目のテント泊でした。ようやく少し慣れてきたように思いますが、まだまだ緊張しているとも思っています。

 

私が使っているテントは山岳用の一人用テントでこじんまりした物です。

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私一人が使うには十分な広さで、荷物を置いても結構快適です。9月半ばで標高2500mと考えると夜は冷え込むだろうなぁと思いましたが、シェラフはモンベルの#3にして、シェラフカバーを使いました。日が沈んでシェラフに入ったころはTシャツと短パンで十分温かかったのですが、深夜に冷え込んで持参していたフリースを着こんで温かく寝ることが出来ました。やっぱり山は寒いです。

シェラフカバーを使いましたが、テント内が結露することは無かったです。しかし、シェラフカバーを使うと、使わないより温かくなるよう思いました。

テントマットはパタパタしてザックに取り付けるタイプの物を使っています。テント泊って結構快適に寝ることが出来るので、小屋泊をしたことが無いのですが、やっぱり荷物が多くなるのでザックがとても重いです。それでも私はテント泊がすきかな。

 

山歩きの記録はこちら👇

yamap.com

 

4、使ったお金💰

  • 常念小屋テント場使用料 2000円
  • 缶ビール(500ml)  800円
  • 水2リットル   400円
  • 500ml ペットボトルジュース  400円
  • ガソリン代  約3800円
  • 高速料金   3300円(関越道練馬IC~長野道安曇野IC 深夜料金)、3030円(長野道安曇野IC~中央道大月IC)👈中央道大渋滞していたため、高速道路を降りて甲州街道をひたすら走って帰宅しました(;^_^A。
  • 合計 13730円でした

何だかんだで1か月続いているジョギングの効果は?

約1か月前の8月初めに、

思い立って、近所の公園を走りました。その時のblogはこちら👇。

kechico.hateblo.jp

ジョギングを始めました(休みの日限定)

理由は色々あり、前回のブログにも書いてあるのですが、

その日に走ろうと思った直接のきっかけは、いろいろ、考えながら作業をしていて、脳が疲れてフリーズしてしまい、何とか復活させるには血液を循環させる事かなと思ったのです。

脳は沢山のブドウ糖を必要とします。座っていろいろな作業をしている事で、体全体が凝り固まってしまい、思う程血液が循環できていないのかと考えたのです。そう考えると答えは、血液を循環させればよいヽ(^。^)ノと思い付き、効率よく全身の血液を循環させるには体を動す、運動だろうと単純に考え、ウオーキングしようといそいそと近所の大きな公園に出かけました。

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その頃は、山歩きをして心肺機能の低下をひしひしと感じていたこともあり、日ごろの運動もしないといけないよなぁなんて思うものの、なかなか、実行しようと思うきっかけも無くだらだらと過ごしてきました。いざ、ウオーキングのつもりで公園に行ったら、思いのほか自分が走れることを知りました。登山、恐るべしです。はい。

 

同時に、何とか走れることは結構気持ちよく、頭も体もすっきりするので、休みの日はジョギングするようになりました。

※一度、仕事が遅出の日の朝に走ったことがありましたが、今後はしない方が良いと素直に感じました(;^_^A。

 

ジョギングで得られている事

そんなこんなで、本当に思い付きでジョギングをしたのですが3日坊主を通り過ぎ習慣になってきました。こういう事ってあるんだ👀と、自分自身にびっくりしています。多分、続けられている理由は、自分が気持ちよいからです。何事も自分が良いと感じることは続けられるものです。はい、人間は単純です。

 

私は、セミリタイアしているので、月に16-17日を目安に仕事をしています。それ以外の日は休みです。山歩き以外の日で、余程の雨でない限りはジョギングしています。

一回に走る距離は4-5㎞程のコースで、約40分間かけて走っています。考えて設定したわけではなく、なんとなく初めて走った日の時間が40分間だったのです。

1日1回の日もあれば、可能なら2回走るように心掛けています。大体、休みの日に色々していると、夕方には脳が疲れてくるので、走るととても気持ちが良いです。

気分が良くなる

今回、初めて走った時にはぁはぁ(*´Д`)言いながらもなんとか走れたことはとても気持ちが良かったのです。山歩は想像以上に心肺機能が必要であり、それなりに私も心肺機能が鍛えられていたのを実感しました。はぁはぁ(*´Д`)言いながらも歩くことなく走り切れることには本当に驚きました。私、走れるんだ…。

走った後は、色々な頭の中でぐちゃぐちゃ考えることがなんとなく考え込まなくなったり、気分転換にもなりました。汗をかくこともデドックス気分で良いかなぁと。

ジョギングやウォーキングは有酸素運動でもあるので、体の血液循環は良くなりますので頭も体もすっきりします。

 

体力維持

定期的に山歩きをすることが、山歩きをするには一番の体力維持になると言われていますが、なかなか思うように山に行けていないので、私も焦りの気持ちが出てきます。

実際にジョギングし走れたことで、自分の体にとってあまり負荷がかかっていないのかなとも思いましたが、先述のように気持ちが良いのと、体力維持に関してはやらないよりましかな程度の気持ちでいることにしました。

 

先日、本を読みました👇。

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ちなみに、この本の中ではジョギングは推奨されていなく、持久力と呼吸筋を鍛えるためにインターバルウオーキングという方法が紹介されています。登山では走ることがない事と走ることは膝など足に負担がかかることも懸念されていると思っています。

しかし、呼吸に関しては取り上げられており、呼吸筋を鍛える内容が書かれています。という事は、はぁはぁ(*´Д`)言いながら山歩きするのは呼吸筋を鍛えれば良いのかなぁなんて思っています。運動するには酸素が必要であり、効率よく酸素を取り込んで使えることはどんなスポーツにも大事な事です。

 

ダイエット

私事になりますが、私はダイエットで成功したことがありません(笑)。

若い頃は何度も挑戦しましたが、自分に都合の良い言い訳を何度も呪文のように唱えて(笑)、現実逃避、自己肯定するのがお決まりのパターンでした(;^_^A。

体重計に乗ると、体重が減っていると嬉しくて「ちょっとくらい良いか(*^-^*)」と食べてしまって反省し、反対に体重が増えているとかなり落ち込み現実逃避したくなります。それで気付いたのは「増えていても減っていても良いことが無いなら体重計には乗らない方が良い」でした。それ以来、健康診断の時以外は決して体重計に乗りません(*^-^*)。

なので、休日ジョギングを始めてから体重が減ったかは分かりません(;^_^A。しかし、普段はいているジーンズが少しだけゆったりしたように思います。ま、パツパツだったのが、ぴったりになった程度ですが(;^_^A(;^_^A。

 

ダイエットとは反対になりますが、食事が美味しいというか、お腹が空くようになったように思います。今までより食べる量が少し増えました。

そして、以前は、休みの日は朝食をしっかり食べ、昼食は食べす(お腹が空かないので)、早めに夕食を食べるというパターンでしたが、お昼にお腹が空くので昼食を食べるようになりました(;^_^A。ダイエットは出来ないですが、ご飯を美味しく食べられることは良いことです(*^-^*)。

太らなければそれで良いかな。

 

気になる膝等の足の痛み

おばさんにとってかなり気になるのですが、今のところは膝も含めて足に痛みはありません。毎日ではなく、不定期である事や回数もそんなに多くない事もあるのでしょうか。痛みは出ないほうが良いです(;^_^A。

 

おばさんにとってのジョギング

私もそれ相応に立派なおばさんなので、年寄りの冷や水とならないように、怪我に注意しながら、無理ない範囲で今後も続けられると良いなと思っています。

効果を考えると、良いことは色々ありますが、怪我さえなければマイナスな事はほぼ無いと感じています。ジムに通う訳ではないのでお金がかかる訳でなし(👈私はケチなので(笑))、衣類もこのために新調することもありませんでした。初期費用0円ですヽ(^。^)ノ。

参考)登山に比べたら、本当にお金がかからない。登山はなんだかんだで道具は高いし、怪我は勿論、滑落や遭難等の危険もあるし、その場所に行くまでの交通費も必要(-_-)。でも、登山は辞められないヽ(^。^)ノ。

 

今後、続けていると衣類は買わないといけないかなと思っていますが、そんなに大したものは必要ないと考えています。変な格好をして目立ちさえしなければそれでよい。ユニクロでセール品無いかなぁ(;^_^A

山形旅行 S子さんの軌跡と使ったお金

旅は楽しい

 

一番の目的でした鳥海山には登れなかったけれど、

ちょっとだけ登ったけど、暴風にさらされたけれど(笑)、それも良い思い出。

それでも楽しかった。

旅を楽しいと思うのは非日常を体験する事なのかなと思っています。

 

鳥海山は、リベンジしたいなぁと思う。

 

それはそうと、我が家のS子さんは良く頑張って走ってくれました。

 

一日目👇

Googlemapのタイムラインなので、日をまたいだ時点で切れてしまっていますが、関越道の練馬インターより高速道路を走りました。

走行距離 約562㎞

高速料金 4320円(だったと思う)深夜割引料金

一日目の旅はこちら👇

kechico.hatenablog.com

 

二日目👇

これもGooglemapのタイムラインです。お宿より山寺に向かい、その後はこの辺りの山を観たいなぁと思ったので、米沢~喜多方~会津へ抜けて、東北自動車道矢板ICより高速道路を走りました。

走行距離 約524㎞

高速料金  矢板~川口JCT 2800円

        東京外環道路 400円

二日目の旅の記録はこちら👇

kechico.hatenablog.com

 

二日間で 約1086㎞でした。S子さんお疲れさまでした。また一緒に行こうね(。・ω・。)ノ♡

 

【使ったお金】

  • 交通費  ガソリン代 約7200円
  •        高速料金 7520円
  •        駐車料金   300円
  • 宿泊費  13580円(夕食時の生ビール🍺含む)
  • 食事     304円(二日目に食べたコンビニおにぎり2個)
  • 拝観料    300円
  • お土産   1080円

合計   3,0284円 でした(*^-^*)。

 

※お昼を食べていないのですが、決してケチっている訳ではありません(笑)。ドライブしているとあまりお腹が空かないのです(;^_^A。二日目は、立石寺でかなり歩いたので少しお腹が空きましたが、外食するほどでもなく、コンビニおにぎりで軽く食べました。

 

閑さや 岩にしみ入る 蝉の声 山寺(山形県立石寺)

山形旅行 二日目の朝

 

一日目の記事はこちら👇

kechico.hatenablog.com

 

少し早めに起き出し、昨日登れなかった鳥海山はどうかなぁと。もし、雲が晴れそうなら登りたいと思いながら、お宿の窓から見てみると

 

雲しか見えない(T_T)。鳥海山様、ここまでかくれんぼしてしまいました😭。

 

気を取り直して、朝風呂温泉に浸かり、宿の朝食を頂きました。

今日、どうしようかなぁとぼーっと考えました。

こういうところが1人の良いところです。計画通りに進まなくても、計画は元々あってないようなものだし、1人なので誰に気を使う事も無い。自分が行きたい場所、観たい場所、したい事だけをすればよい。気持ちが楽ヽ(^。^)ノ。

 

山形と言えば

せっかく、山形に来たのだから 山形と言えば!

いろいろ考えた末、有名な芭蕉の句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」を思い出し、その句が読まれた通称山寺(立石寺)を検索すると車で約2時間ほどで行けることが解りました。

お部屋に戻り支度して、9時半過ぎに出発しました。

 

最上川に沿って山形市方面へS子さんと走ります。勿論一般道路で、山間部の山道です。はい、S子さんのお得意な道路です(。・ω・。)ノ♡。

そういえば、一日目は新潟に出て日本海側を北上したので、酒田市最上川の河口付近を渡ったことを思い出します。最上川ってどんな川だったかなぁなんて思うのですが、何せ一人旅なので運転しなければなりません。帰宅してから少し調べると、日本では8番目に長い川(一番長いのは信濃川)。源流は米沢市福島県の境にある吾妻山(日本百名山)でした。吾妻山に登って源流を観に行きたいです。

たしか、芭蕉奥の細道で山寺(立石寺)より最上川沿いを下り羽黒山(出羽三山)に参拝し、酒田市に向かっています。

1689年(江戸時代初期 2021年より332年前)に芭蕉が訪れた旅で、訪れた場所には句碑が立っており、芭蕉にちなんだ名物もたくさんあります。

 

同じ山寺でも、この歌は違っていた(;^_^A (余談)

そんなことを考えていると、山寺・山寺…。あれ、たしか歌があったかなぁ。

♪山寺の 和尚さんが 毬をけりたし 毬は無し…♪ ?? この後、猫がけられていなかったっけ?あら、今では動物虐待' '`ィ (゚д゚)/。まぁ歌なので、娯楽の意味なのでしょうけれど、猫ちゃんには迷惑な話です。

ちなみに、ここで出てくる山寺は、芭蕉が訪れた山寺(立石寺)とは違うそうです。この歌の山寺は存在せず、モデルになった和尚さんは福岡県のお寺の和尚さんらしいです。

 

話がそれまくってしまっていますが、

一人旅はとても私に合っていて、自由気ままを楽しんでいるのですが、こういう小ネタに気付いても話す相手が私にはいないのです。息子に話しても「だから?」で済まされますし(;^_^A。なので、ブログに書いて発散しています。小ネタ大好きです(*^-^*)。

 

宝珠山 立石寺

実際の山寺(立石寺)は天台宗のお寺で、860年(平安時代)に創建されています。2021年より1161年前です。

800年代は空海最澄が唐から帰国しそれぞれ真言宗天台宗を開いているころで、その初期に作られているので結構古いお寺です。

修験の山であり、その名残が今でも随所に残っています。

 

山全体がお寺であり、奥の院まで登るには800段を超える石段を登らなくてはなりません。

そして、この門をくぐった先は、日本を代表する霊場の一つでもあります。

入場料 大人1人300円(;^_^A。

 

私が訪れた日は夏真っ盛りの8月で、30度を超えようとする暑い日でしたが、この門を一歩入るととても涼しいのです👀。ひんやりしています。霊場

山上の堂に登る。

岩に厳を連ねて山とし、松柏年旧り(松,杉や檜の類いは老木になり)、

土石老いて苔滑らかに、

岩上の院々扉を閉ぢ物の音聞こえず。

岸を巡り岩を這ひて、仏閣を拝し、

佳景寂寞(良い景色はひっそりと静まりかえり)として心澄みゆくのみおよぶ。

芭蕉と弟子の曾良

 

芭蕉がここを訪れたのは7月13日だそうです。

8月も、蝉、沢山鳴いています。はい。

 

 

奥の院まで続く800段を超える石段を一歩一歩登ることは煩悩を消滅させるとも言われているそうです。

煩悩だらけの私は、一歩一歩有難く登らせて頂きます(;^_^A。

 

芭蕉はここに夕方訪れています。元々、ここに来る予定は無く、先の尾花沢市まで進んでいたが「一見すべき好し」と人より言われて、7里(一里は3.93㎞なので27.51㎞)も戻っている旨が書かれています。

私は街道歩きもしているのですが、7里って結構な距離です。江戸時代の人は今の現代人よりも足腰が丈夫であったと思いますが、尾花で宿泊ていて、その際に土地の人より山寺(立石寺)の事を聞いて、朝から戻ったのではないかと思いました。そうすると到着したのが夕方で、宿をとってからこの場所を登り参拝している事も理解できます。

 

樹木の中を抜けると仁王門があります。

階段を上ってきたことで、煩悩を消滅させてきたことを確認する為に仁王像が観ています。その奥には閻魔大王も控えています。

仁王門の下には奪衣婆も祀られていました。

 

霊場でもあるこの場所は、この門を境に浄土となっています。あの世です。

奥の院の大仏様を参拝し、このお寺の開祖である慈覚大師のお堂に行きました。

 

慈覚大師のお堂は断崖絶壁に建てられています。

とても立派なお堂です。左の赤く少し小さなお堂は納経堂。

1000年以上も前からここに存在している。深いです。

 

今は展望台となっていますが、ここは五大堂と言い五大明王を祀り天下泰平を祈った道場とのことです。

浄土から素晴らしい景色を観れました(*^-^*)。

こういう景色を眺めると、自分なんてちっぽけだなぁと思います。

 

芭蕉は、何を思ってここからの景色をながめたのか。

閑さや 岩にしみ入る 蝉の声

 

しばし、眺めを楽しんでいそいそと降ります。

仁王門を再度くぐると、浄土から生き返ってしまいました(;^_^A。

まだまだ、あの世いけないので、この世での修行が続くのだなぁと、何だか現実に戻る…。

 

 

駐車場で待つS子さんに合流し、都内の自宅目指して帰ろうか。

駐車場 300円/日

 

現実に戻された(;^_^A。

鳥海山ジオパークとお宿の夕食

少しまとまった休みが取れたので、以前から行きたいと思っていた鳥海山に行こうとしました。
先日夜22時過ぎに都内の自宅を出発し、夜の関越道を走り、7時間かけて登山口に到着しました。しかし、
 
日本百名山である鳥海山登山に挑んだのですが、生憎、天候に恵まれず泣く泣く下山しました(T_T)。
その記録はこちら👇
 
鳥海山下山後は、取り急ぎ予約していた宿に連絡して早めのチェックインをお願いし、翌日に予定していた鳥海山ジオパーク巡りを少ししてみました。
 
〇にかほエリア
元滝伏流水
約10万年前に流れ出た溶岩流の末端部から滝のように湧き水が絶え間なく流れ出ている場所です。さすが、火山です🌋。実は🌋好きです。はい(。・ω・。)ノ♡。

日本海からの湿った空気の影響で、冬の鳥海山は大雪が積もるそうです。その雪解け水が溶岩層を通り水を通さない地層の上を流れ、その地層が地表に出ている場所のあちこちに湧き水があり、その一か所です。

しかし、かなりの量の湧き水である事や、雪解け水の冷たい水が地表に湧き出し霧が立ち込める光景にびっくりしますが👀、マイナスイオンにとても癒されます。

 
次に秋田県に突入し、道の駅ねむの丘に行きました。
日帰り温泉施設も併設されているとても大きな道の駅です。
 
ここで見れたのは
展望台からの写真で、何だかよく解らないのですが(;^_^A
約2500万年前の鳥海山の山体崩壊崩壊と岩なだれがおこり、小さな丘が点在する地形が出来、そこが湖になったことで、小さな丘は周りが湖になった為小さな島となったそうです。その後、1804年(江戸時代末期)の地震で隆起して湖は無くなり、今では田んぼになっている様です。
本当に田んぼの中に小さな木が生い茂る丘が無数にあります👀。
 
 
写真左に国道6号線が走っており、そこより海側は鳥海山の山体崩れが海に流れ出した場所とのことです。
夕日がきれいに観える場所との事でしたが、この日は天気が悪く夕日は観れませんでした。
 
遊佐エリア
約10万年前に流れ出た溶岩にたくさんの羅漢像が彫られています。
明治時代、吹浦海禅寺の21代和尚が海難事故で亡くなった漁師たちの供養と海上安全を願って掘られたものと伝わっているそうです。
かなりの規模なので実際に見ると圧倒されます。
 
釜磯の海岸噴水
先程の元滝伏流水と原理は同じで、火山である鳥海山の雪解け水、溶岩の層にしみこみ、水を通しにくい層の上を流れて行きます。その、水を通さない層が地上に出ている部分に鳥海山の雪解け水が湧き水として流れ出ます。ここまでは、富士山を始め火山🌋の特徴なのですが、鳥海山の特徴は海の近くの火山であることです。ですので、水を通さない層が地表に出た場所が海岸だったのがこの場所です。

 

お宿からみた夕方にみた鳥海山
雲が晴れることは無かったです(;^_^A。
 
日本海の絶景を観ながら頂く 本日の夕食は👇
 
 
 
生ビール、日本海に乾杯
一杯750円はちとお高い(;^_^A
 
 
お土産購入。
鳥海山を  楽しみました (T_T)
本当は 鳥海山に登りましたが良かった(;^_^A

【狛🐺犬】猪狩神社と龍頭神社

はい、暇ですか?と聞かれれば、暇だと思います(;^_^A。

好きですねぇと聞かれれば、はいそうですと答えます。

飽きずに狛🐺犬探しをしています。

 

 

1、狛🐺犬探し

猪狩神社(いのかりじんじゃ)

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日本武尊が東征の折り、この地を荒らす猪の群れを退治されたとあり、イザナミノミコト、イザナギノミコトと共に日本武尊が合祀されている神社です。猪狩山山頂に奥宮があるそうですが、本格的な登山の様なので、今回は本社だけに参拝しました。

秩父山域の山には日本狼がいた事を想像させられます。ヤマトタケルと狼は伝説でよく出てきます。確か、有名な三峯神社もそうですし、武蔵御岳山もそうです。

狼信仰を感じさせられます。日本狼はこれほど信仰されるような神々しさがあったのでしょうか。猪狩山の麓に立派な社殿が祀られています。彫刻もかなり素晴らしいです。

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本命の狛🐺犬は👇

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かなり、かっこよいヽ(^。^)ノ凛々しいお姿です。

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猪狩神社二の鳥居より本殿に向かって登る階段の両脇に鎮座されています。

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お犬様信仰の神社の中でもパワースポットのような気がします。

 

そして、神仏習合が残っていいて、お隣に松洗院というお寺があります。詳しい事が良く解らなかったのが残念でした。

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埼玉県秩父市荒川贄川1267

 

神社入り口にあるお蕎麦屋さんにたくさん人が来ていた。有名店らしい。

 

龍頭神社(りゅうとうじんじゃ・りょうがみじんじゃ)

龍頭神社は、以前に行った両神神社、両神山御嶽神社の2社と同様に両神山山頂付近に奥宮を祀っている。しかし龍頭神社の奥宮は山頂付近に祀られている他の2社と少し離れた東岳と西岳の中間鞍部に鎮座されているとの事。

秩父地域に伝わっているお犬様信仰(大口真神)の歴史で「狼を派遣する神社」としては、有名な三峯神社より古くから知られているそうです。

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狛🐺犬が二対祀られており、本殿に近いほうの一回り小さい狛🐺犬は古い様子で、所々かけているのが痛々しいですが歴史を感じます。

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集落に祀られている里の宮であり、明治時代に小学校の分校として整備された事があり、現在は廃校をなっていますが拝殿と鳥居の間にグランド(校庭)ともいえる広場が今でも残っています。

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この神社が祀られている両神山日本百名山に選定されている山なのですが、古くからの修験の山でもあり、御祭神である龍頭大明神が、山犬(大口真神)を眷属にしていたとも言われているそうです。

両神山の名前の由来には諸説あり、気になって色々調べています。その両神山の名前の由来の一つに龍頭山(りょうかみさん)、竜神を祀る山が転じて両神山となった。八日見山(ようかみさん)日本武尊の東征のおりこの山を八日間見ながら通過していったので八日見山と名づけられた説があるとあり、その名残りを発見しました。

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八日見山入口の石碑です。

よく見るとそんなに古い感じがしないかなぁ。字の感じも新しいような気がします。しかし、いつ頃の物かはわからないにしても、この地方では「八日見山」という呼び方が一般的であったと考える。今は、龍頭神社の先、両神山に祀られている奥宮に続く登山道(参拝道)は荒廃して危険とありますが、この地に両神山信仰があることは確かな事だと思いました。

両神山役行者の時代からの修験の山なので、歴史がとてもある山とあります。

鳥居越しに山が見えて太陽の光が神々しくも見えます。

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埼玉県秩父郡小鹿野町大字河原沢996-1

龍頭神社奥宮へは渓谷入口から徒歩約4時間

参道(登山道)が荒廃しているとあり、登れるかどうかは不明

 

2、使ったお金💰

  • ガソリン代 約1400円
  • コンビニアイス 138円
  • 合計  1538円

(途中野菜の無人販売所で新鮮野菜購入しました)

喜連川早乙女温泉(栃木県さくら市)

以前より気になっていた喜連川早乙女温泉に行った。気になることは出来るときにする。最近の私の中で思う事。

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当日朝はそんなに早く出発しない。首都圏から高速を使わなくても片道約三時間130km前後。お昼過ぎの空く時間に到着したい。

 

9時過ぎてから出発する。前夜夜遅くまで起きていたので丁度良かった。愛車のS子さん相変わらず絶好調だが都心はすでに気温30度超えている。暑い。

 

美女木JCから東京外環の下を走る国道298号、その先で国道4号で北上する。国道4号線は走れば走るほど車が少なくなりすごくよく走る。速度注意の道路だ。まるで東北道を走っているのかと勘違いしてしまいそう。信号に気付き国道だったと思い返す。良く走る4号線は道路が所々かるく陥没していたり、アスファルトが割れていたりしている。愛車S子さんは車高の低いスポーツカーなので道路の影響をまともに受ける。快適に走りながらも微妙にハンドル操作をする。

道路沿いにたくさんの道の駅がある。駐車場が混んでいるので人出は多そう。コロナがなければ人でがあることは良い事だが、私は人込みが苦手なのでで立ち寄らなかった。

4号線をひたすら快適に走り、宇都宮を過ぎて少し走って脇道に入った。順調に育っている田んぼの稲やトウモロコシ畑を観ると本格的な夏を感じる。

ほぼ予定通りに目的地の喜連川早乙女温泉に着いた。喜連川さくら市に合併する前の町名であったらしい。早乙女は地名。栃木県さくら市早乙女2114とある。旧奥州街道沿いにあった。

駐車場は結構な台数が止められそうな広さ。満車ではないが7割程埋まっている。真夏に日差しが照り付ける季節は出来るだけ日陰になる場所に停めたいと思うが無理そう。仕方がないので無なんな場所に車を停めて車から降りる。

ん、強烈な硫黄臭が辺り一面に立ち込めている。硫黄だけではない。なんだろう他の匂いも混ざっている。鉄?良く解らないがなんとなく金属臭がするように感じた。こんな温泉は初めてだ。

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コロナウィルス対策を十分されており、それに従って番台風の受付で入浴料を支払う。大人1人1100円少し高く感じる。都内の日帰り温泉施設でも1000円以内で入浴できる場所は結構ある。地方に行けばMAXでも800円であろう。500円以下も珍しくない。そんな中、1100円とあれば、どんなに良い湯なのか、1100円支払っても入りたいと思う客がいるから設定されていると考える。

無料の小さな貴重品ボックスにお財布他を入れて鍵を閉める。おや、鉄で出来ていいると思うカギは真っ黒に変色している👀。

いそいそと女湯に向かう。脱衣所は昭和レトロそのものだ。

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さっと支度してお風呂に向かう。ドアの先は想像以上の光景が広がっていた。

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これははっきり言ってびっくりする。色々な意味で。

まずはお湯。乳白色のエメラルドグリーン。こんなお湯を観たのは初めて。匂いも強烈、硫黄と何か癖のあるようなにおいが混じっている。私は出かけるのが好きですが、行ったことがある日本列島の最北端が中尊寺金色堂で、東北の名湯は全く知らない。しかし、おそらく名湯に引けを取らない温泉であることは間違いないと確信した瞬間だ。

ここのお湯は時間によって色が変化するという。毎日お湯を入れ替えられているそうで、午前中は乳白色のエメラルドグリーンで、夕方から夜には乳白色になるという。緑色が関係しているのならば銅が含まれているのか。良く解らないが。地中から湧いてきて空気で酸化するのか。不思議な温泉だ。

取り急ぎ体を洗おうとしたら、この状態。

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洗い場は沢山あるので困ることは無くむしろソーシャルディスタンスも十分に取れる。カランの他金属の色の変色がすごい。温泉が濃い事が良く解る。そういえば、脱衣場にアクセサリー類は変色するかもしれないので外すように注意書きがあった。種類によっては本当に変色しそう。

 

しかし、アメニティー

ボトルが一本のみ(笑)。中身不明(笑)。しばし考える。とりあえずお湯を出した。アチ!。そういえば源泉は70度以上あったっけ。しかも硫黄の匂いぷんぷんするし、温泉独特のお湯の感じもする。蛇口から出ているのは源泉ではないか。もったいないようにも思ったが暑すぎるので水と混合する。調節はかなり難しい(;^_^A。ふと思った。こんな源泉が強い温泉でシャンプーをしようと思うか?そう考えればおいてあるボトルの中身はボディーソープと予想する。

 

かなり、良いお湯だと思うが、ある意味で強烈な温泉である。最初のお風呂場の写真を観てほしいい。屋根はトタンにカヤが広げられているだけ。壁は無く青空が見える。浴室の窓は開けられているがその窓は木枠。いつの時代か?風通しが良いのは多分に気持ちが良い。

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温泉の概要は以下

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加水しているそうです。はい、加水してこの温泉。濃い。まさに源泉かけ流し。素晴らしいお湯です。

 

首都圏から日帰りで行ける温泉は結構多くあるが、ここ程いろんな意味で強烈な温泉は無いかもしれない👀。かなりすごい。

 

帰りの車の中、自分の体がいつまでも温泉の硫黄と何かの匂いがする。エアコンガンガンにつけているのに暑い。エアコンの調子が悪くなったのか?と一瞬思ったが、私が温泉に浸かったからだと気づく。かなり良く温まった。

 

お昼を食べそびれたので、途中のコンビニでアイスを購入。

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108円。さっぱりして美味しかった。

 

  • 使ったお金💰
  • ガソリン代 約1150円
  • 入浴料 1100円
  • アイス 108円
  • 合計 2358円

私が訪れた日帰り温泉一覧はこちら👇

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YAMAPの奥多摩ハイカー制覇

私は、山歩きや街道歩きにYAMAPというアプリを使用しています。

そのYAMAPで奥多摩イカーというものがあり、決められている奥多摩の山8座を登頂すれば、YAMAPの自分のページにバッチが頂けます。

私の山歩きの原点は奥多摩の山です。今でも奥多摩の山は好きでちょこちょこ?結構頻繁に奥多摩には出かけていまして、気付けば残り一座になっていることに気付き(^_^)(^_^)最後の一座を登り、ちゃっかり奥多摩イカーのバッチを頂きました(^_^)v。

 

という訳で、奥多摩イカーの山はすべて登ったので、少し振り返りも含めで記録しておこうとおもいました。

1、奥多摩イカー8座(標高低い順)

①御岳山 929m

標高929mの山頂に武蔵御嶽神社が祀られている山。奥多摩の山の中では唯一ケーブルカーがあり、一番登りやすい山だと思います。

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武蔵御嶽神社

ケーブルカー滝本駅よりケーブルカーで一気に標高831mまで行けますので(料金大人片道600円)そこから少しハイキング気分で歩いて山頂に向かえます。ケーブルカーに乗らなくても、滝本駅近くから参道(登山道)が軽自動車が走れる程に整備されていますので、自力で登ることも勿論可能です。

武蔵御嶽神社の特徴はお犬様信仰により愛犬と一緒に参拝出来る事です。我が家の愛犬秋さんも参拝しました。ケーブルカーは有料ですがペットも乗れます。

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御嶽山の山頂は武蔵御嶽神社が鎮座されており、山頂の碑は神社の奥にあるようですが行けるのかな?。

神社参拝の後は、奥にあるロックガーデンに渓流ハイキングをするのも良いし、同じく奥多摩イカーの大岳山に向かって縦走しても良いと思います。

又、ケーブルカーで登らずに、日ノ出山登山して御岳山にプチ縦走するような山歩きもお勧めです。

愛犬秋さんと一緒に登った時の記事はこちら👇

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山歩きの記録はこちら👇

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棒ノ折山(棒の嶺) 969m

棒の折山(棒の嶺)は埼玉県との県境にあります。東京都が設置された山頂の碑とは形が違い、山頂の碑は埼玉県が設置されています。

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棒の折山(棒の嶺)

棒の折山は東京都側からも行けますが、メジャーなのは埼玉県名栗村より沢沿いに登るコースです。暑い間は沢沿いのとても涼しい山歩きが出来ますが冬は凍結の危険があるとのことです。

奥多摩より登るコースと埼玉県名栗村より登れる二つのコースを登りました。距離と上りの累積標高だけを観ると、埼玉県名栗村より登る方が楽に登れますし、初心者向けの沢登りですので夏はとても涼しいです。奥多摩より登ると上り累積標高が1000m程になり、距離も長く時間もかかりますので登山した~という気分を味わえます。

埼玉県名栗村より登る

埼玉県名栗村日帰り温泉さわらびの湯からスタートします。沢沿いを登りますが関東ふれあいの道埼玉県にもなっていますし初心者向けですので、少し山歩きをされている人なら楽しみながら登れます。全く山歩きが初めての人なら少し驚くかもしれません。実際に私が歩いた記録では距離8.3㎞、上り累積標高931mでした。愛犬秋さんもこのコースで登りましたが、帰りはザック犬になっていました(笑)。

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その時の記録はこちら👇

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奥多摩より登る

奥多摩より登るコースは関東ふれあいの道東京都になっています。関東ふれあいの道ではJR青梅線川井駅よりバスで登山口まで行くコースになっていますが、川井駅から歩いてもそんなに距離はありません。30分程度だったかな。こちらは上り累積標高が1069mと、ちょっとした登山であり、距離も17.8㎞となかなかのコースになっています(バスを使えばもう少し楽に登れます)。当時、山歩き初心者でしたので時間は8時間かかっています。棒の折山から、高水三山の一つでもある岩茸石山を経由し、惣岳山を経てJR御嶽駅に降ります。

その時のブログはこちら👇

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私は車で登山口まで行くことがほとんどなのですが、電車移動をするのであれば、埼玉県名栗村より奥多摩に降りるのも楽しい山歩きが出来ると思います。

③大岳山 1266.4m

大岳山は御岳山の奥にある山ですが、比較的登山口から距離がある山です。日本二百名山、花の百名山でもあります。

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大岳山

一般的なコースは御岳山より奥に進むようなコースです。途中道が二手に分かれるので、ピストンで山歩きしても息と帰りでコースを変えるのも良いと思います。御岳山のケーブルカーを使えば時間や体力に余裕を持って登れます。

私は、鳩ノ巣より歩き始めなのですが、途中で登山道が通行禁止となっていて、う回路を通り、なんだかんだですごい山の中を登ったので上りの累積標高が1888mと、とんでもなく大変な山歩きになってしまいました。

このコースでの登山をお勧めできませんが、その時の記録はこちら👇

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④御前山 1405m

御前山は奥多摩湖の南側にある山で、日本二百名山でもあります。色々な登山コースがある山ですが、奥多摩の急登の一つでもある大ブナ尾根コースで登りました。はい、急登でした。

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御前山

奥多摩湖を見下ろしながらの山歩きも良いものです。私が行った日は梅雨の時期でしたので、雨の山歩きでしたが、それはそれで楽しいのですが、山頂からの景色は何も見えません(;^_^A。いつか三頭山から縦走したいです。

その時のブログはこちら👇

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山歩きの記録はこちら👇

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⑤三頭山(中央峰) 1531m

奥多摩湖の東側、奥多摩周遊道路の上にある山で、日本二百名山でもあります。文字通り三つの峰を持つ山です。恐らく私を含めてほとんどの人はその三つの峰を通る山歩きをしていると思われます。YAMAPの奥多摩イカーでは中央峰を通過するように設定されています。中央峰はこちら👇

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三頭山中央峰(1531m)

三頭山には中央峰の他東峰と西峰があります。

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三頭山西峰(1524.5m)

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三頭山東峰(1527.5m)

一番標高が高いのが中央峰ですが、山頂が開けていて眺めもよく(お天気が良ければ富士山も見えます)お昼休憩にも良いのが立派な山頂の碑がある西峰です。
都民の森から登ると上り追跡標高は774m、距離は6.1kmと比較的ハイキング気分で登ることが出来ます。他のコースから登ればがっつり登山を味わえます。
ブログはこちら👇

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山歩きの記録はこちら👇

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⑥川苔山 1363.2m

川苔山は登山者に人気がある山で、一般的な登山コースは奥多摩駅よりバスに乗り日原街道を登り川乗谷バス停から林道を歩き、百尋の滝を経由して登るりJR鳩ノ巣駅に降りるコースです。

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川苔山

 

私はコースを反対に鳩ノ巣より登り初め、おまけに瘤高山を経由したので、少しハードな山歩きをしています。

山歩きの記録はこちら👇

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鷹ノ巣山 1736.6m

鷹ノ巣山は、七ツ石山からつながる石尾根にある山です。

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鷹ノ巣山


この山も色々なコースで登ることが出来ますが、私は奥多摩湖の水根登山口より登りました。水根登山口からの登山道は一か所がげ崩れで回り道しましたが、大半はきつい傾斜も無く登山道も歩きやすかったです。ただ、山自体の標高が比較的高いため上り累積標高が1581mと山登りをしたなぁと実感出来ます。石尾根も気持ちよく歩けますし、お隣の六ッ石山を経由して下山しました。六石山の水沢尾根は奥多摩三大急登とも言われているコースで、下りは滑り落ちないように注意しました。ちなみに、以前この水沢尾根登ったこともあります。はい、きつかったです(;^_^A。

鷹ノ巣山の山登りの記録はこちら👇

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雲取山 2017m

 東京都最高峰、日本百名山でもある雲取山です。

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雲取山

雲取山山頂は埼玉県・山梨県・東京都の県境にありますが、山梨県雲取山の碑だけ別に建てられており、東京都が建てている山頂の碑は東京都と埼玉県の連名になっています。県境と山頂が微妙にずれているのでしょうか。ちなみに山梨県を検索すると雲取山山梨県の山に入っておらず、埼玉県では6位にランキングされています。

奥多摩山梨県との県境に近いところにあるお祭り登山口よりピストンで登るのが一般的なコース。しかし、往復8時間かかる山深い場所にある為一泊二日が推奨されています。私は、一日目は三条の湯にテント泊し二日目に雲取山に登り、七ツ石山を経由しました。

その時のブログはこちら👇

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山歩きの記録はこちら👇

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2、奥多摩イカー 登ってみて

山歩きを始めてから、ただただ山にいるのが楽しくて、気が付くと登っていたような気がします。最後の川苔山は、山歩き当初にも一度登っていたので、バッジにつられた感がありますが何回登っても山歩きは楽しいなぁと思いました。

奥多摩の山歩きをすればどの山も人気のある山で登山道も整備されており、しっかりと地図やGPSを準備して登れば、少し山歩きに慣れている人が登るには登りやすく、山や登山コースによってはがっつりした体力を要することもあるので満足感を得ることが出来ます。

登山に慣れていない人でも登山口が比較的標高が高い場所にあり、上りの累積標高が低くても登れる山もあるので色々な人が自分の体力に合わせて登れることも良いです。雲取山に挑戦すればテント泊や山小屋泊まで体験できますし、かなりお得な山域だと思っています。

また、都内なので人口も多ければそれに伴い登山者も多くいるので、週末などは人が多い事もしばしばあります。ま、それはそれで山なので。

ただ、都内と言っても登山は山の中に行くので滑落や事故、怪我、道迷い等、何処に行っても注意しなければいけないのは同じだと思います。時々ヘリが飛んでいますし。

森林限界を超える山歩きではありませんが、森の中を歩く山歩きも楽しいので、今後も奥多摩の山に登り続けたいと思っています。気が付けば奥多摩100山制覇していたなんてことがあるかもしれないです(*^-^*)

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奥多摩100山

 

子ノ権現天龍寺 関東ふれあいの道 埼玉県3 伊豆が岳を超えるみち

なんちゃってですが、

地味に関東ふれあいの道を歩いています。

関東ふれあいの道は、公共交通機関を利用してチャレンジできるように設定されている為、車移動の私にはすべてをコース通りに歩くのは難しいのです。ですので、なんちゃってです(;^_^A。

 

山歩きを始めたころに何気に奥多摩の山歩きをして、東京都の7コースを突破していることに気付き(;^_^A、埼玉県に突入してしまったのです。はい。

関東ふれあいの道は、各都道府県のコースを制覇した時、全コースを制覇した時に申請すれば記念品が頂ける仕組みになっていますが、私はなんちゃってなので、申請しておりません。なんちゃってですが歩けたことに満足しています(*^-^*)。

 

という事で、埼玉県の1コース目はこちら👇

yamap.com

この時に歩いたコースもなんちゃってです(;^_^A。

 

今回は、埼玉県2奥武蔵の古刹を訪ねるみちと半分程コースが同じ埼玉県3伊豆が岳を超えるみちに行くことにしました。

 

 

1、関東ふれあいの道3伊豆が岳を超えるみち

埼玉県飯能市西武鉄道吾野駅をスタートし、同正丸駅がゴールとなっている、距離14.5㎞、時間6時間20分のコースです。

今回も愛犬秋さんも一緒に行くと張り切って尻尾をお座りしフリフリして、目をランランと輝かせているので一緒に行くことにしました。

車で行くので、駐車場は東郷公園第一駐車場に停めました。この場所は今回のコースにある場所です。

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東郷公園第1駐車場

2、子の権現天龍寺

子の権現天龍寺は、天台宗のお寺ですが、檀家を持たないお寺とあります。

911年(平安時代) 子の聖が創建されたと言われています。鳥居とお寺の門がある「神仏習合」が残っているお寺でもあります。

創建時、創建者である子の聖が開山するのを阻止しようと鬼が火を放ったと言われていいます。その時、十一面観音天竜の姿になって表れ大雨を振らせて鎮火させたと言い伝われているそうです。

子の聖はその際に傷を負い悩まされた事より、腰より下に悩む人々が念じれば、わが霊験を授けんとあり、足腰を使う職業やスポーツ選手に信仰があると言われているそうです。

鬼に火を放たれ、天龍が大雨を降らせて鎮火させたと言われる境目の場所には降魔橋が架けられています。

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降魔橋

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子の権現 天龍寺 門

 

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仁王像

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本堂

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日本一の大きさ重さ2トンの鉄のわらじと夫婦下駄

閻魔堂もありましたが、写真を撮るのを忘れました(;^_^A。

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手 少し解りにくい場所にあります

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展望台

 

3、伊豆が岳

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伊豆が岳山頂

 標高851mの伊豆が岳山頂です。この辺りはチャートで出来ている岩とのことで、山頂は岩山になっています。正丸峠方面より登る方には、男坂と女坂がありますが、男坂は落石の恐れがあるとのことで通行禁止となっていました。男坂は岩登りコースの様です。

伊豆が岳の名前の由来は所説あるようですが、山頂が開けており、天気が良い日には伊豆半島まで望めるというのが有力の様です。

ちなみに、この場所が今回のコースで一番標高が高く851mですが、尾根をずーっと歩くので、かなりハードなコースでした(;^_^A。

 

4、アップダウンの尾根道を歩き、ゴールは正丸駅

吾野駅方面より歩き始め、根の権現を過ぎいくつものアップダウンを、ヒーヒー言いながら途中にある山頂を通過しました。

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高畑山 標高695m

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古御岳 標高830m

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伊豆ヶ岳 標高851m

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五輪山

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小高山 720m

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やっとの思いでたどり着いた正丸駅

正丸駅からは吾野駅まで二駅電車移動しました。178円。

5、使ったお金とお昼ご飯

  • ガソリン代 約750円
  • ジュース2本 300円
  • 電車代 178円
  • 合計 1228円

お昼ご飯はお弁当持参しました。途中のベンチで頂きました。

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本日もランチジャー弁当

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秋さん休憩中

 

山歩きデータはこちら👇

 

yamap.com

 

 

 

 

西沢渓谷 七ツ釜五段の滝

以前より行きたいと思っていた

西沢渓谷 七ツ釜五段の滝に行ってきました。

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七ツ釜五段の滝 新緑

 

昨年は落石にて三重(みえ)の滝より先に行けなくなっていました。冬季は通行止めになることもあり、今年(2021年)4月29日渓谷山開きに合わせて通行止めも解除されました。

 

ここ最近の関東地方は梅雨入りを思わせられるお天気が続いており、晴れることが無く、小雨がぱらつく日が続いていますが、行きたいと思った時に行こうと、ハイキングに行ってきました。

 

西沢渓谷

西沢渓谷は、山梨県・埼玉県・東京都にまたがる奥秩父山塊の埼玉と山梨の間を通っている雁坂みち(国道140号)から少し入った所にあります。甲府盆地を流れる笛吹川の上流です。西沢渓谷があれば東沢渓谷もありますが、東沢渓谷はハイキングコースではないようです。

ハイキングルートとして整備されている西沢渓谷は、渓谷入口より渓流に沿って自然が造った造形美を楽しみながらハイキングし、最後のクライマックスに七ツ釜五段の滝に圧倒される素晴らしい渓谷です。

冬季は閉鎖されていますが、新緑、紅葉共にとても美しい自然を楽しめる場所です。5月初旬はシャクナゲの時期でもあります。

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七ツ釜五段の滝を過ぎれば少しだけ山を登り、その後はトロッコ線路跡に沿って静かな山道を楽しみ渓流入り口に戻る周回コースとなっています。

1周約10㎞で、約4時間程度で歩けますが、絶景だらけなので見とれてしまい、写真を撮ったりでついつい足を止めてしまいます。

七ツ釜五段の滝までの道は、沢に沿って歩く登山道のようなハイキングコースで、鎖は可能な限り整備されていますが、歩きなれた靴は必須で、登山用やハイキングシューズを履いて行ったほうが良いと思います。標高も1000m少しあり、沢沿いは寒い事もあるので、衣類も一枚か二枚多め、持ち物も両手が使えるリュックが良いと思います。

 

七ツ釜五段の滝

七ツ釜五段の滝は、日本の滝100選に選ばれている滝の一つです。周辺の山より流れ込んでくる沢水で豊富な水量がありとても迫力がある滝です。音も轟音がします。

滝が見えた瞬間、誰もが無意識に感動の声が出てしまいます。

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どうしたら、こんな滝が出来るのかなぁと思っていたら、一枚の大きな花崗岩に沢の水が流れ落ち風化侵食が繰り返されてできた自然の造形美とありました。

この場所で撮影された写真を観ることが多いのですが、実際の場所に行くと落差も水量もとてもダイナミックで、圧倒されます。本物見て…という事は全く無く、良い意味で期待を裏切られます(*^-^*)。

 

流れてくる豊富な水は、透明で大迫力で滝つぼに流れ落ちます。滝壺は、流れ落ちる水に侵食され釜の形。水は透き通ったエメラルドグリーン。しかも五段も連なっており、(迫力+美しい)×5段ですヽ(^。^)ノ。山奥で自然が作り出した美しさは偶然が重なってできた物かもしれませんが、とても雄大で、観る人々が感動できる大変すばらしい場所です。本当に美しいです(*^-^*)。

 

自然が造った芸術作品

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大吊橋と砂防堰堤 ここも規模が大きく迫力があります。

 

大久保の滝

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三重(みえ)の滝

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この辺りでは、水の色はコバルトブルーに見えます。

 

ふぐ岩

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ふぐに見えるかも(´艸`*)

 

竜神の滝

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恋糸の滝

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貞泉の滝

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母胎渕(欧穴)

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ここもすごい。花崗岩の岸壁を水流が回転して洞穴が出来ている。流れがとても速いので、水流の回転は少ししか感じられませんが、これだけ大きな洞穴が出来るくらいなので、深いところで水流が回転してるかなぁ。作ろうと思って作れるものではないです(;^_^A。自然の力は素晴らしいです。偉大です。

 

七ツ釜五段の滝

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到着した時に初めて見る場所です。五段の滝の五段目の落差がとても高く、流れ落ちる様は大迫力です。多くの写真は、この先で撮られている様です。

 

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シャクナゲ

5月初旬はシャクナゲの時期ですが、この日はすでに終わっていました(T_T)。何とか撮った一枚の写真です。満開の時期に行くととても美しいと思います。

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ハイキングデータはこちら👇

yamap.com

道の駅大滝温泉でお風呂

渓谷ハイキングを堪能した後は、雁坂トンネルを通行料590円(軽自動車)を通り、秩父に抜けました。その先にあるリピしている立ち寄り温泉「道の駅大滝温泉」で温泉♨満喫しました。

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 休日は大人1人800円です。

ここのお湯はぬるぬるしていて塩気があるお気に入りの温泉です。HPによると、㏗8.4の弱アルカリ性温泉で、主成分はナトリウム・塩素・炭酸水素・メタホウ酸とあり、硫黄の匂いはしない感じです。

お風呂は内風呂のヒノキ風呂と荒川沿いに解放感がある岩風呂があります。温泉は露天風呂好きなので、岩風呂に直行し、ぼーっと山と空を観ながらゆったりお湯につかりリラックス。岩風呂は室内なのですが、荒川に面している部分大きく解放されているので、露天風呂気分が味わえます。休日だった為か、結構人手が多く賑わっている道の駅立ち寄り温泉でした。

 

交通手段と駐車場とおやつ

詳しくは西沢渓谷/七ツ釜五段の滝/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報にあります。バスは山梨市駅塩山駅より出ていますが、本数が少ないようです。

車🚗で行く場合は山梨側から雁坂道(国道140号)。埼玉側からは秩父を抜けて雁坂道(国道140号)ですが、雁坂トンネルを通るので、お高い通行量が必要です(;^_^A。

都内より行く場合は埼玉秩父経由で行くか、中央道で山梨に抜けるか、もう一つは青梅街道で奥多摩を抜け、大菩薩ライン(国道411号)を走り山梨に抜けて雁坂道に登り直すかになります。どこを走っても日帰りできますが、地味に遠いです(;^_^A。

 

駐車場

駐車場は渓谷入口近くに公共の駐車場と民間駐車場(500円)があります。少し離れた道の駅みとみの隣にも公共の駐車場があります。

 

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今回は、青梅街道~大菩薩ラインで山梨に抜け、雁坂道に登り直していきました。時間は約3時間半(;^_^A。帰りはそのまま雁坂道を秩父に抜けて帰宅しました。

駐車場は、渓谷入口近くの駐車場に停めることが出来ました。

 

おやつ

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よもぎ餅 160円

 普段はあまり食べないのですが、山に来るとお腹が空いて甘いものが美味しい。バス停隣の不動小屋さんでよもぎ餅を購入。高級なよもぎ餅だなぁ(笑)とケチな私は思いましたが、美味しいヽ(^。^)ノ。よもぎの風味がすごく出ている!。こんな、よもぎよもぎよもぎ餅を初めて食べました。甘さ控えめなのも嬉しい。あっという間に完食しました。ご馳走様でした<(_ _)>。

 

使ったお金💴

  • ガソリン代 約1500円
  • 雁坂トンネル通行料 590円
  • よもぎ餅 160円
  • 立ち寄り温泉 800円
  • サンドウィッチ 258円
  • 合計 3308円

余談 サンドウィッチは温泉入った後、併設されているファミマで買いました。一切れのみ食べて残りは翌朝頂きました。

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【狛狼🐺犬】両面神社と道の駅あらかわで行者ニンニクソフト🍦

気になっていた両面神社に再度チャレンジしました。

 

実は、以前近くに行った際に行こうとチャレンジしましたが、下調べ不足で行けなかったのです。近くまで行った時の記事はこちら👇

kechico.hatenablog.com

 

この辺りは埼玉県と山梨県の境目ですので、結構遠いです。この先の雁坂トンネルを抜ければ山梨県です(;^_^A。

 

その後も少し調べてみると、なんとなく両面神社の場所が解ってきましたので、再度チャレンジしようと出かけました。

 

埼玉県秩父より山梨方面にR140をひたすら走ります。途中三峯神社方面とループ僑方面に道は分かれますが、その先で合流するのでどちらを走っても大丈夫です。しかし、三峯方面は、三峯神社への分岐を過ぎた先は車がすれ違えるのがやっとの山道になります。

 

 

R140をひたすら走り山を登っていくと、川又観光トイレに到着します。この奥に栃本集落があり、標高800m前後の山の斜面に家が建っています。

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川又観光トイレ

 

1、栃本集落と栃本関所跡

この辺りはすでに戦国時代より関所が置かれていました。江戸時代に入り、「入り鉄砲と出女」を取り締まるために、中仙道と甲州街道の間になる秩父往還の通行人を取り調べる目的で栃本関が置かれました。

建物は火事で二回焼失され、現在の建物は幕末に建てられているので、築200年程になり、関所らしい古くて立派な建物です

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栃本関所跡

天空の集落は、江戸時代以前より続くとても貴重な集落であることを知りました。

しかし、R140号は雁坂道と言われていて、現在の交通の難所でもありました。雁坂道が開通したのは1998年で23年しか経っていなくつい最近の出来事です。

 

2、両面神社と狛🐺犬

神社に祀られている狛犬の多くは獅子の形をしています。狛犬が獅子の形になったのは江戸時代と言われており、獅子の形ではない形の狛犬にはそれそれの説がありそうです。

その中で狼の形をした狛犬は、この秩父地方から奥多摩地域に広がる山域に多くあり、その多くの神社は江戸時代以前の創建でもある歴史ある神社です。狼を祀っている代表的な神社である三峯神社もこの向かいの山に祀られていますが、この両面神社は三峯神社の姉妹社と言われています。

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両面神社 狛犬と本社

両面神社という名前はどこからきているのかなぁなんて考えていると、「両」は二つで一組になっているものとあり、「面」は顔や向いているほう等があります。もしかしたら三峯神社との関わりかもしれませんが、何だかよく解らないです(;^_^A。

ただ、山仕事をする人や峠越えの旅人の安全を祈願する山口神社として祀られたという事は、ここから十文字峠に抜ける登山道がある事より確かな事かもしれないです。

 

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両面神社 狛🐺犬

本社の中にも1対の黒い狛狼犬が祀られています。写真を撮ろうとしましたが、上手く映りませんでした。

両面神社は、R140号川又バス停奥より入り、栃本関所跡を曲がった後は、道なりにまっすぐ進み集落を抜けた先にある十文字峠に向かう登山道へ向かいます。登山道入り口より20分弱、登山道を歩いた先に社があります。

 

3、道の駅あらかわでソフトクリームは行者ニンニクソフト

帰りにお腹が空いたなぁなんて思いましたが、何か食べる気分ではなかったのです。

道の駅あらかわに新鮮野菜が無いかなぁと立ち寄りました。そういえば、ソフトクリームと思い、ふらふらとお店に近づき、購入したのは行者ニンニクソフトクリームヽ(^。^)ノ。何だか冒険している様ですが、ご当地物を食べたいなぁと思ったのです。

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行者ニンニクソフトクリーム 390円

ニンニクの匂いが鼻に抜けます(笑)。ソフトクリームはとても美味しかったです。微妙な組み合わせです(*^-^*)。完食しましたヽ(^。^)ノ。

 

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4、使ったお金

  • ガソリン代 約1500円
  • ソフトクリーム 390円
  • 合計 1890円

 

 

【雑談】山歩きを始めて良かったこと

 

静かさと一人の時間を持ちたいと思った私は、思いついたように

山に行きました。

 

山歩きとは全く無縁だった私にとって山歩きはどういうものか全く解らなかったです。色々ネットで調べてみましたが、何だか全くイメージが出来ませんでした。

 

何だかよく解らない中で、

地図を準備して、トレッキング用の服を購入、そして、クローゼットの奥からトレッキングシューズを引っ張り出しました。

 

浅間嶺(東京都檜原村)

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この日はお天気も良く山頂より富士山も見える気持ちの良いハイキング日和の一日でした。

 

私にとっての山歩きは、非日常の時間でした。

当初は体力が全く無かったので、はぁはぁ言いながらの山歩きでした。そのことは、頭の中の余計な事や悩み事を考えている余裕を無くしてくれました。

毎回、ヒーヒー言いながら、心の中では「まじか~」と何度も言いながら、やっとの思いでたどり着いた山頂に立った時の景色の素晴らしさ。その時の達成感。大好きな富士山も見える。言葉にならない感覚でした。

 

お腹が空いた。持参したお弁当を食べる。何時もと変わらないお弁当なのにとても美味しい。ご飯ってこんなに美味しかったのか。暖かいコーヒーを飲む。心がホッとする。辺り一面に広がる素晴らしい景色に美味しいごはん。きれいな空気を深呼吸して目いっぱいに吸い込む。山の匂いを感じる。心地よい鳥の声に温かい日差し。

こんなに自分の心が嬉しいと感じる事。

この感覚を知れたことは本当に良かったです。

 

私の心が嬉しいと感じる事は

五感が嬉しいと感じること

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚

 

美しい物や興味のあるものを観る

自然の音を聴く

自然の匂いを感じる

暖かい日差しを身体全体で感じ、

美味しいご飯を食べる。

 

全てが山にありました。

 

 心が嬉しいと感じる体験が出来る山歩き。

それからは、休みがあれば山に登るようになりました。

 

体力がついてくると八ヶ岳(赤岳)や日光白根山谷川岳にもチャレンジしました。

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初めてテント泊もしました。

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何度も何度も山歩きをすることは、自分と向かい合う時間だったように思います。

 

子育てを卒業し、一人の人間としてこれからの生活を送り始めることになり、自分も自分の周りの状況も変わっていきます。

体力も若いころと同じではない事で老いを感じ、老いを考えるきっかけになりました。

 

そんな中、変わるものと変わらないものがある事に気付きました。

そして、自分を知り、状況を冷静に理解する。そうすれば、対応の仕方が解り、折り合いを付ける大事さを知る事が出来ました。

焦る必要がない事が解ると、気持ちに余裕を持つことが出来たように思います。

全ては山が教えてくれました。

 

山歩きは、決して安全とは言えない面があります。しかし、他の事でも、絶対に安全という行動があるかと考えれば、無いかもしれないです。極論ですが。

 

安全に山歩きを楽しむ

 

まだまだ、経験が少ない私は、もっともっと山歩きを楽しみ、いろいろ心が嬉しいと思う経験をしたいと思っています。

 

山歩きを始めるときに思った事は

とりあえず山歩きをしてみよう。もし山歩きを楽しいと思ったら、10年歩てみよう。

 

今、当初を振り返れば、楽しくて楽しくて仕方がない山歩きでした。

 

この先の10年、どうしようかなぁと考えました。

100名山目指すも良し、200名山、300名山目指すも良し

日本アルプス目指すも良し

 

目標があると計画はたてやすいのですが、

 今の私はただただ山を楽しみたいと思うので、なかなか目標を立てられなくなっています。

それでも良いと思う。

 

行きたいと思う山に行こう

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